ディスコグラフィー

2003

B'z15周年…お祭り騒ぎ!

03月26日 IT'S SHOWTIME!!
03月26日 マキシシングル化再発売
06月11日 KI
07月16日 野性のENERGY
08月27日 異邦人
09月17日 BIG MACHINE
10月08日 イミテイション・ゴールド
11月26日 THE HIT PARADE


34th Single 3/26/2003
IT'S SHOWTIME!! 7:59
IT’S SHOWTIME!!
Mixed by HIROYUKI KOBAYASHI


シングルは3曲入りになったかと思えば今回は2曲。ということでちょっと安くなりました。

スリーヴケース仕様。ベスト盤や「ultra soul」等と同じ上から被せるケースです。

筆で書かれた題字は書家柿沼康二氏によるもの。躍動感たっぷりですね!
勢いあるカラフルな筆とメンバーのモノクロ感があってます。

密かに、今回からミキサーが変わっています。野村さんはレコーディングエンジニアのみ。

ワイルドなファッションのモノクロジャケ写。松本さんは左利きに転向したとかいうわけではなくて、ギターをただ持っているだけ。この支え方は重くないのかしら?
そして、謎が謎を呼ぶ稲葉さんのシャツの胸に掛かったモザイクは……某ネズミー王国への対策でしょうか?(笑)
さらに! 松本さんは下着が見えちゃってません?! クロムハーツのトランクスかしら。(爆

このシングルと同時に「BE THERE」から「裸足の女神」までのシングル10タイトルをリマスタリングしてマキシシングルで再発売。

CD店に配られる試聴CDは、「IT'S SHOWTIME!!」一曲のみのと、「1.IT'S SHOWTIME!! 2.BE THERE 3.太陽のKomachi Angel 4.EASY COME, EASY GO! 5.IT'S SHOWTIME!! 6.愛しい人よGood Night... 7.LADY NAVIGATION 8.New Message 9.ALONE 10.BLOWIN' 11.IT'S SHOWTIME!! 12.ZERO 13.愛のままにわがままに 僕は君だけを傷つけない 14.裸足の女神」といった内容のもの。
収録曲は対照的な2曲ですが「IT'S SHOWTIME!!」が開演で「New Message」が閉演。お後がよろしいようで(笑)。

B5の「B'z 15th Anniversary」とロゴの書かれた今年の意気込みを表すフライヤーと、「IT'S SHOWTIME!!」ジャケ写の30×30特大フライヤーも作られました。後者は大っきすぎてMY収集ファイルに入らない!(笑)

初登場1位も丁度30作目。そしてシングル連続TOP10入りも14年で単独トップに。

第18回日本ゴールドディスク大賞 ソング・オブ・ザ・イヤー受賞

登場数:19週 総売上:422,702枚 年間チャート:12位
1. IT'S SHOWTIME!! 4:01
Bass & Programming: AKIHITO TOKUNAGA


15周年のB'zを象徴する曲。
打ち込みリズムの、松本さんが「マイナーキーの解り易いコード進行を使った」というように哀愁ある近年のB'zらしい曲。「ultra soul」路線とも言える。
製作段階ではM-1で呼ばれ、昨年2002年4月に10数曲制作したデモの1曲で、9月に徳永さんの他、山木秀夫さんと小野塚晃さんでデモを作りました。
シングルにしようとオケを作り始めたのは11月初旬。
テンポのあるものをシングルにしようと思っていましたが、最初はまったり曲でした。アレンジが二転三転して現在の形に。

歌詞は12月上旬に完成しました。
歌詞は先方からタイアップの依頼を受け、「“WELCOME TO THE SHOW”のテーマで書いたら?」と松本さんが提案。それをベーシックに考えたということで、スポーツ大会やLIVE-GYMを彷彿させる様な臨場感溢れる内容です。それに限らず、違う自分に出会えるような“IT'S SHOWTIME!!”みたいな特別な場所をイメージしました。

イントロの重厚な熱いギター。日が沈みかけた頃の正にライヴ開演時間を思い出しました。あの始まる瞬間が一番来るんですよね〜。ワクワク感の絶頂。
この曲のサビへの流れは早口ですねぇ。一般人が歌うにはかなりのレベルが必要です(笑)。
“悔いのない時間が流れて”のここでの松本さんのギターにシビレました!! 左手指の動きが凄い! 8連符開放弦プリング炸裂です!
コーラスの“FU FUFU〜”も好き。
2番の“虚しさに嘖まれる”のズンズン来るリズムは頭振っちゃうよ〜(笑)。
ライヴで“ボク〜に足りないのは!?”と振ったらみんなが“想像力!!”と掛け合い! その後の稲葉さんの“YES!!!”がカッコいいんだ!!
転調したDメロに、ギターソロ。最後のサビへの入りを盛り上げてそして“灼熱への”で一瞬 間を取る。くぁ〜っ! たまんねっす!!
“It's showtime!!”と歌ったらファンが続いて“It's showtime!!”と歌うライヴ光景を想像しました。
最後はしっとりナイロン弦エレアコYairi CE-3をエンディングソロに聴かせて終了! あ〜ん!! 早くライヴに行〜き〜た〜い〜〜!!! という気分になりますね。(^▽^)

Gibson Tak Matsumoto LES PAUL Tak Burst #002
Fender Stratocaster
Martin 000-18
Yairi CE-3

PVは2月にL.A.のダウンタウンで二日間に渡って撮影。監督はこの後もいくつかの作品を撮っていくLionel Colemanが初担当。
1日目は朝7時から、2日目は深夜3時まで。
両日とも雨が降って大変だった。でも雨降ってるように全然見えませんね〜。因みにL.A.では滅多に雨が降らないのである意味貴重? 
道路の真ん中で演奏しているシーンではその道路を貸しきりにしたそうです。
ドラマーはシェーン・ガラース、ベーシストはShienaという名の日本人女性です。彼女の正体は謎めいており、分かっているのはB'zの古くからの知り合いだという事。会報79号で判明、ベース役を探していて、丁度コーディネーターの女性が自身もバンドでベースをやっているということで、出演することになったそうだ!
ギターはキャナリーイエローが復活!
2番が終わった時点でブレイクして、B'zを乗せたトラックが劇場に到着してから再開という面白い演出。そこは「orpheum theater」という由緒ある劇場。ガンズが「November Rain」を撮影したことでも有名。
グリーンのバックはステージ裏にある壁。床には飴細工が散らばっている。
ここで登場するエキストラはスーパーマーケットの掲示板の告知(!)やインターネットで募集して集まった現地のファンです。そのネットの応募フォームは結構アヤしいデザインでした。(^^;)
因みに参加者500人全員に「GREEN」ツアーのホイッスルをプレゼントされたとか。

3/28 MステSP4/2 CDTVSP6/27 15周年特番。前二番組では「愛のままにわがままに 僕は君だけを傷つけない」も10年ぶりに演奏。
12/26 年末MステSPで迫真のステージ!

「BIG MACHINE」6曲目。生ドラムのアルバム・バージョン収録。
「B'z The Best “Pleasure II”」9曲目。
「B'z The Best “ULTRA Pleasure”」収録。

「Typhoon No.15」収録。
「B'z LIVE-GYM 2010 “Ain't No Magic” at TOKYO DOME」収録。

TV ASAHI NETWORK SPORTS 2003テーマソング
元日からこれのCMが流れたのでビックリ!
2005年の元旦もこの曲のBIG MACHINEライヴ音源(エンディング部分)が流れてメチャテンション上がりました!
2. New Message 3:57
Drums: HIDEO YAMAKI
Bass & Programming: AKIHITO TOKUNAGA
Additional Chorus: MIYUKI IWATA


アコギがアクセントとなる爽やかで穏やかなのポップ・ナンバー。シンプルで分かりやすい親しみの持てる曲です。底抜けに明るく、気持ちイイ!! これもB'zらしい!

楽曲はなんと3年も前になる「ELEVEN」レコーディング時に作られていました。しかし「ELEVEN」「GREEN」にもバランスがもうまくあわず収録されませんでした。(><)
そして「B'z LIVE-GYM 2002 “GREEN 〜GO★FIGHT★WIN〜”」エンディングSE=客出しBGMで使われていた曲であり、「a BEAUTIFUL REEL.」でも聴けた曲の待望の収録です。感激!

「IT'S SHOWTIME!!」からしばらく曲間を置いてスタート。
イントロ重厚でシンプルなギターリフ。おお、確かに「ELEVEN」の時の感じがするかも。そういえば「ELEVEN」の時、徳永さんは「Seventh Heaven」のClavinetだけの参加でしたが、こんな曲も作っていたんですね。
Aメロはリフとテケテケギター。
打ち込みのキーボードに女性コーラス。
自分を追い込んだら〜のピアノ・アレンジがかわいらしい!
イェーイェーイェイェー〜〜♪良い曲だぁv

卒業する頃をイメージしたと言う歌詞は“メッセージよ届け” “ど真ん中に届け”とストレートな内容です。“待ってるなんていわないぜ もう子供じゃない”という辺り、逆に子供っぽくてかわいくもあります。
宮廷的にやっぱりライヴ終演後のイメージが強いです。必死で歌詞をメモした覚えが(笑)。さらに「a BEAUTIFUL REEL.」でのファン達が楽しくしている映像がPVのように頭に浮かびます☆

2005年のうたばんでこの曲の歌詞が印刷された紙の裏に「ultra soul」歌詞を直筆していたことが発覚。
M-18。00.4.25 13:00。「May」作ってた頃でしょうか。でもよくよく見るとこれも歌詞が違う。“晴れやかな”が無い。
これもとりあえず手書きの詞を見やすいように起こしただけで、またあれこれ作っていったんでしょう。

「B'z The Best “ULTRA Treasure”」収録。


1st〜10th Single 3/26/2003
マキシシングル再発売〜第一弾〜
BE THERE 太陽のKomachi Angel EASY COME, EASY GO! 愛しい人よGood Night... LADY NAVIGATION
ALONE BLOWIN’ ZERO 愛のままにわがままに 僕は君だけを傷つけない 裸足の女神
「IT'S SHOWTIME!!」リリースと同時に、15周年記念として8センチシングル10タイトルをマキシシングルとして再リリースしました。

4th Single「BE THERE」
5th Single「太陽のKomachi Angel」
6th Single「EASY COME, EASY GO!」
7th Single「愛しい人よGood Night...」
8th Single「LADY NAVIGATION」
9th Single「ALONE」
10th Single「BLOWIN'」
11th Single「ZERO」
12th Single「愛のままにわがままに 僕は君だけを傷つけない」
13th Single「裸足の女神」

4th Singleから13th Singleまでの10タイトルです。
ここで1st〜3rdは?と疑問になるのですが、初期3枚シングルはアルバムにも2nd beat含め全部そのまんま収録されているのでわざわざマキシ化する必要ないのかなと判断されたところでしょうか。
BMGが権利を持っているからできないという話もありますけども。
まぁ、この3枚はマキシ化されなかったからって誰一人不満はないはず、です。

