稲葉さんソロを経てB'zのレコーディング。
01月29日 マグマ 03月05日 FIREBALL 07月09日 Calling 10月08日 Liar! Liar! 11月19日 SURVIVE |
稲葉浩志 1st Album | 1/29/1997 | |
マグマ 61:55 | ||
Produced by KOHSHI INABA Arranged by KOHSHI INABA and RYOICHI TERASHIMA Mixed by MASAYUKI NOMURA Directed by RYOICHI TERASHIMA Mastered by ICHIKO FURUKAWA Special Thanks to TAK MATSUMOTO シングルなし、突然のアルバム発売にファンは驚きました。あの稲葉さんがソロ!?と。 私が初めてこのアルバムを手にしたとき、まずB'zのヴォーカル稲葉さんのソロだなんてきっとものすごい歌いまくりハード・ロック作品なんだろう!!と勝手に思い込んでました。 そして聴いてみたら。 「…………え?」 これが最初の第一印象です(笑)。“意外”でした。 B'zのようなキャッチーなメロディのわかりやすいハード・ロックではなく。なんでしょうこの憂鬱さが漂う雰囲気は。“スルメ”盤。まさにこれです。買ったはいいもののほとんど聴くことがありませんでした。だがしかし。“稲ソロ”というものがどういうものか理解できた時、このアルバムは“神”となりました。これはヤバイ。スゴイ。 初心者にはまず「B'zとは別物だ」と言っておきます。 初めはリリースの予定はなく、じっくり納得のいく物を制作。'96年夏の時点で6曲完成。「Spirit LOOSE」ツアー後に集中して作られ、15曲出そろうまで2年くらいかけて。ソロのきっかけは「J-BLUES BATTLE Vol.1」にあるといいます。「TRAMP」をカヴァーした事でソロ活動の楽しみを知り、その後もB'zのレコーディングの合間をぬって曲作りをしました。(ところで「TRAMP」っていつレコーディングしたの?? 「LOOSE」の前頃?)。 作った15曲を全て収録。作詞作曲はもちろん稲葉さん。 タイトル「マグマ」は溜まっていたモノを早く作りたい早く出したいという思いが今にも噴火しそう!という気持ちから名付けられました。とにかくアイデアが湧き出て、作ったデモを聴いているうちに気になることができたりして、眠れない夜もあったというほど没頭していたと! 色々挑戦した事がうかがえるバラエティに富んだ内容。当然松本さんはいないのでギターにスタジオミュージシャン。普段ディレクターの寺島さん。「ギター・パートは、音色もフレーズも頭の中にあって音がフレーズまで口をついて出てくるから、ディレクターで長年付き合っている寺島さんなら詳しく説明しなくても言いたい事を分かってくれるので、このアルバム・レコーディングでは大部分のギターを弾いてもらいました。」とのこと。参加ミュージシャンも大勢。とにかく楽しく制作されたそうです。 バラエティに富んだ作品の“深さ”。転調の激しい曲が多い。 歌詞は字余りが多い感じ。稲葉さんらしさである、詰め込むだけ詰め込むという手法が全開です。 さらに歌詞カードは歌詞からスタッフ、品番まで稲葉さんの手書きという拘りっぷり! デビュー当時から交流があった藤田理麻さんのイラストあり。アーティスティックな写真が多い。パーマをかけたヘアスタイル。レコーディング風景の写真がありますが、そこに写っている大きな犬がオールドイングリッシュ・シープドッグのバブ君。それと、よく見ると稲葉さんが煙草を吸っている写真も! 関係者だけに500枚限定でアナログ盤を配布。ジャケットデザインも別アングル。 CMは「Chopsticks」のみを流していたバージョンも。 試聴盤は全曲収録のものと「くちびる」ヴァージョン。 ノン・シングル&タイアップでしたがミリオンセールス! それは邦楽界で後にも先にもこのアルバムのみ! 注目度の高さがうかがえます。 稲葉さん自身も、年に一回は聴きたくなるアルバム(2010年会報85号)。 第12回日本ゴールドディスク大賞ベスト・ロック・アルバム・オブ・ザ・イヤー受賞 松本さんはUCSD(サンディエゴの大学)で3ヶ月学生をやっていた。 初登場:1位 登場数:12週 総売上:100.1万枚 |
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1. 冷血 2:15 | ||
HIDEO YAMAKI 〜Drums〜 KOJI “KITAROH” NAKAMURA 〜Bass〜 AKIRA ONOZUKA 〜Wurlitzer〜 RYOICHI TERASHIMA 〜Guitars〜 うおおっ、音色に拘ったというダークな鍵盤。不気味ささえ漂わせています。そして1フレーズのみという短さが、サビの印象を強烈にしています。“稲葉ワールド”の幕開け、まさに吸い込まれる感じ。超インパクトあるオープニング曲。 曲がある程度出揃ってから、一曲目のイメージを固めていって作られました。そうして出来たこの曲を周りの意見に振り回されることなく一曲目に。 自分の卑怯さを見下した感じの自嘲詞。 アルバムの1曲目はこんな曲でいきたいと思って作りました。レコーディングではエレピの音色とドラムパターンにこだわりました。 写真、腕が伸びてーる!? PVは立ち入り禁止テープに絡む稲葉さん。 「Inaba Koshi LIVE 2004 en」収録。 |
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2. くちびる 4:15 | ||
JUN AOYAMA 〜Drums〜 MASAO AKASHI 〜Bass〜 RYOICHI TERASHIMA 〜Guitars & Loop Drum Programming〜 KOHSHI INABA 〜Percussion〜 艶やかさも光るオーソドックスなロックナンバー。どちらかというとこちらの方がオープニング曲的な。 1人で作った時は苦労したらしいそうです。 妄想…の歌詞。えっ!? タイトルの隠語?? 何のことだかわからんにゃー。でゅふ(笑)。 2年ほど前に曲作りを始めた最初の方に出来た曲。 PVはモノクロ映像でカメラを真っ直ぐ見据えて歌う稲葉さんに、カラーの女性唇アップ映像が断片的に映ります。 「Inaba Koshi LIVE 2004 en」収録。 |
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3. そのswitchを押せ 3:33 | ||
HIDEO YAMAKI 〜Drums〜 MASAO AKASHI 〜Bass〜 AKIRA ONOZUKA 〜Hammond B-3〜 RYOICHI TERASHIMA 〜Guitars & Loop Drum Programming〜 KOHSHI INABA 〜Percussion〜 イントロなし。ヘッドホンで聴くと良く分かりますが、Aメロでは声が回っています。 展開の速い、だんだんテンションの上がるハード・ロック曲。 ループと山木さんのドラムとの絡みがすばらしい。 歌詞はAメロが本音。サビが自分を見つめるもう一人の自分の意見。自分に言い聞かせているわけです。詞の最後には命令口調なのが印象的。“そのswitch”とは自分を変えるもの。 PVはインナーの写真の連続。 |
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4. 波 4:46 | ||
TOMOHITO AOKI 〜Fretless Bass〜 RYOICHI TERASHIMA 〜Guitars & Rhythm Synth. Programming〜 優しいアコギに煌びやかなメロディのバラード。打ち込みループ・ドラムで、音域豊かなヴォーカルが一層際だっています。 “まばたきほどの 時に沈む 人を幸せにできる鍵があるという”のとろけるフレーズは感動的。素敵です〜。 ラストの一言“もっと奥へ”。 デモはギターだけだったんだけど、エスニック調のリズムパターンを入れて、曲の印象がすごく変わりました。 PVはフルサイズ作られていて、舞台はニューヨーク。外国人女性の運転する60年代のキャデラックに座りドライブするストーリー。チャイナタウンからミッドタウン、ブルックリン・ブリッジのコース。赤い開襟シャツに黒のジャケット、パーマがかかった髪にサングラスのホストスタイル(笑)が印象的。左耳にはピアス。撮影は11月なので相当寒かったとか。流石に夕方頃になると毛皮のコートを着用。風も強そうです。この女性モデルさん、最後は余りの寒さに声を上げて泣いてしまったとのこと。(^^;) 「Hadou」初回限定盤DVDに収録。 「SURVIVE」ツアーで披露。 「Inaba Koshi LIVE 2004 en」DVD特典収録。 「Koshi Inaba LIVE 2010 〜enII〜」収録。 |
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5. 眠れないのは誰のせい 4:02 | ||
HIDEO YAMAKI 〜Drums〜 KOJI “KITAROH” NAKAMURA 〜Bass〜 AKIRA ONOZUKA 〜Hammond B-3〜 SHIN KAZUHARA 〜Trumpet〜 RYOICHI TERASHIMA 〜Guitars〜 KOHSHI INABA 〜Percussion〜 ジャジーなブルーズ・ロックというか。独特なグルーヴの洗練されたクールな曲。左チャンネルにベース、エレキ・ギター、パーカッションのタンバリン(かな?)。右にアコギと低音ドラム。という風に振り分け。 シニカルなぼやき歌詞。1番は“ああ いやだな 他人の幸せを 満面の笑顔見せて 喜んでるボクがいる”、2番が“なんかちがう 他人のふしあわせを 涙を流して悲しんでるオレサマがいる”と、一人称がかなり変化。 最後はブルージーなトランペットと絞り出すような低音真っ白シャウト! ジャズ・ギターのオクターブ奏法をリフにしたいと思って作っていきました。あと、ベースをスポンジでミュートするアイデアが面白いと思いました。 PVはブルックリンの荒れた倉庫の中で歌う稲葉さん。サングラスにベージュのスーツ。赤いソファに座っていたり。 インナー写真。鍛え上げられたセクシーな肉体、蜘蛛のシールのタトゥーに、おヘソの輪タトゥーが!! この頃に彫られられたんですね。 「Inaba Koshi LIVE 2004 en」収録。 |