全音源を「The Ballads」をリマスタリングしたChris Bellmanの手によりL.A.のBernie Grundmanスタジオにてリマスタリング。音質が格段に向上!
ところで表記によると2月4日にリマスタリングしているようですが一日に20曲って大変だったんじゃない?なんてどうでもいっか(笑)。
他に変化として、曲間の時間が変わっています。
大体は曲間が短くなっているのですが、「BLOWIN'」の場合は長くなっています。8センチ盤では曲間が全くなく、「BLOWIN'」が終わり繋がってるが如く「TIME」が始まっていました。そこが良かったような気もしますけども。「愛しい人よGood Night...」でも長くなってますね。
ところが、「BLOWIN'」でCDトータル時間は短くなっています。これは「TIME」終了後に余韻というか無音があったのですが、それが無くなったためです。曲自体の演奏部分が短くなったというわけではありません。

オリジナルの裏ジャケも見られる作り。
バーコードやレコード会社関係に注意書き、発売日等の表記がなくなりました。
それと、「Supervisor:MASAO NAKAJIMA (Being)」「太陽のKomachi Angel」以前は「Producer」)の表記が全シングル無くなっています。この方に何かあったのでしょうか?(^^;)
編曲者が記されていません。全て「松本孝弘・明石昌夫」ではありますけども。
フォントが変わったので歌詞の印象が少し違いますね。細かく見るとスペースが空いてたり、全角英語になってたり…… 「Pleasure ‘91」なのは個人的に納得いかないです。「GO! NUDE! GO!」では漢字の特別読みを半角カッコにしてもらいたかったなァとか。
「Good-bye Holy Days」“掴めたら”の漢字。
「愛しい人よGood Night...」“涙がそう言ってる”→“涙がそう言っている”。
「LADY NAVIGATION」“忙しい街を行く”→“忙しい街をいく”。
タイプミスだとは思いますが。

初回盤はそれぞれ10万枚限定で、ピクチャー・レーベル仕様。未公開秘蔵写真使用。
「BE THERE」の写真は会報000号の別写真!! 若っ!
「LADY NAVIGATION」の稲葉さんが男前v
因みに通常盤のはなんともそっけないCDデザインです。

さらに初回盤ではB'z 15周年記念キャンペーン。10枚の再発シングルの中の応募券を封入されている応募ハガキに貼って応募しますと10タイトルを収めるCD BOXがもれなく貰えます。
10枚買った人へのサービスと見るか、ファンに10枚買わす作戦と見るか(笑)。
締め切りは4月30日。CD BOXは6月中旬頃発送。BOXは赤と黒の2つセットでシングルを5枚ずつ収納します。
このBOXにB'zのサインが印刷されているのですが、それは90年代初期のサイン! まだTAKと名乗ってなかった松本さん!

PVも新たに秘蔵映像が!
「太陽のKomachi Angel」は「B'z LIVE-GYM 2002 “GREEN 〜GO★FIGHT★WIN〜”」のライヴ。
「LADY NAVIGATION」は「B'z LIVE-GYM'91-'92 “IN THE LIFE”」のライヴ。
「ALONE」は「B'z LIVE-GYM Pleasure 2000 “juice”」の雨の降っていない日の千葉マリンスタジアムライヴ。
「BLOWIN'」は「B'z LIVE-GYM Pleasure'97 “FIREBALL”」のライヴ。
「ZERO」は「B'z LIVE-GYM 2002 “GREEN 〜GO★FIGHT★WIN〜”」のライヴ。これは「a BEAUTIFUL REEL.」未収録部分です!
「裸足の女神」は「B'z LIVE-GYM 2001 “ELEVEN”」のライヴ。
残りの曲は同じです。

オリコンチャートでは3月25日付デイリーチャートでは前代未聞、1位から11位までをB'zが独占! 4月7日付ウイークリーチャートではトップ10中9曲(因みに2位はSMAP「世界に一つだけの花」。)がB'zという結果になりました。そりゃ笑いが止まらない(笑)。いろいろなメディアで話題になりました。
また、その時「BE THERE」は8センチシングルでは最高7位でしたが、再発売された時最高3位を記録。再びベスト10入りするまでのインターバルが12年9ヶ月という記録も達成しました!
そして「愛のままにわがままに 僕は君だけを傷つけない」は8センチシングルの売り上げ193.2万枚に足されてB'z初のダブルミリオン達成!
「BE THERE」が一番人気だったのが意外。テレビでプッシュしてた愛ままとかならわかるんですけども。一度に買えない人は古いシングルから順に買っていこう、という心理が僅かな差を生み出したのでしょうかね。

第2弾として考えられるのは残りの8センチシングルである14th「Don't Leave Me」から26th「ギリギリchop」までの13タイトル。
今年中に出すのかと思ってたら出ませんでした。まだ早いいからか。「ギリギリchop」は4年前。20周年でやるのかな? いずれにせよこれらもマキシにしてもらわないと中途半端ですんで。両A面の「MOVE」ってどういうデザインになるんだろう?とか思ったり。「FIREBALL」のシールとかも。まぁ、またオリコンチャートTOP13独占になる可能性は高いですね(笑)。でゅふv

このマキシ化計画に対しては賛否両論わきました。とりあえず冷静に。
日本独自の規格である8センチシングルはもう廃れてどこのCD店にも置いていません。新規ファンにはなかなか音源を手にしにくい現状です。そこでマキシシングル化してお店に並べとくのは自然の摂理。B'zに限ったことではなく誰でもやってます。2nd beatはアルバム未収録のものが多いですし、これからファンになってシングルを集めたい人には喜ばしいことですよね。(レンタル屋にも置かれますし。)
で、チャート独占ってのは結果に過ぎない。今のB'z人気がそんだけスゴイってことです。
BOX特典だって、文句があるなら買わなければいいだけのこと。(そういう問題じゃないか?)
マキシ化は無料サービスでもなんでもなくお金掛かってるわけですから売上求めたっていいじゃない!(って逆ギレっぽいな。)
今回“否”の声が上がったことについては既出音源に対して“売り”目的がいじらしく出てしまったからでしょう。全て購入してもらえる特典や、初回限定デザイン盤。売上を伸ばすのと同時に不満をも増長させてしまう結果に。既出音源を売るのはそういうことです。
また、結果だったとはいえチャート独占は一般の人が見れば“引く”状況です。事情を知らない人はファンがまとめ買いしてチャートのっとりしたぐらいにしか思わないでしょう。否定的な人はなおさら。「なにやってんのB'z?(のファン)」。私もそれを何人かに言われました。
第2弾が今年でなかったのもこういう状況が続いてイメージダウンを避けたか。
第2弾やったら必ずチャート独占は起こると思いますけどもね。ニヤリ。
とりあえず私は前シングル持ってましたがリマスタリングされた音源が非常にありがたかったです。古いのと比べて聴けば音量や、サウンド広がり具合などかなり違う。
たまに全20曲を2枚組アルバムで出したほうがよかったのでは?という意見もでますが、それこそナニガモクテキ?

アルバムのリマスタリング化再発は確かにしてほしいですけど、それは今じゃなくてもいいと思いますけども。

お台場フジテレビと横浜赤レンガ倉庫新型携帯電話で、B'zのPV&コメントを見れるというイベントもありました。行きましたよ! コメントは後にビーパで見られるようになりました。

登場数:6週(全て)
総売上(再発):8.9 8.2 8.5 8.2 8.6 8.4 8.4 8.7 8.9 8.3万枚


INABA KOSHI 2nd Single 6/11/2003
KI 21:39
KI
Written and produced by KOSHI INABA
Mixed by HIROYUKI KOBAYASHI
Exclusive Arigato : TAK MATSUMOTO


シングルは「遠くまで」から4年半ぶり。「志庵」の記憶もまだ新しい中でリリースです。「志庵」が出た後、次のソロは何年後かな?なんて思っていたので意外でしたね〜。
しかも曲は「志庵」に収録されなかったモノというわけではなく、完全に新曲です。

曲を連想させないという意図でつけられたタイトルは稲葉さん自身のイニシャルです。
そして、ジャケに薄っすら書かれていることから分かるように“敬愛”とかかっているのです! ここで“アイ”とカタカナなのがポイントですかね。
それと、タイアップのK-1に引っかけている…わけではなく、たまたまなんですが、そう思われても一向に構わないとのこと。大のK-1ファンである稲葉さん。
「AKATSUKI」はK-1サイドからの依頼で制作です。東の空から日が昇る如く、強い日本人選手の登場の願いが込められています。
「KI」はこの曲を作ったらリリースしたいという欲求が湧き、そして数曲作ってリリースした運びです。稲葉さんもトリプルA面の意気込みで、そう、ミニアルバムに近い感じです。ケースも普通のアルバムタイプですしね。

稲葉さんの楽曲の作り方はギターかピアノから作り、殆ど曲の方がちょっと先です。今回は志庵以外の場所でも制作されています。

PVは3曲ともフルで作られています。

プロモーション活動はラジオコメント。そのコメント数は55!

4つ折のフライヤーは開くとライナーノーツ。

試聴CDは「1.AKATSUKI 2.静かな雨 3.I'm on fire」。

CMは「AKATSUKI」「静かな雨」「I'm on fire」のメドレー、「AKATSUKI」のみバージョンのそれぞれ15秒&30秒の計4種類。

以前は稲葉さんはソロ活動に消極的でしたが、これからはB'zとソロは並行して行う様子。B'zは2人だから何でも出来るというのが売りですが、それでも色々規制があるというか…ね、自分で作曲してみたいという欲もあることでしょう。ギターがない曲などを作ったり…あ、いや、松本さんがイヤだからソロをしているとかいう訳じゃないですよ! ちょっと言い方がよくなかったですね。(^^;)
もちろんソロライヴも期待です。が、ただB'zをそっちのけでソロに走るようなことになったら本末転倒ですけども…いらぬ心配ですね!

稲葉さんがソロについて思うこと「ソロはやはり一人で全部判断してやるから大変な分、意外な事に枠も広がって、詩の世界でもB'zとは違う広がりが出る感じ。B'zは一人称で僕と書いても僕たちと返ってくる雰囲気がある」

登場数:11週 総売上:27.6万枚
1. AKATSUKI 3:46
Drums : JUN AOYAMA
Electric Guitar : MICHIYA HARUHATA
Bass & Additional Programming : AKIHITO TOKUNAGA
Acoustic Guitar : KOSHI INABA
Programming : Dr.Terachi


愁いをおびたイントロから豪快ギターのハードロックなナンバー!
このエレキギターはTUBE春畑道哉さん!
そしてドラムスに久し振りの青山純さん。ラウドさが魅力!
力強いヴォーカルに“RISE”のシャウト!
アコギの速弾きは稲葉さんによるものです。

去年のうちに楽曲は大体出来ていました。「陰にいてもっと陽のあたる場所に行きたがっている人の勢いやその心理状況を書いた」。その歌詞の一人称は“私”。
“泥にキスしたよ”という表現が私は好きです〜。稲葉さんならではだと思いました。(^^) 打たれ強い主人公ですねぇ。