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6. Soul Station 6:35 | ||
HIDEO YAMAKI 〜Drums〜 KOJI “KITAROH” NAKAMURA 〜Bass〜 AKIRA ONOZUKA 〜Hammond B-3 & Moog〜 RYOICHI TERASHIMA 〜Guitars〜 オルガンで始まる雄大なスロウ・バラード。作っていくうちに気が付いたら6分を超える大作になった。 この曲は、アコギは左から。ドラム&エレキギターは右。 メロディはポジティヴさを求めている明るい感じなんですが、歌詞は救いのないようなネガティヴに…… “誰の言葉も 届かない…” 悲痛連呼。いったい何があったのでしょう稲葉さん… これこそが「マグマ」を象徴するダーク世界感。 2年前にパリで出来た曲です。タクシーの中で曲が浮かんできて、ホテルに戻って、便箋にコードを走り書きしました。作っていくうちに歌詞が増えて、6分以上もある曲になってしまいました。 「パリで作った」と言ったらカッコイイかな?という理由からパリにいったらしい(笑)。 PVは倉庫のガレージ前に立つ姿。 「Inaba Koshi LIVE 2004 en」収録。 |
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7. arizona 5:02 | ||
HIDEO YAMAKI 〜Drums, Loop Drum〜 MASAO AKASHI 〜Bass〜 AKIRA ONOZUKA 〜Hammond B-3〜 RYOICHI TERASHIMA 〜Guitars〜 KOHSHI INABA 〜B. Harp〜 “シャラララーラ”のコーラスが印象的。もちろん稲葉さんです。不思議な雰囲気を持つロック曲。 ギターは左、オルガンは右。間奏は稲葉さんのブルース・ハープ。 歌詞は“耳にうるさいほどの静けさ”や“水のない河を泳ぐように”とはどんなものなんでしょうね。深いです。ふむぅ、彼女と離れて新しい大地に来てはみたものの、心細くなり現実を夢だと思うように努めているのでしょうか… “arizona”ってタイトルの曲がいいなぁと思って作りました(笑)。 PVはニューヨークのスタジオで撮影。カメラ正面に鋭い目つきで歌います。 「Inaba Koshi LIVE 2004 en」収録。 |
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8. 風船 3:52 | ||
AKIRA ONOZUKA 〜Piano〜 OTOHIKO FUJITA 〜Horn〜 EIKO ONUKI 〜Cello〜 DAISUKE IKEDA 〜Strings & Horn Arrangement〜 低音でやさしく歌い上げる味わい深いバラード。 ピアノに、左にチェロで右にホーン。 この曲はB'zでは考えられない!?、ギターが一切入っていないという試み。 ピアノが入って、弦が入って、ホルンが入る曲をやりたいと思って作った曲です。Leon RussellやTom Waitsの世界をイメージしていましたね。 PVはブルックリンの倉庫に座る姿。 「FIREBALL」ツアーのソロコーナーで弾き語りで披露されました。そしてついに映像化キタコレ! ところで、写真の看板のモザイクが気になっちゃいます…(笑) 「B'z LIVE-GYM Hidden Pleasure」収録。 |
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9. 台風でもくりゃいい 3:10 | ||
JUN AOYAMA 〜Drums〜 MASAO AKASHI 〜Bass〜 SHINSUKE ODA 〜Voices〜 RYOICHI TERASHIMA 〜Guitars〜 KOHSHI INABA 〜B. Harp〜 スゥーッと息を吸いこみ、イントロ無しでスタート。 だんだん音数が増えていきます。 ノリのいいハード・ロック曲。 最後は歌詞の字体もテンション上がってますね! やけっぱちな歌詞。“サウナで支配人に 丁寧に追いだされ”は体験談らしい。(^^;) 彫物がある人はお断りというわけですね。背中の竜かな? また、アルバムタイトルの“マグマ”が。 あと“倍テン”とはテンポが倍になるということです(4ビートが8ビートになる感じ。)。 “イオリ”は稲葉さんの飼っている猫。いえ、飼っていた猫… 持ってかれちゃったらしいです、前の(略 犬を散歩させている時、家の出掛けにメロディが浮かんできて、帰ってから一気に作りました(笑)。 ブルース・ハープのソロはもちろん稲葉さん。 台風のアナウンスが入ります。台風178号ですって! …区間に深刻な被害をもたらしている台風178号はその勢力を更に増し 中心気圧1000ヘクトパスカル、最大風速80メートル 時速500キロで北北東に進んでおり、今夜半過ぎには 港区六本木セ……入り口付近に達する見込みです。現在、雨・風ともに大変強くなっており、今後の充分な警戒が必要と思われます。 PVは他の曲と作風が違って、冷蔵庫の中からなぜか椅子やらテーブルやらが次々出てくる摩訶不思議なもの。歌有り。 最後はシャンパンを思いっきり振ってブシュゥウウ!! |