「IT'S SHOWTIME!!」と同じ監督Lionel ColemanによるPV。
撮影は4月30日朝から5月1日早朝にかけて。場所は渋谷の某クラブとパルコ前の交差点。歩く人々はエキストラ。ここでは50%のリップシンクで撮影。こうすると再生したとき稲葉さんは普通に歌っているのに、後ろを歩く人や車が倍の速度となります。
そして暁のシーンを撮りに横浜大さん橋国際客船ターミナルの埠頭へ。ここでの暁はため息が出るほど綺麗です! 監督曰く「別れた恋人とよりを戻そうとして、出来る限りのことをするある一人の男性の強い想いを描いた作品。彼は、朝から晩まで彼女の写真を何度も何度も見て、彼女を探し求めて街を彷徨い、大きな声で歌ったり…一緒に彼女とダンスを踊ったクラブへ行ったり彼女を必死に探して、ついにはすべきじゃないような事をしてしまう。彼自身、自分を変え始めるんだ。別の人間になろうとして何度も着替える。プロジェクターで彼女の写真のスライドをスクリーンに映したり、クラブに戻って踊ってる人たちに囲まれてパフォーマンスするが、再び彼は一人になって、彼女を探し続ける。」…あんまり、暁とは関係のないテーマですね。(^^;)
色々な衣装(ブラックタイ、チャイナ+葉巻、サラリーマン、ストリート、スクールボーイ、ブルーのツナギ。)の稲葉さんが見所です。
編集が違うディレクターズ・カット版も存在。
出演している女性モデルさんは長谷川潤さん。
「Hadou」初回限定盤DVDに収録。

FUNMステで披露。
6/6、FUN。
6/13、Mステ。

「Inaba Koshi LIVE 2004 en」収録。
「Koshi Inaba LIVE 2010 〜enII〜」収録。

日本テレビ系「K-1JAPAN」イメージソング
1月6日に番組でフルで流され、CD化が待望されていました。

日本テレビ系「AX MUSIC-TV」AX POWER PLAY #O33
2. 静かな雨 3:59
Drums : HIDEO YAMAKI
Bass : AKIHITO TOKUNAGA
Wurlitzer : AKIRA ONOZUKA
Acoustic Guitar : KOSHI INABA
Programming : Dr.Terachi


ほんの数分の一場面を切り取った歌詞。この情景の浮かぶ様が凄い!
2番で終わってしまうショート感も、まるでモノクロームの短編映画のようですね。

稲葉さんの好きなタイプのコード進行と雰囲気。鍵盤楽器ウリッツアの陰がある音がお気に入りだと。
アコギのストロークは稲葉さんによるもの。
肩の力を抜いたややメロウな印象のショートな楽曲。

こだわりの縦表記の歌詞。
“いい理由”と書いて“いいわけ”と読みます。
“君によく似た人”は本当によく似た人だったのか、それとも…

PVは5月中旬撮影。アクリル板に霧吹きをかけ雨を演出。薄暗い空間で弾き語り。
実は「I'm on fire」の後に続けて撮影されています。
「Hadou」初回限定盤DVDに収録。

ライヴでは雨の日のみ演奏されました。
3. AKATSUKI Version S.S.S 4:01
Electric Guitar : KOHJI ARINAGA
Remixed by Spin Stealth Spike


B'z関係ではあまりないサイバーなクラブ・ミックス。これは稲葉さんの知り合いのリミキサーにおまかせ。歌は殆どありません。

これも「AKATSUKI」がテレビで初披露された時に密かに流れていたので、その時点で既に出来ていたんですね。

苦労したという曲順も、これが「静かな雨」と「I'm on fire」の間にあることでそれぞれの楽曲の魅力を最大に引き出せていて良い感じです。
4. I'm on fire 5:42
Bass : AKIHITO TOKUNAGA
Acoustic Piano : AKIRA ONOZUKA
Strings : SHINOZAKI STRINGS
Guitar : KOSHI INABA
Programming & Strings Arrangement : DAISUKE IKEDA


曲間を置かずに始まる、ピアノと甘い艶やかなヴォーカルにうっとりしちゃうバラード。(*´ω`*)
元はギターで作っていて、池田さんとのアイデアでピアノにした。

サビ終わりとAメロがすぐ繋がってるのがB'zにはない感じ。(Dメロ的なAメロってこと。)
Bメロの早口もいいね。
“その手をはなしちゃいけなーーーーーーーーーーい!!”
突然エレキギターががんがん鳴って! 目の覚める曲展開!
ストリングスが美しい。

詞の面では「静かな雨」とは対照的に「長いものを凝縮した感じ」と稲葉さん。「“I'm on fire”というフレーズでバラードというか、静かな曲をやりたかった。しっとりしたものを入れたいなと思った。激しくなるところは突然必要性を感じ、入れた」。ここ、初めて聴いたときはビックリしますね。


「静かな雨」もそうですが、今年に入ってから制作。最後にできてこの曲もシングルに入れようということになりました。
私的にはこれが一曲目でも良かったカナ?

PVはプールに下半身、アクリル板に横たわって右半身をつかりながら。この板は後に撮影された「静かな雨」でも活躍。
200%リップシンク。もぉ〜大変綺麗で色っぽい映像です。
そう、タイトルはfireでもイメージはwaterなんですねぇ。
「Hadou」初回限定盤DVDに収録。

「Inaba Koshi LIVE 2004 en」収録。
5. AKATSUKI Version O 4:08
Orchestra : TAMA MUSIC
Arranged by DAISUKE IKEDA


なんと! 壮大なオーケストラ・インストゥルメンタル。管楽器の主旋律にストリングスやハープ、ティンパニーが優雅に絡みます。

Aメロのもの悲しげな雰囲気も好き。
「ちょっと大河ドラマチックでいいな」と稲葉さん。


35th Single 7/16/2003
野性のENERGY 7:39
野性のENERGY
Mixed by HIROYUKI KOBAYASHI


「IT'S SHOWTIME!!」に引き続きテレ朝スポーツタイアップ。

前作同様スリーヴ・ケース仕様。

ジャケ写はハワイで撮影。ハワイのラニカイビーチというところ。
綺麗な海と空ですね〜。(*´▽`*)

フライヤーは15周年ロゴのブルーバージョンに、ジャケ写タイプの2つ。

また、CMは通常のPV番の前にジャケ写バァージョンがありました。

6月27日にテレビ朝日「B'z 15周年特番 IT'S SHOWTIME!! 〜とどけ!世界水泳バルセロナ2003〜」を放送。インタビューや「IT'S SHOWTIME!!」、「野性のENERGY」のライヴに過去の秘蔵映像といった嬉しい内容でした! ラジオにも緊急生出演したり。

収録の2曲、両方とも歌詞が旅立ちを歌っていますね!

第18回日本ゴールドディスク大賞 ソング・オブ・ザ・イヤー受賞

登場数:10週 総売上:304,756枚 年間チャート:19位
1. 野性のENERGY 4:38
Drums : SHANE GAALAAS, BRIAN TICHY
Bass & Programming : AKIHITO TOKUNAGA


リズミカルなアコギからヘヴィーなディストーションのイントロ。
リフを作ったのは徳永さん。初めて松本さんが作ったリフじゃない曲なんですって!
そうそう、ギターだけで15トラック使っている。
そして最初にサビ! 最初はサビ始まりではなかったけれど、サビが良くてインパクトがあるから構成を変更した。「メロディーができたときすごくいいなと思いました」とTAK。デモの段階でシングルでいけるなと確信。
“体中 満ちあふれる 野性”まで全部“ソ”の音! 最初は違うキーでできていて、後からキーを変えた。
Gソロはハードに!
ラストでライトハンドを披露。エンディングはヴォーカルとギターのみになってちょっと切なげ。
ポップで燃焼感というか、じわじわ切なさと暖かみを感じる曲です。透明感あるシンセ・パッドやストリングスがいいのかな?

曲は去年までに出来ていて、既にアルバム候補曲として存在。
今年2月にL.A.でレコーディング。歌詞違いなどを含めてサビ頭の違うものは3パターンくらい制作されました。

歌詞は、生まれ持ったエネルギーをだんだん閉ざしちゃっていく節があるので、それをまた開いてエネルギーを出すということを意識した。
シェーンの「何をやってもうまくいかなかったけど、最終的に音楽に救われた。」という言葉からインスパイアされた。
一番の歌詞はちょっと空しいです… そうそうそう! こんな心境ありますよ〜〜〜!!(T▽T)
二番のBメロで転機が訪れます。“君”があらわれるんですね。“勇気”の歌ですね!
歌詞にないコーラスは「新しい世界 誰もいませんか 静かな世界 心が震えて 新しい世界 この眩しい世界」。

ドラマーが二人。ツインというわけではなく、ベーシックがシェーンで、ギター・ソロ・パート(恐らく)がブライアン。二人とも試して、イイトコ取りしている。

Gibson Tak Matsumoto LES PAUL Tak Burst #002
Fender Stratocaster
Martin 000-18

PVも注目です。コンセプトは「もしB'zをやっていなかったら、こういうこともあったかもしれないな〜」ということで、その内容は稲葉さんが先生、松本さんが楽器屋店員を演じています! PV史上最高の問題作(笑)、必見です!
新任の稲葉先生の受け持ったクラスは学級崩壊状態。そこで授業をやめ体育館で遊ぶ事で皆と打ち解けます。
撮影校は横須賀学院。
松本さんは店番そっちのけでギターの練習をしている店員(実話です(笑))。
バンドコンテストで集まって曲を披露。メンバーは増田さん、徳永さんそしてシェーン
エンディング、お掃除中にうっかりお尻でギタードミノ倒し。お尻がドキドキしながら探ってる感じがグー(笑)。そしてその後「誰も見てないよな…」と辺りを確認する松本さん最高!(笑)
稲葉さんは体育館のお片付け。投げたボールが2発とも外れてしまいます(笑)。投げたポーズで「どうかな〜?」と固まっている稲葉さん、その後「いけねっ!」と小走りして録りに行くのが良いですね〜。(^^)
他にも小ネタが満載。松本さんが入店した時に流れている音楽は「旅☆EVERYDAY」のエンディング。
7月16日(水)日直は稲葉・松本。
生徒達が読んでいるのは「B'z The Best “Treasure”」の初回特典の本。
松本さんの店はイケベ楽器。ちょちょいと正した名札には渋谷店と表記。
黒板にはx×3+y×2=3x+2y。
予約受付中!TAK BURSTの広告が。レジの正面にも2枚。
電話中、テレビに映っているのは「IT'S SHOWTIME!!」出演時のMステ。タモリさんもしっかり映ってます(笑)。

6/27、15周年特番。
7/25 Mステで披露。

「BIG MACHINE」2曲目。アルバム・バージョン。
「B'z The Best “Pleasure II”」8曲目。

「Typhoon No.15」収録。

TV ASAHI NETWORK SPORTS 2003 テーマソング
今回もテレ朝から声がかかったのですが、これまでのシングルタイアップと違いアルバム用に作ったものから選曲。歌詞もスポーツは意識していないとのこと。
2. 旅☆EVERYDAY 3:00
Drums : HIDEO YAMAKI
Bass : KEN YOSHIDA
Trumpet : SHIRO SASAKI, FUTOSHI KOBAYASHI
Trombone : HIROYUKI NOMURA
Saxophone : KAZUKI KATSUTA
Brass Arrangement : DAISUKE IKEDA
Programming : AKIHITO TOKUNAGA


“ぱっぱらぱらっぱっぱらん♪”のコーラスがインパクト大! 管楽器の曲は久しぶりです。
そしてドラムの連打! 3拍子ですね。「Wonderful Opportunity」等を連想させます。
キャッチーで、伸びやかで清々しい、気持ちの良い曲です〜。Bメロの開放プリングなんてたまりません!(*^v^*)

2002年の始め、「GREEN」の時に制作されていました。ふむ、吉田健さんや山木秀夫さんもそのときのメンバーでした。
ブラスの方が「RUN」の頃にも参加していて、ちょっとビックリ。

タイトルの“☆”は勇気の印
「GO★FIGHT★WIN」といい、稲葉さんの中で星ブームだったんですね(笑)。


TAK MATSUMOTO featuring ZARD 8/27/2003
異邦人 17:00
異邦人
往年のJ-POPカヴァー。
松本さんの洋楽ロックの原点が「ROCK'N ROLL STANDARD CLUB」ならば、今回はジャパニーズ・スタンダードと言える企画。
実はこの構想はRRSCの時に既にあった。

選曲は70年代の楽曲が中心。松本さんが中学〜高校生の多感な時期です。基本的に切ないものが好きとのこと。カヴァーにする際、大きくアレンジは変えず原曲の雰囲気を大事にした。

「野性のENERGY」発売時にリリース発表。
同時に第2弾シングル「イミテイション・ゴールド」のリリースも発表されました。4曲いっぺんに発表とは珍しい。

ジャケット、イラストで描かれていますがどこか物悲しげでいいですね。女性は坂井泉水さんですかね。そしてTAK MATSUMOTOレスポール。なんだろ?この赤い線

フライヤーは2種類。B4でモノクロレコーディングスタジオ写真が映った、予約用紙を兼ねたもの。
それとB6三つ折りタイプ。どちらも同じTAKインタビュー掲載。

CMは15sバージョンが3つ、30sバージョンが1つありました。(宮廷が地上波で確認できたのは。)

初登場:3位 総売上:15.6万枚
1. 異邦人 TAK MATSUMOTO featuring ZARD 3:30
Words & Music : SAKI KUBOTA
Guitar : TAK MATSUMOTO
Drums : HIDEO YAMAKI
Bass & Programming : AKIHITO TOKUNAGA
Vocal : IZUMI SAKAI
Backing Vocals : IZUMI SAKAI, NOBORU ADACHI, KAZUKI FUKUDA


やはり聴き所はメロディアスでエキゾチックなイントロ。エレクトリックギターとシタールがキュリキュリ鳴っております。
今でも曲構成、転調が斬新に感じられます。

初めからZARD坂井泉水さんでと松本さんのオーダー。気丈さのと切なさを秘めたヴォーカルが魅力的です。
坂井さんとは10年振りに会ったTAK。

ドラマーは山木さんなんですね。打ち込みと併用でしょうか。

実は2002年12月にレコーディングされていました。

PVは坂井さんとのスタジオレコーディングの様子。松本さんGなプロデューサーとして映っています。映像は1番だけです。

1979年10月1日リリース。久保田早紀さんのデビュー曲。デビュー曲にして1位に7週、150万枚を超える大ヒットを記録しました。同年12月リリースの1stアルバム「夢がたり」収録。
2. 雨の街を TAK MATSUMOTO featuring 松田明子 5:00
Words & Music : YUMI ARAI
Guitar : TAK MATSUMOTO
Bass & Programming : AKIHITO TOKUNAGA
Vocal : AKIKO MATSUDA


打ち込みピアノが主体のメロディ。RAMJET PULLEY松田明子さんが淡々と切なげに歌い上げます。こちらはしっとり聴かせるタイプです。

ギターは控えめに。感情豊かなメロウのギターです。オリジナルにはないギターソロが挿入されています。大人びて、物悲しげに。

ユーミンの結婚前、荒井由美と名乗っていた時代。1973年11月20日リリースのデビューアルバム「ひこうき雲」収録。アルバムを代表する曲の一つで、ニューミュージックの先駆けとなった。
リリースされたのは松本さんが12歳の時。しかし聴いていたのは19歳の時。ユーミンはよく喫茶店で聴いていたと。
3. 異邦人(VOCAL LESS) 3:31
カラオケ。
4. 雨の街を(VOCAL LESS) 4:56
カラオケ。


13th Album 9/17/2003
BIG MACHINE 51:02
BIG MACHINE
Mixed by HIROYUKI KOBAYASHI
Vocal Direction : HIDEYUKI TERACHI Except for #2,6
Bass & Programming : AKIHITO TOKUNAGA


さんざんデビュー15周年を祝っていますが、B'z自身にとっては通過点にしか過ぎません! 15周年のアルバム、ではなくて、“最新”のB'zのアルバムなのです!

陽気で明るいバンドサウンド! これぞB'zロックの真髄! これまた聴きやすいアルバムです。前作よりもハード・ロック色を強めました。
個人的なイメージに、アルバム中盤より夏から秋へ雰囲気が移り変わっていく、そんな感じがします! 前半は明るい、後半はメロウなナンバーが多いです。
ドラム・ベース以外の音は結構打ち込みに頼っています。主体はあくまでバンドサウンドですが。なので今作は参加アーティストが少ない少ない。

アルバムタイトルはそのまま曲から。最近、こないだ決まったそう(笑)。
「BIG MACHINE」の詞が今のB'zを表しているといいます。15年やってくうちにB'zというものが想像以上に色んな人たちを巻き込んで、大きな塊となっている。
何かやるごとに、ファンを含めていろいろな人からアドバイスや応援や叱咤激励等、それぞれのB'zに対する想いを受ける。
それを受け入れていく内に、二人のB'zが二人だけのものではない、だんだん大きな塊になっていく。
その大きくなったB'zという名のBIG MACHINEを二人の力で動かしていかなければいけない。動かすのは大変だけど、やりがいのあること! どこまでも行くぜBIG MACHINE!!
(注意。自分達で俺たちゃBIGだぜ、とのぼせているわけではありません。)

松本さんは去年の6月(「GREEN」リリース前!)に一人で曲作りをして、4,5日でメロディ20曲ぐらい制作。
今年の2月、L.A.へ。L.A.に完成したプライベートスタジオ。宿泊施設やプールもあり、日が差し込み明るい、良い音のするスタジオ“RODEO RECORDING”
B'z大絶賛! ドラムとギターのダビングはここでやろうと決めていました。4月と、2回に分けてL.A.へ。
レコーディングは大阪でも。
結局ちゃんと録ったのは15曲。バランスを考えて13曲に。前のも合わせて現時点ですぐ出せるものが4曲スタンバっている。

子供の頃からガレージでガンガン爆音で叩いている外人ドラマーを起用しようと決めていました。
ツアーサポメンのシェーン・ガラース「ELEVEN」にも参加したブライアン・ティッシー、初参加のクリス・フレイジャーを起用。

ギターはTAK Burst #002がメイン。仮テイクはアンプを使用せず、Line 6 PODに繋いだ#037。
'66年製ストラトはシングル・コイルのサウンドが必要な時に。
アコギはMartin 000-18。
アンプはBognerのUberschallとEcstasyを使い分け。まぁ、詳しくはここを見てください〜。

ほぼ同じようなテーマで書いた詞は、「WAKE UP, RIGHT NOW」、「愛と憎しみのハジマリ」、「CHANGE THE FUTURE」、「ROOTS」の4曲。
今の稲葉さんの思うことがよく現れているといいます。「基本的に過去を引きずりながら生きるので、切り離す事はできないけど、その一瞬一瞬目が覚めたみたいな感じで生きられたらいいな。人を憎んだりする事がなくなる可能性もあるかなと。それと、境界線を引くことで、物事が区別されていく事の理不尽さも感じた」

稲葉さんにとって「GREEN」の発展系、「変わる前」といった感じのするアルバム。

ケースは「GREEN」と同じ3面デジパック。
ジャケはお子様!? タイトルにこめられた新しいエネルギー、パワーの象徴として子供の力こぶのデザインに。タイトルと写真のミスマッチが印象的な面白いジャケ。
「BIG MACHINE」という言葉とのギャップがいいですね。この4歳ぐらいの子供がちょこまかして思うように撮影が進まなかったそうです。よく見るとこの子のピアスは作り物だったり…
Tシャツには新しいB'zロゴ!! なんか、凄いインパクトです(このロゴも合成ですね)。開いたところに色付きのが。
歌詞カードはジャンキーな落書きデザイン。デザイナー鈴木さん。

アー写はスタジオで撮ったもの。7月のツアー中撮影。通称「カッコイイ&シャープな“キラッ☆”写真」
稲葉さんが真上のカメラめがけジャンプしていたり、床に寝っころがったりと弾けた姿が。ドラムセットや、アンプも判りやすく接続されているのが見えます。
CD盤の下のジャンピング稲場さん、よく見るとスゴイ顔(笑)。

初回封入特典のハガキを送ればB'z読本「スペシャルV.I.P」がもれなく貰えました。内容は渚園のレポとディスコグラフィー。

シングル以外の楽曲でも、リリース後にも続々タイアップが決まるという最多タイアップアルバム。最終的に半分以上がタイアップあり!!

CMは(「BIG MACHINE」(GO!)〜「野性のENERGY」〜「WAKE UP, RIGHT NOW」〜「IT'S SHOWTIME!!」)(「野性」〜「IT'S」〜「WAKE」)
30秒は(「IT'S」〜「WAKE」〜「アラクレ」〜「野性」〜「BIG MACHINE」)
(「BIG MACHINE」(ブリッジ)〜「ROOTS」)はアニメ「ブラック・ジャック」の時のみ。

試聴CDは「1. アラクレ 2. WAKE UP, RIGHT NOW 3. ブルージーな朝 4. 眩しいサイン 5. IT'S SHOWTIME!!」が収録。

発売時に「B'z DAY」が全国のCD店で催され、くじ引きで景品が当たりました。
「アラクレ」賞 ロゴ入りTシャツ 2名
「WAKE UP, RIGHT NOW」賞 ロゴ入りスタンドクロック 1名
「ブルージーな朝」賞 ロゴ入りマグカップ 2名
「BIG MACHINE」賞 アルバム・ポスターセット2枚組 5名
「IT'S SHOWTIME!!/野性のENERGY」賞 シングルポスター2枚組 5名
「眩しいサイン」賞 ドックタグ/BIG MACHINEロゴ入り 5名
「15th ANNIVERSARY」賞 15周年ステッカー2種類 80名


さらにCD屋のオリジナル特典も。
TSUTAYA フィンガーバンド
HMV レインボーペンライト(化粧箱入り!乾電池付き)
新星堂 ロゴ入り応援ハンド or B'zロゴステッカーシート"14種類目のステッカー付き"
山野楽器 ロゴ入りポータブル・チェア

新星堂のロゴ入り応援ハンドは、なんじゃこりゃー!という貰っても嬉しくないオモチャでした(笑)。

さらに封入ではなくハガキが付いていて、送ると抽選で10名にメンバー直筆サイン入り「BIG MACHINE」ジャケット(12inchアナログ盤サイズ)が当たりました。届いたという人を聞かない…

フライヤーはA4で注文用紙を兼ねたもの。

ラジオにも大量出演&コメント。FM横浜を1日ジャックしたり。

テレビコメントに。
9/8、HEY!×3
9/18、AX
9/20、CDTV

12日〜17日にはフォトギャラリーが有楽町朝日ホールで開催されました。10月10日までの期間限定キャンペーン特典は「B'z歴代ロゴオリジナルステッカー」。

10月初旬にはEpiphone Elite Seriesより、Elite TAK Matsumoto Les Paul TAK Burst登場。お値段168,000円也。

バンドスコア同時発売。
佐伯明さんによるワッツインのB'z記事を収めた「ウルトラクロニクル」
別冊カドカワでB'z特集。
9月10日には初のライヴ写真集「B'z LIVE -ON- 1988-2003」発売されました。FC限定プレゼントに「B'z LIVE -OFF- 1988-2003」が!