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10. 灼熱の人 3:58 | ||
JUN AOYAMA 〜Drums〜 MASAO AKASHI 〜Bass〜 SHO SEKI 〜Guitars〜 AKIRA ONOZUKA 〜Hammond B-3〜 ギターリフがファンキーでノリノリのハード・ロック。松本さんが弾くとまた違うんだろうなぁ。なんてね☆ 左にギター、右にオルガン。 間奏のダーダラッタッタ〜がカッコイイ! ここだけでも飯3杯はいけます(笑)。声とユニゾンしてて、キーが上がって下がってがたまらん。 “俯瞰”と書いて“とおめ”と歌います。 “鬼のような面で 叫んでらんよ”。……あれ?! 勢いよく脱字。(^^;) リフだけを一番最初に考えました。こういう方法をとるとツェッペリンみたいになりますね。リフさえ出来ればあとはなんとかなる(笑)。 PVはシャウト気味に歌っている姿。背景合成の激しい感じ。 |
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11. なにもないまち 2:49 | ||
BENISUKE SAKAI 〜Wood Bass〜 RYOICHI TERASHIMA 〜Guitars & Rhythm Synth. Programming〜 KOHSHI INABA 〜Vocoder〜 一転、ボサノバ調の不思議な、吸い込まれるような印象的なメロディ。 サビでのオクターブ上の歌声のトーンに注目。 最後はボコーダーで声を変えてあります。コードを弾きながら歌うと、その音程と合成処理されます。 ワウギターとヴォーカル以外はフェイド・アウトしていき… “きみ”は去ってしまったわけで…むなしさの残る歌詞。 寺島さんがボサノバにすごく詳しくて、コード進行とかかっこいいなと思ってよく聴いていた。それで作った。 「Spirit LOOSE」ツアー先のホテルで最初のモチーフが出来ました。ツアーに行くとよく詞や曲が出来ることがありますね。 PVはモノクロ。街で歌っています。暖かそうなコートが印象的。 |
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12. Chopsticks 2:15 | ||
JUN AOYAMA 〜Drums〜 AKIRA ONOZUKA 〜Percussion〜 TAKASHI YOKOYAMA 〜Djembe〜 MINORU YASUDA 〜Djembe〜 RYOICHI TERASHIMA 〜Guitars & Bass & Percussion〜 KOHSHI INABA 〜Percussion〜 変拍子のジャングルのような迫力あるワイルド打楽器インスト! はじめはこの曲は7拍子をやるつもりで、ボーカルもあった曲でした。パーカッションを入れたのはたまたまストリートミュージシャンを見つけたのが、きっかけになってます。 パーカッションはエンジニアの野村さんのアイデア。野村さんが公園でジャンベを叩くストリート・ミュージシャンの二人を見かけ。 稲葉さんと野村さんで「ちょっと遊びに来ない?」とスタジオに誘い、仕事っぽくならないようにみんなで一気に録った。 野村さんもキーボードの小野塚さんも叩いている。 ジャンベの二人のギャラはビールとハンバーガー(笑)。 稲葉さんは野村さんからのプレゼントのバリの太鼓を叩いている。 どれが稲葉さんの音か分かる人はスゴイです(笑)。 また、稲葉さんはジャンベをかなり気に入ったらしく購入し、都内某公園に行ってストリート・ミュージシャンとセッションしたりしました。 PVはサングラスをしてソファに座っています。 04年のロック・オデッセイ、サマー・ソニックはこの曲をSEに稲葉さん登場! |
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13. JEALOUS DOG 4:32 | ||
JUN AOYAMA 〜Drums〜 MASAO AKASHI 〜Bass〜 BUB 〜Barkin' Dog〜 MASAYUKI NOMURA 〜Loop Drum Programming〜 RYOICHI TERASHIMA 〜Guitars & E. Mandolin〜 KOHSHI INABA 〜B. Harp〜 犬の鳴き声から。太いベース。 サビの歌メロが印象的。乾いた感じのロック。エンディングのブルース・ハープソロはスピード感あるハードな演奏! ワンちゃん視線のおもしろい歌詞です。飼い主は女性で、主人公はオス犬…だと思ったんですが、“きっとだまされてる マイダーリン”ということはメス? 写真にも写っているバブ君は稲葉さんの愛犬。ブースに30分間閉じ込めて、啼くのを待ったと。(^^;) 録音した中から一番良い鳴き声を選んびました。 明石さんの歪んだアコースティックベースが気持ちいい曲ですね。 PVは倉庫で、車のフロントに座りながら歌います。 |
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14. 愛なき道 4:32 | ||
JUN AOYAMA 〜Drums〜 MASAO AKASHI 〜Bass〜 AKIRA ONOZUKA 〜Hammond B-3 & Piano & Percussion〜 RYOICHI TERASHIMA 〜Guitars〜 アップな8ビートに爽快で明るいロック! 人気のある曲です。 “もうひとりじゃない まして なあなあになるわけでもない”の“なあなあ”ってあまり耳にしない言葉… なれあいまったり状態という意味合いです。耳にしないわけでもないか。 “みな のうなしてしまえよー”は岡山弁で「全部無くしてしまえよ」という意味です☆ “I'll give you a ride”。そういえばこのアルバムではサビの頭の歌詞が英語であることが少ないです。というか、ここで始めて登場? この曲のエンディングはピアノと不思議な遠吠え?が。 ボーカルレコーディングをしている間にどんどん歌詞が変わって、歌いながら詞がついていった曲です。 PVはスタジオでBUBちゃんと戯れる稲葉さん! 笑顔がイイ! 「Inaba Koshi LIVE 2004 en」収録。 |
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15. Little Flower 6:12 | ||
HIDEO YAMAKI 〜Drums〜 KOJI “KITAROH” NAKAMURA 〜Bass〜 YOSHIHIRO MATSUURA 〜Slide Guitar Solo〜 AKIRA ONOZUKA 〜Wurlitzer & Piano〜 EIKO ONUKI 〜Cello〜 DAISUKE IKEDA 〜Strings & Horn Arrangement〜 RYOICHI TERASHIMA 〜Guitars〜 独特の空気感のスロウバラード。幻想的な雰囲気です。ファルセットのヴォーカル。 ジャジャン!とハードなフレーズが突然挟まるのが身がシマる感じ。 左からピアノ&エレキ。右からアコギ。間奏は左からチェロ。 エンディングはギターソロでフェイド・アウト。安らかな世界へ誘われていくような気分です。 エンディングに持ってこようと決めて作った曲です。ジェフ・ベックのアルバムにスライドギターで終わっているのがあってすごく印象的だったから、自分のアルバムも最後はスライドギターで終わりたかった。 PVはモノクロで立つ姿。結露の窓ガラスに手をかざします。 |
21st Single | 3/5/1997 | |
FIREBALL 7:36 | ||
編曲:松本孝弘・稲葉浩志 Mixed by MASAYUKI NOMURA Directed by RYOICHI TERASHIMA Mastered by ICHIKO FURUKAWA Bass : TAK MATSUMOTO Drums : HIDEO YAMAKI 10ヶ月ぶりのシングル。 ジャケ写のお二人はカッコイイ!! ギターは黒のEVH model。 一度剥がしてもまた貼る事の出来るリタック・タイプのシールがついたジャケット。赤、オレンジ、白の3バージョンあります。 剥がすと“No Synthesizers & Computers Used”というクレジット。メンバーのこだわり。 「?」と思う方も多いと思いますが、これはデビュー当時、コンピューターの音楽を使う事が大前提だったB'zにとっては衝撃的宣言。でもそれを意識して作ったわけじゃなく、結果としてそうなった。 ベースも松本さんが担当! ベーシストに横で細かく注文していた松本さんを見て、稲葉さんが一言「自分で弾けるんじゃないの?」と言ったのがベーシスト・TAK誕生の経緯。山下昌之さんから借りたリッケンバッカー。ビリー・シーンの様にやってみたかった。 ドラムはB'zと山木さんの最低限の人数で演奏。 残念ながらシングル連続ミリオン記録はここで途絶えます… 初のドームツアー「B'z LIVE-GYM Pleasure'97 “FIREBALL”」は10日から約一ヶ月間。オープニングナンバーが「FIREBALL」でした。 登場数:11週 総売上:754,950枚 年間チャート:24位 |