最初にアルバム情報が公開されたのは7/25

ライヴはホールツアー「B'z The Filal Pleasure “IT'S SHOWTIME!!”」も9月20,21日の大舞台・渚園を残すのみ。

来年リリースの「Typhoon No.15」に一部の曲のレコーディング風景が収録されています。「I'm in love?」や「儚いダイヤモンド」等。

第18回日本ゴールドディスク大賞 ロック&ポップ・アルバム・オブ・ザ・イヤー受賞

初動:50万枚 登場数:23週 総売上:74.6万枚
1.アラクレ 3:25
Drums : SHANE GAALAAS


オープニングから飛ばしてきます! シンプルでパワフルでエネルギッシュ!!
イントロがリズムの裏から入ります。このリフは後からつけられました。ワーミーペダルを使ったアップテンポのリフ!

いきなり打ちひしがれモードの歌詞!
Aメロ→サビというスピード展開! ぶっとぶドライヴ感!! すっごい気持ちいい!!

結構早いうちに録ってる曲。
この曲のギターソロは松本さんお気に入り。弾きまくりのギターソロ! 今回は弾いてくれまっせ! ソロもTAK節全開です! パワフルパワフル! 手癖と言いますでしょうか、王道系ですよね。
ライヴで演るのが楽しみだとTAK。ホント楽しみですね!
そして渚園で早速披露されました。あのオープニングはまさに電撃トリハダ!!

“真っ赤な心臓は理性を越えて鳴るよ”が一番言いたかった事。
“と・ろ・け・る・た・ま・し・い”の表記が面白いですね。この爽快な叫びがいいんだ!

「“荒くれ”という言葉を掴んでイメージが広がっていった」掴んだ瞬間ほくそえんだという稲葉さん(笑)。タイトルの響きが稲葉さん、気に入っていると。

「Yeahhhhhhhhh!!!!!」シャウトも最高!!! ひざまずいて絶叫する稲葉さん!!

Programmingとありますが、特にバンドサウンド以外音は無いですよね??

Gibson Tak Matsumoto LES PAUL Tak Burst #002

PVはサビ部分だけあります。
キラッ☆のスタジオセットで天井からのアングル。アー写に使われた衣装で、寝っころがって歌う稲葉さん。
ギターはキャナリーイエロー。

10/10、テレビ朝日系ドラマ「生放送は止まらない!」。Mステの裏側みたいなドラマで、B'zは本人役で出演! つかいつも通り普通に演奏してるだけ(笑)。
ただ、ドラマなのでギターソロに役者のセリフが… TAKに失礼だっ!
サポメンは徳永さんにシェーン。

「B'z The Best “ULTRA Treasure”」収録。

「Typhoon No.15」収録。
「B'z The Best “ULTRA Treasure”」DVD-19-収録。
「B'z LIVE-GYM Hidden Pleasure」収録。

フジテレビ系全国ネットドラマ「あなたの隣に誰かいる」オープニング・テーマ
リリース後に決定。ホラードラマにこの曲は合わないとファンに言われていましたが、番組で何度も聴くにつれて案外ハマってるという意見が増えました(笑)。
2004年リリースコンピ「It's TV SHOW!!」DISC2-4曲目収録。
2. 野性のENERGY 4:39
Drums : SHANE GAALAAS, BRIAN TICHY


オープニングを新曲でガツンとくらわせたところで、続いてキター!最新シングル! 一気に取り込んでいきます!
この、2曲目にシングルはB'zには多いです。前作「GREEN」から「Brotherhood」「RUN」等。

お、イントロ出だしのエレキとアコギが左右逆チャンネルになってますね。ふむぅ、すぐにどっちのバージョンか判別するため。かな?
あらら? 今回はホントにサブタイトルがありませんねぇ。まぁ、アルバム・バージョンと呼べばいいんでしょうけども。
エンディングのアルペジオも変わっております。クランチだったのがクリーンに、音色が高くなった感じ。
ライヴではアルバム版で弾いていました。

力強いサビがビビビビッとカラダに溶け込んでくる感じ、少し哀愁というか懐かしさというか、やや夕暮れの海で聞きたいです。汗ばんでくるカラダ。

Gibson Tak Matsumoto LES PAUL Tak Burst #002
Fender Stratocaster
Martin 000-18

TV ASAHI NETWORK SPORTS 2003 テーマソング
3. WAKE UP, RIGHT NOW 3:18
Drums : BRIAN TICHY


さあ、またエンジン・フル・スロットルへ! 陽気なとにかく明るいメロディです! 明っかるい曲調がたまんねっす!
それでいてゴキゲン8ビートリフのロックン・ロール! リフから作られた曲です。逆に他の曲のリフは後付け。
Aメロのが最初にできたと。Aメロは'66年製ストラトキャスターの黒。ここは指でプレイしています。

歌詞も超前向き!「一瞬一瞬目覚める感じ。そんな風に生きてみたい。いろんなことがうまくいくんだろうな」。リフと同じリズムで言葉をのせるのがわりと難しかった。

Dメロはリズムチェンジ。リズムチェンジする間奏の合唱も楽しげ!“ナーナナ ナーナナ ナーナーナー”のユニゾンがいいですね。合唱必至! 掛け声のレコーディングにはマネージャーらが参加している。
ライヴでは稲葉さん、掛け声の方を歌っていました。みんなにメロディで歌ってもらいたかったに違いない!

オレの出番だー!とばかりのGソロ!! プリングのハモリが気持ちいい!

ラストのサビで、ジャージャーとバンドサウンドが入る部分が最高に気持ちイイイイイ!!
エンディングもキまってる!

M-4。レコーディングは去年の内に、と早い段階でありました。そしてかなり早いうち、「野性のENERGY」がリリースされた頃にはもうラジオでフルOAされていました。
シングル候補だった!

Gibson Tak Matsumoto LES PAUL Tak Burst #002
Fender Stratocaster (Aメロ)

PVはハワイの草地にてフリスビーで遊ぶB'z。稲葉さん、キャッチかと思えば落としちゃいます。(^^;)
テクテク歩いたり。海岸でヨットに寄りかかったり。

12月17日の「ベストアーティスト2OO3」で演奏。トークあり。ヴォーカルもアテだったことに衝撃が…

アサヒスーパードライ CMソング
マンタ編とレインボー編の2種類。前者のCMは自主的に停止。(同社の別のビールCMでダイバーが飲酒をする映像が問題になり、B'zの方も海の映像だったので。新しく出来たCMは山だった(笑)。)
これはタイアップのための曲ではなく、先方の方が選びました。
4. 儚いダイヤモンド 3:28
Drums : BRIAN TICHY
Pre-Production Programming : MINORU TOYODA


これはもうとにかくカッコイイです!! 激しくハード・ロックしてます!! 一発で好きになりました!
バシバシぶっ叩いてるドラムの激しさにも痺れる!! 80年代夜の街的で(?)スピードある感じが最高!!! これはもうライヴで聴きまくりたいナンバーですね!!
「BIG MACHINE」ツアーではオープニングを飾りました。

この曲は構成が面白いです。
いきなり、え?っと思うノイズ・サウンド。放送事故じゃないよ(笑)。この変わった音は松本さんがジャラ〜ンとコードを弾いてる時にエフェクターのつまみをテックのハッカイさんがうりうり回しただけです。
「The Days of Pleasure」参照。

歌い始めの後にイントロその2で。ギターとベースのユニゾンリフ! 合間に“ンァ”って妙な音が聴こえるのはなんだろう?
クラヴィネットやデレイをかけたオルガンも入ってます。
2番はBメロからギターソロに突入という意表をつくもの!

ギターソロも全開!! ライトハンド6連符の連続にチョーキングうぃうぃと弾きまくり!!
シャウトーーーー!!!
ギターにサスティナーを搭載したYamaha MG-M CUSTOM Zebraも使用しています。
そしてギターと稲葉さんのギリギリの雄たけび… ドラムの一撃で一気に爆進サビへ!! キレタ!! 電撃キターーーーー!!!
最後の歌詞はしりとりになってる!? “なんて儚いダイヤモンド どうしようもない インチキのライフ”ってね。
イェー!イェー!イェー!イェー!
この曲はアルバムのハイライトでしょう!

ノリノリで歌った稲葉さん。「メロディーを聴いた時むこうみずな青春って感じがした」
詞は稲葉さんの知り合いの影響で、追っかけるものって人それぞれだと思うんですけど、どう見てもそれは大事じゃないだろう!みたいなものを追っかけてる人がモデル。「すごく垢抜けない歌詞(笑)」
この歌詞はB'zのお二人の関係には当てはめたくはない感じ。(^^;)

今回アレンジャー・コンペを行って、デモ・テープを渡して「好きな曲を好きにアレンジしてください」と4人ぐらいに頼んだ。
そしてこの曲の豊田稔さんのアレンジが面白かったのでそれを基に。
B'z曰く、サビのメロディーがGS(グループ・サウンズ)っぽい。デモの時はもっとGSぽかったとのこと。

Gibson Tak Matsumoto LES PAUL Tak Burst #002
Yamaha MG-M CUSTOM Zebra

PVは興奮のライヴ総集編映像! 例えるならば動く「LIVE-ON-」!(?) 映像はフルであります。オイシイトコどりで手に汗握りますねぇ! ライヴは最高だよっ!

12月16日のCDTVSPのゲストとして始終B'zが登場。この曲も「WAKE UP, RIGHT NOW」同様ヴォーカルもアテで……

NBA タイアップソング
またまたまたタイアップ。「野性のENERGY」リリース前である7/3OA!
5. I'm in love? 2:59
Drums : BRIAN TICHY


アルバムで一番陽気にポップ。
コンパクトなあっというまの曲です。ついに3分切りましたか(笑)。

この歌詞! なんてかわいらしく、そして初々しい。ステキv 青春、若いっていいですね〜。そしてこの曲は私のテーマソングに……(爆)
歌詞は「胸キュンな感じ。「これは……!? ひょっとして!? 恋なの?」みたいな。初々しい感じ」。稲葉さん、いつまでもステキな詞をありがとうございます。(*´▽`*)

デモ段階から松本さんは「恋心2」と呼んでいました。うんうん、分かります〜。ってか、Bメロにその雰囲気があるかも。ここで踊れちゃうような(笑)。

イントロにセミ・アコースティック12弦ギターGibson CS30014Protoをプレイ。さらにアコースティックの12弦ギターGibson J-185を重ねています。使用機材にダンエレクトロの6弦ベース(バリトンギター)もあるようですが、どこで使ってるんでしょうね? スコアにもないし。
間奏のあのリフはTAK曰く遊び心だそうです。ちょっちツェッペリン的な、ね。そこに稲葉さんの早口スキャットが! ライヴで私もがんばったんですが、やっぱカンだ(笑)。

そしてちょっと物悲しげなキーボードが重なるサビ! “堤防は決壊しそ〜〜〜♪” 好きだぁ!