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1. FIREBALL 4:15 | ||
超人的ヴォーカルのワイルドで野太いハード・ロック曲! ギターをいっぱい重ねて。アコギもコーラス的に。 さすがTAK、なんとも自己主張の強いベースです(笑)。 稲葉さんが「マグマ」制作中、松本さんは3ヶ月間アメリカ滞在。帰国直後にスタジオで一番初めに仕上げられました。 松本さんは「なんで邦楽ってこんなにたくさん音があるんだろう?」と思ってて、この曲は余計なコンピュータ音一切無しのバンドサウンドに。昨年の12月のうちに出来ていました。 イントロのギターに使用したエフェクターはビンテージ物のフェイザー「MXR “Phase100”」。 Aメロの後のギター・ソロは松本さんがプロになる前に通っていたジャズ学校で習った技を思い出して弾いた。 “Don't make me down”、“Getting lose yeah”等のコーラスは松本さん! “アレちょん切られても”イ、イタそうだぁ!(笑) サビの入りが最強!! “Make”カッコェェ〜〜〜!!! “飛んでゆける 空を燃やしながら”なんてキーの高さ!! メッセージ性の強い、全ては自分との戦いの歌詞。稲葉さんの詞はこのテーマが多くなってくる気がします。Bメロの3連符への歌詞の乗せ方がさすがだなと思いました。 2006のTreasure Landで仮英詞が展示されていました。 PVは川崎某スタジオ。監督は下山 天氏。 イメージは近未来の牢獄にあるステージとして、2日間かけてセット。朝10時から夜中2時までの一日がかりの撮影。 初のバンド形式PVでしょうか? ベースはCOOL JOEさん。ドラムは黒瀬蛙一さん。ロックっぽい人ということで選ばれた。 そして内容は灼熱の火炎地獄! プロの方が予定よりもどんどん火を出したため、稲葉さんもテンションが上がって「もっと出して!」と言い出す始末。 松本さんの頭上に降る火花! タバコに火をつけたライターを抛ってサビで一気に着火! 金網にすがりつくセクシーな稲葉さん。 アメリカでTAKが購入した黒いレスポールは、後にMoonEyesによりペイントを入れてFIREBALLツアーのOPで使用されることになるLes Paul 1996 Black with Flame #92956367。 最後に鎮火。必見PVです。 Mステ、そして初めて「HEY! HEY! HEY! MUSIC CHAMP」で披露。トークは無しでした。 2/21、Mステ。 3/3、HEY!*3。 この頃、私がB'zを意識し始めた頃v 「SURVIVE」収録。 「B'z The Best “Treasure”」10曲目。 「a BEAUTIFUL REEL.」収録。 「B'z LIVE-GYM Hidden Pleasure」収録。 資生堂ピエヌCFソング 「メイク魂に火を付けろ」がキャッチコピー。(^^;) |
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2. 哀しきdreamer 3:21 | ||
変拍子、変則的構成。最初はドライにまったりしているけど、サビで豹変。ゴリゴリハード・ロックに! 稲葉さんは「キてるなー、この曲。大丈夫かな?」と思った(笑)。 全部スタジオで制作。コード進行から考えて作った。 ベースも松本さん、でいいのかな?? “then you're gonna see”でまたフっと落ち着く切り返しが良いですね。 ラストのサビは実はAメロなんですね。キレ気味シャウト! 最後はカットアウトで唐突に。 アルバム未収録。 CIRCLE OF ROCKツアーで初披露!! プレイステーションソフト「Indy500」挿入歌 |
22nd Single | 7/9/1997 | |
Calling 12:01 | ||
Mixed by MASAYUKI NOMURA Directed by RYOICHI TERASHIMA Mastered by ICHIKO FURUKAWA 久しぶりのバラードシングル。春のLIVE-GYMで先行披露され話題になっていた曲です。 2nd beatには初のライヴ音源収録。 車に乗っているB'z。雨の沖縄で。魚眼レンズで車のボンネットをデフォルメして撮影。 稲葉さんの髪がちょっと短めに。 裏ジャケは「B'z LIVE-GYM Pleasure'97 “FIREBALL”」のステージ。 初回版にはアニメのB'zデザインのステッカーが封入されていました。 この頃、松本さんは七緒香さんのプロデュースも手掛けていました。 ぴったしミリオンセールス! 登場数:17週 総売上:1,000,020枚 年間チャート:16位 |
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1. Calling 5:56 | ||
編曲:松本孝弘・稲葉浩志・池田大介・徳永暁人 Drums : JUN AOYAMA, HIDEO YAMAKI Bass : MASAO AKASHI, AKIHITO TOKUNAGA Pf : AKIRA ONOZUKA Strings Section : SHINOZAKI STRINGS バラードの常識を打ち破った一曲! 異なる2曲が合体し誕生! B'zを代表するバラードの一つとなりました。 96年末から制作時間は7ヶ月! まず始めに、「FIREBALL」ツアーで未発表曲として披露されたました。この時はイントロ無し、“あっとゆうま”から始まる完全なバラードでした。ピアノを松本さんが弾いていました! レコーディングでそのバラードテイクは青山純さんと明石昌夫さんで録り、アレンジは松本さんと池田大介さん。 ハードなセクションのテイクでアレンジに稲葉さんと徳永暁人さんが加わり、そこを山木秀夫さんと徳永さんで録りました。(最初はバラードの真ん中に付いていました。)最終的に両テイクをリミックスして完成。アレンジャー4人はB'z最多。次期サポメンでもある徳永さんが初参加。アルバムでも活躍です。 というわけでこの曲は、未発表の真ん中にハードなパートがあるものと、「FIREBALL」ツアーで演った全編バラードのものの3バージョンあります。 「Spirit LOOSE」ツアー終了後、互いにソロ活動をしていたB'z。 もともとは松本さんがアメリカ滞在中、友達の結婚式のために、その友達が書いた詞にメロディを付けてプレゼントした曲だったそうです。 それをB'zでも使うことになり、稲葉さんが詞を付けるとき「久々に会ったということの刺激が歌詞に出た。」とおっしゃっていました。つまり松本さんに宛てた歌詞なんですね! 冒頭パートはまるで歌の問いかけにギターが答えているようです。ピアノのバラードパートでは美しいストリングス。スロウのじっくり聴きたい感動メロディです。 “ひとつひとつと 窓に灯ともる”の一度しか登場しないBメロパートが印象的。 20人もの弦楽器奏者。 “Yes, I'm looking for you” “Still, I'm calling you” FIREBALLツアーバージョンについて。 TAKが奏でるピアノのイントロ。ピアノと歌のみで1番。ひとつひとつと〜の部分に歌詞はついておらず。TAKが間奏でギターに変更しソロ。ドラム、ベース、キーボード、ストリングスが。エンディングはサビメロを崩した感じの穏やかなソロでしっとりフィニッシュ。 「B'z LIVE-GYM Hidden Pleasure」でついに映像化されました!! 以降ライヴで演奏される時エンディングはアレンジされギターリフに超絶シャウトとなります! テレビでのライヴも生演奏でした。 PVはエディット・バージョンで存在。「FIREBALL」に続き監督は下山 天氏。 「FIREBALL」を撮った川崎のスタジオと世田谷の東邦撮影所にて。今度は約5tの大雨攻めです! 体張ってます(笑)。 冒頭、いきなり「FIREBALL」サビがラジオから流れていて、ガス管から火炎が吹き出ています。なので「FIREBALL」のPVと繋がっている?と思ってしまうんですが、特にストーリーが繋がっているわけではなく、近未来の荒れた土地をイメージして似た雰囲気になったので冒頭のシーンが追加された。 バイクに乗って到着松本さん。 このPVでは松本さんは忙しく、バイオリンとピアノも弾いています。当日練習して本当に弾いている。 ギターは撮影用の安いゴールドトップ。 バラードはモノクロ、ハードな部分はカラーの映像。 出演女優は後に有名となるスーパーモデルの未希さん。 最後にタバコを抛ると最初に消えたガス管に火が引火! そのままバイクで行ってしまう松本さん(笑)。また最初に戻るんでしょうかね? Mステ、CDTV、Mステ年末SPで披露。 7/11、Mステ。 7/12、CDTV。 12/26、MSSP。「スイマーよ!!」も。 「SURVIVE」収録。 「B'z The Best “Pleasure”」13曲目。 「The Ballads 〜Love & B'z〜」5曲目。 「B'z The Best “ULTRA Pleasure”」収録。 「once upon a time in 横浜 〜B'z LIVE-GYM'99 “Brohterhood”〜」収録。 「B'z The Best “ULTRA Pleasure”」Premium Live DVD収録。 「B'z LIVE-GYM Hidden Pleasure」収録。 テレビ朝日系月曜ドラマ・イン『ガラスの仮面』、『ガラスの仮面2』テーマソング |
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2. Gimme your love (Live at Tokyo Dome) 6:05 | ||