Gibson Tak Matsumoto LES PAUL Tak Burst #002
Gibson CS30014Proto(12-String)
Gibson J-185 12-String
Danelectro 6-String Bass
Martin 000-18

PVはヤシの木の下で写真撮影。池の周りに座ってたり。気持ちよさそう♪
6. IT'S SHOWTIME!! 4:00
Drums : SHANE GAALAAS


まるでライヴ・ヴァージョン!!! 打ち込みドラムのシングルに対し、こちらはシェーンが叩いています!
印象がガラっと変わりましたね。ぶっとくロックへ!! 打ち込みがイヤだったという方でも、これならどうだ!って感じでしょうか?(笑)
さらにエンディングのソロが、ガット・ギターからエレキ・ギターに!
ヴォーカルも実は歌いなおしています! ところどころシャウトが入っていますし!
もっとよく聴くと、Bメロのギター、素人なんでうまく説明できませんが、ミュート・プレイが差し替わっています。聴き比べてみて下さい〜。

アルバムの中でも一番初めに作られました。

Gibson Tak Matsumoto LES PAUL Tak Burst #002
Fender Stratocaster
Martin 000-18

TV ASAHI NETWORK SPORTS 2003 テーマソング
7. 愛と憎しみのハジマリ 4:26
Drums : BRIAN TICHY


最も異彩を放っているのではないでしょうか?
徳永さんアレンジの8分打ちのシンセ。
そしてまずメッセージ的つぶやき。ダークでイミシンな。
全体にそんな雰囲気で、でもサビはまったり妙に優しさに溢れて明るい。

サビの歌詞だけ取ってみると、一途に純粋でもう、てへへ(笑)なんですが、“ひとりじめにしたい”みたいなわがままも入っていて、それは誰かにとっては憎しみのハジマリというわけで…考えさせられますね。“ときどきそれは愛じゃない....”ただのラブソングではありません。深いなぁ。
この詞はイラク戦争を稲葉さんなりに感じ取って。「ポジションを変えただけで見方が変わってきちゃう。基本的にはそういうことに関して直接歌わないが、ここは書いておきたかった。愛だと思ってやってることが、逆から見ると愛じゃなかったってこと」「彼の場合、歌詞が暑苦しいないのがいいね」と、松本さん。確かに! 稲葉さんは、以降このような世界情勢などを考えさせられる歌詞が増えていきます。

イントロとソロの前半は仮のギター。キャナリーイエローの#037を、アンプを使用せずにLine 6のPODを通してレコーディングしています。
ソロは速弾き!
そしてエンディングで新たなリフが出てくるのもグー! 元々エンディングのリフはなかったと。

Gibson Tak Matsumoto LES PAUL Tak Burst #002
Gibson Tak Matsumoto LES PAUL #037 (Intro & Solo前半)
Martin 000-18

PVはハワイのマウナケアかな?高度が高そうに見えたので。(それとも「WAKE UP〜」の映像の場所がその山かなぁ?) 4000メートルまで登ったそうです。マイナス2度! 真っ青な空。お二人は倒木に寄っかかっています。稲葉さんのピンク、松本さんの黄色のシャツでかわいい。
8. BIG MACHINE 3:34
Drums : SHANE GAALAAS


イントロのギターを聴いて「エンジンがスタートするイメージが湧いた。映像が湧いてきた」ということでドッドッ ドッドドッド言わすどっしり重量級なリフ!!
おもむろに歌い始め、Bメロはワウ。
そしてサビは大地をも揺るがす爆発力!!! 稲葉さんにしか歌えない!凄まじき倍音ヴォーカル!!
2段構成のサビで勢いづけ! 一人称が“俺”ということでワイルドに。
ソロもド迫力!! タム捌き→“GO !!”にシビレました!! マジカッコイイ!!

ポイントであるギターサウンドは、全部ローB弦が張られたアイバニーズの7弦ギターRG7st#LA053001(キャナリーイエロー)で弾いています。薄くアコギと。7弦を初めて弾いたと。真ん中とエンディングに出てくるリフは7弦じゃないと弾けない! KORNなんかを意識しています。すんごいヘヴィな破壊力!!(ワッツインで松本さんが全部7弦で弾いた、アコギを弾いたと話してますが、スコアには7弦は間奏とエンディング、アコギは入ってないなぁ…例の使用機材一覧にも…)

大きいものを動かす力を自分達に重ね合わせ、大変だけど報われることも多いよ!っていう内容です。自分達がBIGだと威張ってるわけではなく。L.A.スタジオの庭でラジカセで音を流しながら書かれました。
詞にないコーラスは「誰かが笑っても 愚かにも気高い どんどん遠くなる 振り向くヨユーはない」です。

元々デモ・テープではテンポももっとゆっくりでメロウだった。こういうアレンジや、アルバム・タイトルになる詞が付くことは予想してなかった。

Gibson Tak Matsumoto LES PAUL Tak Burst #002
Ibanez 7-String

PVはキラッ☆のセットで演奏。フラッシュがたくさん。1番サビだけです。ノースリーヴのお二人。松本さんはブルーのアイバニーズ! レスポール以外のギターを手にするPVは久し振りですね。
9. Nightbird 3:56
Drums : SHANE GAALAAS


手法としては昔のサウンドのマイナー系バラード。9曲目にしてやっと登場のバラードです。
ウィスパーに近いの表情豊かな上品にエモーショナルなヴォーカル。さすが! 物悲しく、ムーディーな雰囲気です。そしてサビでは鬼気迫る豹変! 力強く! サビに惹きこまれます! こういうバラードを待っていました!!
2番からバンドサウンドが加わり。オーケストレーションを入れたサウンドでやろうかなと作られました。「秋の夜長にどうぞー!」

シックな雰囲気の淡々と打ち込みピアノ。 ピアノはいつもだったら小野塚晃さんに差し替えるのを、しなかったのは打ち込みに雰囲気があったためです。打ち込みってことを最初気になっていたんですけど、今はもう全然気にしません。味わいあります。

イントロのギターは指弾きのヴォリューム奏法。
指弾きは他に「野性」「愛と憎しみのハジマリの」最初の部分、「ブルージーな朝」イントロ等です。
ソロは、「愛と憎しみのハジマリ」同様CYの#037の仮テイクをそのまま採用。そしてGソロが激情って感じでよいです。

「就寝前に気持ちが一回飛んじゃった。夜の空を気持ちが飛んでいる」。L.A.スタジオの庭で詞を書き書き。

Gibson Tak Matsumoto LES PAUL Tak Burst #002
Gibson Tak Matsumoto LES PAUL #037 (Solo)

PVはハワイの日の沈む海岸に佇むB'z。

ライヴでは披露されず。。

ロッテのど飴CMソング
発売後タイアップ。
10. ブルージーな朝 3:57
Drums : CHRIS FRAZIER


けだるさのようなものと、前向きさを感じるサビ! じわじわきます。これはジャジーですね。松本さん曰く「なんちゃってジャズ」。こういうコード進行の曲をやってみたかった。ということでコード進行から作られていきました。松本さんがジャズ学校に通ってた時にこういう曲も色々やった。
ふふ、B'zの懐の広さもまた魅力。“ブルージーな”というのは気分がブルーという事で(笑)。

イントロとAメロには'58年製レスポール・ゴールド・トップを使用。抑え目の独特の音色が印象的です。
エレピや弦など、打ち込みもイイ味出してますね。だんだん爽やかさも感じてきます。やや物悲しく、甘い音色のエンディングも素敵で好きです。

日常的な女性が主人公の歌詞も興味津々。働く20代って感じですかねー。女性が主人公の像があり、明るく悲しい感じを曲から受けたと。「主人公の女性はここを抜け出せると思うんですけど」。難しいけど歌うのが楽しい曲だそうです。“フライデー”といえば……いろいろ曰くある雑誌(笑)。

ドラムに関して、シェーンブライアンは人となりというか雰囲気がちょっと違うかなっていうのがあり、クリスを紹介してもらいました。芯を捉えていて、軽快でモダンな響き。
クリスも凄くいいドラマーで、また一緒に演りたいと。そしてそれは来年のソロ・プロジェクトへ…

Gibson Tak Matsumoto LES PAUL Tak Burst #002
Gibson '58 LES PAUL GOLD TOP 1958 (Intro & A)
Martin 000-18

PVはモノクロ。ハワイの開放的な建物内にいるB'z。
11. 眩しいサイン 4:05
Drums : SHANE GAALAAS


メロディアスなイントロからしてB'zの王道、懐かしさを感じるナンバー。気持ちよさに癒される感じ。
ちょっち切ないけど明るいメロディです。甘酸っぱさを感じるサビ。ホントにこの曲は良い曲です!
「Nightbird」から3曲、雰囲気のある曲が続きましたね。

今回のアルバムでは隠し味的にアコギを入れている曲が多いです。もちろんMartin 000-18。
エンディングではGibson CS30014Protoの12弦ギターアルペジオ。

サインが見えない人じゃなくて、見えてるのに見送る人の歌。欲しいものを寸前に手放してしまっていた人が、少しだけ前に行ってみようとするときのことを歌っています。 あきらめちゃってた人へのメッセージ。サインを見たら行動に起こしましょう! 「閉まりかけたドアにとび込まなきゃいけない時もある!」

「B'z LIVE-GYM The Final Pleasure “IT'S SHOWTIME!!”」の、恒例の未発表曲エンディングSEとして流され話題になっていました。個人的に、渚園の終演後に延々1時間以上このナンバーが流れ(かなりお腹いっぱいになった。(^^;))、聴くたびにあの過酷だったけど非常に満足感に満ちた夜を思い出します。そしてまたほろり…(; v ;)

Gibson Tak Matsumoto LES PAUL Tak Burst #002
Gibson CS30014Proto (12-String)
Martin 000-18

PVは新木場のSHOW CASEのオツカレー!のシーン。
12. CHANGE THE FUTURE 3:56
Drums : BRIAN TICHY


シンセ・リードと弦+高音ベースによる浮遊感あるメカニカルなイントロ!
そして哀愁アルペジオ! もう独特で、クールでカッコイイ!! 近未来的雰囲気が漂っています! 曲の展開もドラマティック! 唸るギター!
Bメロはミュートプレイとアームを使ったプレイ。この曲でもYamaha Zebraを使用。和のうねりのあるアルペジオはエフェクトのMXR Phase 100を使用しています。
間奏ではおもむろにヘヴィなリフが登場! これがホント、クール!! デデデーデデデ。やべえええ!! “CHANGE... THE FUTURE... CHANGE...”とロボット風に呟いています!
“さあぁぁぁあああああ!!!” キター!!! “ひとつぅ、にぃぃぃぃぃ!!!” くぁぁああ!! そしてあのリフ! カッコよすぎ!!! 元々アルバムのトリを考えていただけあって、これで終わったていたらロック・アルバム度がさらにアップしていたでしょう。
今回一番トリハダ感じました!! アタマの裏に電流が通り抜ける!!! うおっ! うおっ! うおおおっ!! B'zは、マヤクでっせ(笑)。

この曲は全てL.A.で制作されました。 こんな曲を書いてみたいなという気持ちから。L.A.で耳にしたもにインスパイア。
因みに、アルバムに入っていない曲でもう一曲、L.A.で作られた曲があるといいます。
2月上旬早朝6時、L.A.スタジオのキッチンにて、松本さんがカレーを温めようとしていたところをマネージャーが替わりに。それ待っている間ギターを弾いて、そしてあっという間にこの曲ができたというエピソードがあります(笑)。
「どことなくカリフォルニアっぽくないですか?」松本さん。うーん、どうでしょう?(^^;)
ヴォーカル録りもL.A.。因みに「野性のENERGY」も。
アニメのストーリーを読んで、未来から過去に戻って…今になってる未来を変えようという感じで作られた詞です。1番Bメロ、“今僕らがある環境は先祖から受け継いだものではなくて、これから生まれてくる人たちから借りてるものですよ。”というのをアメリカをツーリングしている際に、カフェに置いてあった本で読んで、いいなぁと思った。哲学的な詞ですね。

ライヴではステージから火柱が噴射しまくっていてアツかったです!

Gibson Tak Matsumoto LES PAUL Tak Burst #002
Yamaha MG-M CUSTOM Zebra

PVはスローモーション。キラッ☆のスタジオセットで決めポーズをしているB'z。
松本さんはグラサンにキャナリーイエロー。スモークが焚かれ、換気ダクト越しに撮ったり。

NHK BS2 アニメ「時空冒険気ゼントリックス」テーマソング
4月からOA! オープニングとエンディングで違う部分が流れました。
13. ROOTS 5:13
Drums : SHANE GAALAAS


イントロなしの歌声で始まる、夕陽を感じる しんみりあったかバラード・ナンバー。始めはレトロなエレピ+ベースを伴奏に。ゆったりと心込めて歌い上げます! 次にアコギが入ってきて。この手のサビは涙腺刺激しまくり!!
ギターソロも…あああ!!! イイ!!! ツインギターの流麗な泣きソロ!! 熱くうったえかけてくる!泣ける!! ヤバイ!最高です!! また名ソロが一つ!!
“今は…まだ泣かないで…” くぅぅ、泣きません! 泣きませんとも! また会いましょう!!! ぶゎぁぁっ!!! エンディングはアルペジオのフェイドアウトでもう涙ぽろぽろ… まさにアルバムエンディング・テーマです。

歌詞に時間がかかった。離散家族とかそういうのが具体的なイメージの出発点としてはあり、家族というものじゃなくても、全然血が繋がってない人でも同じことかなと。世界中を旅するような気持ちで書いた。さらに、本当に起こった原因に関して、「それをさかのぼらないといけないんじゃないの?」という所からきていて、今だけ見ても解決する事ができないことが多い。どこから始まっているかを思うことが大事。と、稲葉さんの考えが。
世界中を旅するような気持ちで書いた。

曲順を決めた時「CHANGE THE FUTURE」で終わりだったのですが、最後にあってもいい、必要かなということで急遽収録。エンディングにぴったし。入れてよかったとお二人。
最後に収録してくれて本当にありがとうございます!!

Gibson Tak Matsumoto LES PAUL Tak Burst #002
Fender Stratocaster
Martin 000-18

PVは山頂、雲の下からの日の出を浴びるB'z。

アニメSP「ブラックジャック」主題歌
12月、これでもかとタイアップ。エンディングに。
同番組に新曲TAKソロ「THE THEME OF B.J.」も。


TAK MATSUMOTO featuring 倉木麻衣 10/8/2003
イミテイション・ゴールド 22:07
イミティション・ゴールド
先行シングル第2弾。今度はロック・テイスト!

「異邦人」発表の際に第2弾もあると決まっていました。

個人的に、「私は風」をカップリングにしたのがすごいと思う。恐らくGARNET CROW中村由利だから、というガネクロファンの購入を計ったものだろうが。この楽曲はスゴイ。ある意味主役。

初登場1位! B'zでは当たり前モードですが、TAKソロでは快挙!

10/10、ドラマ出演。「アラクレ」演奏。
10/16、BANZAIツアーのインターネット・ストリーミング。

初登場:1位 初動:4.2万枚 総売上:8.1万枚
1. イミテイション・ゴールド TAK MATSUMOTO featuring 倉木麻衣 3:45
Words by YOKO AKI
Music by RYUDO UZAKI
Guitar : TAK MATSUMOTO
Bass & Programming : AKIHITO TOKUNAGA
Vocal : MAI KURAKI


ロックなギター。
レコーディング一発目。
サビがセクシ〜♪
山口百恵を意識してか、普段とは違う湿っぽい歌唱になっている。

倉木麻衣とB'zは互いのコンサートを見たりしていた。
2. 私は風 TAK MATSUMOTO featuring 中村由利 7:18
Words by MAKI ANNETTE LOVELACE
Music by HIROFUMI KASUGA
Guitar : TAK MATSUMOTO
Drums : HIDEO YAMAKI
Bass & Programming : AKIHITO TOKUNAGA
Acoustic Piano, Hammond B-3 : AKIRA ONOZUKA
Vocal & Chorus : YURI NAKAMURA from GARNET CROW


ぶったまげプログレ・ロック!!
中村さんの新たな魅力に気づく!! 凄いシャウトだ! これぞプロデューサーTAKの力といえます。
演奏も打ち込みじゃなく、個々が全力!
神曲!
3. イミテイション・ゴールド(VOCAL LESS) 3:48
カラオケ。
4. 私は風(VOCAL LESS) 7:14
カラオケ。


TAK MATSUMOTO 11/26/2003
THE HIT PARADE 67:01
THE HIT PARADE
邦楽カバーアルバム。実はRRSCの時から日本版を構想中だった!
ベテランから新人まで、Being GIZAメンバーが勢ぞろい。
この頃はJ-POP界でもカバー・ブームであった。うまく乗れたと思います。
TAKソロでは一番の売上を達成しましたが、稲葉さんの楽曲目当てで購入したも多数。

ボリュームたっぷり。
様々な楽曲がありますが、物悲しい系が多いかな? そうでもないか。
松本さんのルーツを知る良いアルバムです。
「僕の中でのHIT PARADEなので」

原曲を知る人はどうしても比べてしまって、ちょっと引っかかってしまう曲があるようですが。
カバーってのは、オリジナルを超えるのが目的じゃなくて、曲の良さを再認識できればいいんですから。

TAKが実際に音楽を始める前辺りから、音楽業界に入ってプロのミュージシャンになるくらいまでの曲を選曲。
ギターを始めてから、歌謡曲でもギターが耳に入ってくる曲が好きだった。
25曲録った中から17曲に厳選。
稲葉さんは他に沢田研二の名曲を5曲(「TOKIO」、「サムライ」他)ほど歌い、「勝手にしやがれ」以外の2曲はレコーディングまで行った。
同じ曲を何人かに歌わせ、曲とあうヴォーカリストを選んだ。
桑名正博やCHARも演りたかった。オケは作ったが歌がはまる人がいなかった。
曲順は野村さんとTAKで決定。一曲一曲が完成されてるからどう並べても大丈夫だった。

小ネタの効いたイラスト・ジャケットは参加全メンバーが書かれています。
左から、松田明子、稲葉浩志、竹井詩織里宇徳敬子川島だりあ菅崎茜坂井泉水(「Don't you see!」のジャケみたいに信号にぶら下がっています。)、高岡亜衣北原愛子上原あずみ三枝夕夏Fayray中村由利倉木麻衣、松本孝弘、愛内里菜滴草由実Jeffrey Qwest。5人ばかし自信ない。。
道頓堀っぽいところですが。グリコじゃなくてグレート。阪神優勝ファッション。
曲名が看板に。「私は風邪」…じゃなかった(笑)。風邪引いてまんねんの神様じゃないですか!
裏のTMハンバーガーに笑いました。マック? マクド。うーん(笑)。
ハウリン・ウルフ「ザ・ロンドン・ハウリン・ウルフ・セッションズ」のジャケットと見比べてみましょう。なるほど。
CD盤はレコードの様。
歌詞カードのタイトル表記がレトロ。
ケース裏の帽子被ったTAKがクール。

フライヤーは3つ折り。アンダウン抜粋インタビュー。TAKディスコグラフィー。全曲のオリジナル曲紹介。

レコーディング風景の小PVは「勝手にしやがれ」を除いた全てに存在。

CM。
イミテイション・ゴールド〜異邦人〜勝手にしやがれ
勝手にしやがれ〜異邦人〜イミテイション・ゴールド〜少女A
30秒CM。
勝手にしやがれ〜異邦人〜涙の太陽〜イミテイション・ゴールド〜港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ〜Foggy Night〜時に愛は〜私は風

11/26。TAK、「徹子の部屋」出演。黒柳徹子さんは「ベストテン」司会でしたからね。TAKは当日ナゴヤドーム楽屋でTV鑑賞。

TAKコメント出演。
11/22、CDTV。
11/27、AX MUSIC TV 01。見逃した…orz

12月のイベント“KISS ME ODAIBA”と“B'z X'mas in Tokyo Dome City”にてこの作品を買うと、お台場はCD購入特典「TAK チョーカー」。東京ドームでは「B'z15周年記念ロゴ入りビーズベアステッカー」。抽選で「ビーズベア」が当たった。

11/13、SHOW CASE。
11/20、さいたまスーパーアリーナよりBIG MACHINEツアー・スタート。

12/17リリース予定の台風15号は11/29延期発表。

12/22、アニメ「ブラック・ジャックSP」でTAK新曲「THE THEME OF B.J.」。
12/16、CDTVSP。「儚いダイヤモンド」。アテフリ…
12/17、「1億3000万人が選ぶ!ベストアーティスト2003」。「WAKE UP, RIGHT NOW」。アテフリ…
12/26、MステSP。「IT'S SHOWTIME!!」。東京ドーム公演間日。声ガラガラ、気迫MAX!
12/23、BSデジタル5局共同番組「B'z LIVE-GYM 2003 “BANZAI IN NORTH AMERICA” 〜LIVE&DOCUMENT〜」放送。2時間。ネット配信されたのと同じ公演だがカットあり。

初動:22.5万枚 最高位:2位 登場数:15週 総売上:45.3万枚 年間チャート(2004):27位
1.勝手にしやがれ featuring 稲葉浩志 3:23
Vocal & Chorus : 稲葉浩志 from B'z
Words by 阿久悠
Music by 大野克夫
Guitar : TAK MATSUMOTO
Drums : 山木秀夫
Bass & Programming : 徳永暁人
Original Artist : 沢田研二
Mixed by HIROYUKI KOBAYASHI


ドラマに使われ話題に。
B'zじゃんとか言っちゃダメよ(笑)。
ア〜ア〜♪
2番のアコギ疾走Aメロもいいねぇ。

イントロからキター!!って感じです。
2番からもう最後のサビ前の感覚というかグッと来る盛り上がりです。間奏のギターソロが挟まれないのも。
ライヴで演ってほしいなぁー。

ジュリーの新曲を出すごとの衣装や仕掛けが楽しみだったTAK。「許されない愛」が一番好きだったと。
今回はアルバムに合う「勝手にしやがれ」で。

1977/5/21発表。

フジテレビ系全国ネットドラマ「あなたの隣に誰かいる」挿入歌
リリース前に流れ話題に。
2. 異邦人 featuring ZARD 3:28
Vocal : 坂井泉水 from ZARD
Words & Music by 久保田早紀
Guitar : TAK MATSUMOTO
Drums : 山木秀夫
Bass & Programming : 徳永暁人
Chorus : 安達昇, 福田和希
Original Artist : 久保田早紀
Mixed by HIROYUKI KOBAYASHI


先行シングル
リミックスされています。ドラムがより生音っぽく。Bメロのシタールとかも変わってたり。

1979/10/1発表。デビュー曲。1位に7週、100位圏内に25週ランクし150万枚の大ヒット。
3. 涙の太陽 featuring 愛内里菜 2:36
Vocal & Chorus : 愛内里菜
Words by 湯川れい子
Music by 中嶋安敏
Guitar : TAK MATSUMOTO
Bass & Programming : 徳永暁人
Original Artist : 安西マリア
Mixed by TOMOKO NOZAKI


アレンジは外人さんの。歌詞は日本人の。両バージョンのイイトコ取りみたいな。

ベンチャーズ系デケデケデケのアレンジを入れているのは松本さんオリジナルでしょうか?
なーぜ なーぜ なのー♪
良いですねー里菜嬢は高音が魅力。

1973/8/5発表。
さらにオリジナルは1965年4月、Emy Jacksonエミー・ジャクソン)。
4. その気にさせないで featuring 三枝夕夏・北原愛子・高岡亜衣 3:07
Vocal & Chorus : 三枝夕夏,北原愛子,高岡亜衣
Words by 千家和也
Music by 穂口雄右
Guitar : TAK MATSUMOTO
Bass & Programming : 徳永暁人
Original Artist : キャンディーズ
Mixed by TOMOKO NOZAKI


オリジナルよりテンポアップ。
リフがいいね。
どれが誰の声か未だに分からず。(^^;) GIZAの娘はあんま聴かんよ。コナンくらいでしか。

高岡は新人。

1975/9/1発表。
5. イミテイション・ゴールド featuring 倉木麻衣 3:44
Vocal : 倉木麻衣
Words by 阿木燿子
Music by 宇崎竜童
Guitar : TAK MATSUMOTO
Bass & Programming : 徳永暁人
Original Artist : 山口百恵
Mixed by HIROYUKI KOBAYASHI


オリコン1位の第2弾シングル
これは変わってないかな。

1972年発表。
6. 港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ 4:33
Guitar & Vocal : TAK MATSUMOTO
Words by 阿木燿子
Music by 宇崎竜童
Bass & Programming : 徳永暁人
Chorus : 稲葉浩志, 坂井泉水, 愛内里菜, 三枝夕夏, 北原愛子, 高岡亜衣, 倉木麻衣, 松田明子, Fayray, 菅崎茜, 滴草由実, 上原あずみ, 川島だりあ, 竹井詩織里, 宇徳敬子, Jeffrey Qwest, 中村由利
Original Artist : ダウン・タウン・ブギウギ・バンド
Mixed by HIROYUKI KOBAYASHI


ニヤリなTAKヴォイス。
全員集合〜。
稲葉さんは4回目の左から聴こえるコーラス。キー低くて意外。
どれが誰だか全部分かる人いる? 愛内さんくらいしかパッと聴いて分かりません。

最初、レコーディングの際“関西弁”バージョンを収録。
語るよりもギターを弾きたかった。
スケジュールの都合上、コーラスは一人ずつ全部別で録った。

1975/6/20発表。
7. 雨の街を featuring 松田明子 4:57
Vocal : 松田明子 from RAMJET PULLEY
Words & Music by 荒井由実
Guitar : TAK MATSUMOTO
Bass & Programming : 徳永暁人
Original Artist : 荒井由実
Mixed by TOMOKO NOZAKI


シングルカップリング。変わってないかな。

ちょっと落ち着くポイントかな。

1973/11/20発表。デビュー・アルバム「ひこうき雲」収録。
8. Paper Doll featuring Fayray 3:49
Vocal : Fayray
Words & Music by 山下達郎
Guitar : TAK MATSUMOTO
Bass & Programming : 徳永暁人
Original Artist : 山下達郎
Mixed by TOMOKO NOZAKI


モダンでオシャレな雰囲気。
カッティングギター落ち着いた感じがいいですね。
原曲の歌は…ちょい拒否反応が。

所属事務所的には浮いてる感じがしちゃいます。

プロモーション用に制作されたが評判が良かったのでカセット発売され、アルバムに収録された。
1978/12/20発表「GO AHEAD!」収録。
9. 「いちご白書」をもう一度 featuring 菅崎茜 4:30
Vocal : 菅崎茜
Words & Music by 荒井由実
Guitar : TAK MATSUMOTO
Bass & Programming : 徳永暁人
Chorus : 宇徳敬子
Original Artist : バンバン
Mixed by TOMOKO NOZAKI


これまた物悲しい哀愁プンプン。
泣きそう。ギターが泣いてるヨ。
ユーミンその2。
オリジナルの男性ヴォーカルの力強さが魅力だったんですけどね。

1975/8発表。デビュー仕立ての荒井由実作詞作曲。ミリオン・セラー。
10. Foggy Night featuring 滴草由実 4:05
Vocal : 滴草由実
Words & Music by 尾崎亜美
Guitar : TAK MATSUMOTO
Programming : 大賀好修
Original Artist : 尾崎亜美
Mixed by TOMOKO NOZAKI


力強い声だ。ヴォーカリストとして力量はGIZAの中で高い方ですが、ちょっと苦手かも。 うるさく感じちゃう…
これの原曲が見つかりません。隠れ曲。

力強いヴォーカルですな。
さすが徳永さん一押しの娘ではある。

1982/4/5発表。アルバム「Air Kiss」収録。
11. 少女A featuring 上原あずみ 3:30
Vocal : 上原あずみ
Words by 売野雅勇
Music by 芹沢廣明
Guitar : TAK MATSUMOTO
Bass & Programming : 徳永暁人
Original Artist : 中森明菜
Mixed by TOMOKO NOZAKI


ノリノリだね。
歌はぶっちゃけカラオケレベル…
上原あずみ、この人まだいたんだという感じ。 
このお嬢さんは一年以上作品リリースをしていないそうですが。まぁ、mfmに載ってたりパン工場でライヴしてたりしますが。

1982/7/28発表。中森明菜2ndシングル。
12. ビュン・ビュン featuring 川島だりあ 2:11
Vocal : 川島だりあ
Words by 加納秀人 / 中野良一 / 青木正行
Music by 加納秀人
Guitar : TAK MATSUMOTO
Bass & Programming : 徳永暁人
Original Artist : 外道
Mixed by HIROYUKI KOBAYASHI


疾走ロックンロール!
デジロック風にしてみたといいます。

川島だりあはこの歌詞が納得いってなかったと(笑)。TAKはカッコイイと思うと発言(笑)。

ごきげんなリフでグイグイ行く曲。
さすが安定したパワーのヴォーカル。

1974/9/1発表。デビュー・アルバム「外道」収録。
13. パープルタウン (“You Oughta Know By Now”〜“パープルタウン”) featuring 竹井詩織里 3:56
Vocal & Chorus : 竹井詩織里
Words by 三浦徳子
Music by 八神純子 / RAY KENNEDY / JACK CONRAD / DAVID FOSTER
Guitar : TAK MATSUMOTO
Bass & Programming : 徳永暁人
Original Artist : 八神純子
Mixed by SHIN TAKAKUWA


爽やか。フッフフ〜♪
新人さんですが。
サビのポップ感が良いですね。

1980/7/21発表。
オリジナル曲は当初八神純子「パープルタウン」というタイトルだったが、レイ・ケネディ「You Oughta Know By Now(邦題:ロンリー・ガイ)」にあまりに酷似しており、レイ・ケネディからクレームが入った。それによりサブタイトルを付け作曲者にもレイらをクレジットし、パ○リからカバーへ変わった曲。。
「ロンリー・ガイ」を聴いてみたがイントロからABメロはまさにそのまんま。パープルタウンパープルタウン♪のサビは八神のみ。レイは力強い歌声。
ところで実際のタイトルは「パープルタウン 〜You Oughta Know By Now〜」というわけなんだけども、TAKがわざわざサブタイトルにまでパープルタウンと入れたのは…サビからがオリジナルと言いたいから?(TAKがタイトル付けたかどうかは知らんが。)
14. 時に愛は featuring 宇徳敬子 5:24
Vocal & Chorus : 宇徳敬子
Words & Music by 小田和正
Guitar : TAK MATSUMOTO
Bass & Programming : 徳永暁人
Original Artist : オフコース
Mixed by TOMOKO NOZAKI


じっくり、バラード。力強く。

これも悲しい系。
センチな気分。

1980/12/1発表。11/21リリース「We are」収録。
15. SPINNING TOE-HOLD 2:45
Music by 竹田和夫 / 樋口晶之
Guitar : TAK MATSUMOTO
Blues Harp : 稲葉浩志
Bass & Programming : 徳永暁人
Original Artist : クリエイション
Mixed by HIROYUKI KOBAYASHI


ゴクゴク飲みたいギターインスト!(?
稲葉さんもブルース・ハープで! これまたB'zだ(笑)。

渚園で流れていました。DVDではカットされてますけども。

1977発表。プロレスラーザ・ファンクスのテーマ曲としてシングル化。
16. 一人 〜I Stand Alone〜 featuring Jeffrey Qwest 3:41
Vocal & Chorus : Jeffrey Qwest from EXPERIENCE
Words by 岸部修三
Music by 井上堯之
Guitar : TAK MATSUMOTO
Drums : 山木秀夫
Bass & Programming : 徳永暁人
Original Artist : ディーブ・平尾(1972), 井上堯之(1976)
Mixed by HIROYUKI KOBAYASHI


TAKが楽器をやり始める前に聴いた。中学生の頃。ドラマ「傷だらけの天使」最終回で水谷豊さん扮するアキラが死に、萩原健一さん扮するオサムがドラム缶風呂にアキラを入れてあげ、その後リアカーで引っ張っていくシーンが印象に残っていると。そこでこの曲がかかっていた。
シングル盤を買った。アルバムは高くて手が出せなかった。

日本語うめーーーー!!!!
倉木麻衣のバンドのギター黒人さん。
ちゅちゅちゅちゅちゅだれ〜も〜♪
しゃべれませんよね、この人。
渋い。

1976発表。アルバム「WATER MIND」収録。
17. 私は風 featuring 中村由利 7:14
Vocal & Chorus : 中村由利 from GARNET CROW
Words by MAKI ANNETTE LOVELACE
Music by 春日博文
Guitar : TAK MATSUMOTO
Drums : 山木秀夫
Bass & Programming : 徳永暁人
Acoustic Piano, Hammond B-3 : 小野塚晃
Original Artist : カルメン・マキ&OZ
Mixed by TOMOKO NOZAKI


「イミテイション・ゴールド」カップリング。
バージョンに変化なし。

悶絶のラスト!!!

うーむ、シングルに収録してほしくなかったかも。
ここで初めて聴いた時、感動で身震いしてアルバムを終われるから…
先に聴いちゃってるとどうしても半減。
(言ってる事矛盾してるなぁ。「BIG MACHINE」は試聴で全曲リリース前に聴いてしまったわけですし。)
カップリング曲もアルバムに収録するんだったら、シングルに収録して欲しくなかったなー。
「異邦人」、「イミテイション・ゴールド」。1曲のみの(カラオケ入り)ワンコインシングルが良かったかな?
なんかわがまま言ってしまいました。とにかく好きなんですよ!!

1975/1発表。



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