Drums : DENNY FONGHEISER Bass : MASAO AKASHI Keyboards : TAKANOBU MASUDA 「RISKY」収録の「GIMME YOUR LOVE -不屈のLOVE DRIVER-」の「B'z LIVE-GYM Pleasure'97 “FIREBALL”」ライヴ・ヴァージョン。サブタイのとおり「東京ドーム」公演。(3月20,22,23日と3日間ありましたがどの日のでしょう?) シングルの2nd beatがライヴだったら面白いというアイデアが出たそうです。他にも何曲かライヴ音源をトラックダウンしたそうなんですが、演奏も良く、巨大B'zバボットが登場して印象的だったこの曲を選んだ。また、トラックダウンの際に演奏を聴いてほしいということでオーディエンスの声を下げた。 各パートの音がはっきり聴こえます。ライヴでは5人でB'z! 松本さんのギターも稲葉さんも叫ぶ!! 鋭さと破壊力を持ったデニーのドラムがカッコイイ! アレンジが変わっています。ダンスからロックに! サビ入りでブラスがなくダン・ダンという刻みなのが一番の違いですかね。 PVはライヴ映像がフルであります。FIREBALLツアーダイジェスト的に他の曲の映像も混ぜて。ギターソロで松本バボットを殴りまくってる稲葉さん(笑)。 因みに前の曲は未発表曲「DO-ME」。次の曲は「BLOWIN'」です。このセリフはドラムのデニー。稲葉さんが駆け寄ってマイクを向けてます。イントロがちょっと入ってるのがニクいですねぇ(笑)。 |
23rd Single | 10/8/1997 | |
Liar! Liar! 6:55 | ||
編曲:松本孝弘・稲葉浩志・徳永暁人 Mixed by MASAYUKI NOMURA Directed by RYOICHI TERASHIMA Mastered by ICHIKO FURUKAWA 今年3枚目。アルバム先行シングル。 発売後にタイアップが付き、ジャケ写のB'zをアニメイラストにしたステッカーが封入されているバァージョンが発売。通称ビリビリステッカー。 それは7万枚限定ですが、今でも十分手に入ります(LIVE会場などで)。 「日本のCMは面白いから自分達のCMも、ただ曲の一部を流して、○月○日発売!とやるより面白いものにしよう。」という考えから、一風変わったCMを制作。 「稲葉さんの腹話術編」、「松本さんバーでおかわり編」、「B'zヒッチハイク編」の3つがあります。 腹話術編はスチール撮影現場にたまたま人形があって、稲葉さんがそれで遊んでいたのをノリで録りました。 おかわり編はカウンターに座って「ライアーライアー」を注文すると、コップに入ったライアーライアーを周りの外国人が「ライアーライアー!」と驚きます。 ヒッチハイク編はお二人が道路にいて、稲葉さんが看板を持ってピョンピョン跳ねてます。看板には「Liar! Liar!」と。 松本さんの中でサングラスがブーム? ジャケット、かけてる写真が多いですね〜。 ラジオ「BEAT ZONE」が終わったのはこの頃? 試聴CDは「1. Liar! Liar! 2. Liar! Liar! 3. ビリビリ」の5回繰り返しの全15曲。 8/31〜9/13。ニューオリンズ。スチール撮影&ビデオ撮影。 登場数:8週 総売上:79.4万枚 年間チャート:20位 |
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1. Liar! Liar! 3:22 | ||
Bass : AKIHITO TOKUNAGA 打ち込みドラムを駆使したデジタル・ロック。ポップさも兼ねそろえた初期のB'zを彷彿させる形態です。しかしギターとベースの比重の方がはるかに高いです! エレキピアノのイントロからボリューム・ペダルでフェイド・イン。そして“ジャッジャッジャージャ”のノリのいいリフ! “lululu,liar!”イントロで巻き舌を披露。 サビの韻の踏みが秀逸! そしてエンディングがカッコよすぎ!! アンプはロックマンを使用。イントロにミュージックマン、メインは'56レスポール。半音下げチューニング。 デモでは最初松本さんの仮歌が入っていたそうです。 周りはみんなウソツキだと吼える青さのある歌詞。“愛する人が ハッピーになりゃそれでいいや”はウソかマコトか? 私の思い出、自分専用のラジカセを手に入れたときラジオで流れたこの曲をテープが擦り切れるくらい聴きました。B'zにハマるきっかけとなった曲で感慨深いです。 PVはニューオリンズで撮影。海外で行ったことない場所というだけの理由(笑)。 9月の頭に3日間かけて撮影されました。 気温が40℃で湿度80%以上という熱帯地獄! ホント過酷なPVが続きます(笑)。 通りは「バーボンストリート」。 稲葉さんがモーターボートを運転。免許がなくても乗れるので数時間練習して運転。 沼には本物のワニが出没すると言われ。しかし、映っているワニは着ぐるみのワニおじさん。 ギターを弾いているのは湿地帯の浮島で、松本さん立ってるだけのスペースしかなかった。二人以上立つと沈むという。。その周りをホバークラフトでぐるぐる撮影されています。 ギターはゴールドトップ。 曲と全然関係ないシチュエーション…と言い張るB'zのお二人。(^^;) Mステ、CDTVで披露。 10/12、CDTV。 10/17、Mステ。 98年1/3、CDTVSP。「DEEP KISS」も。 「SURVIVE」収録。 「B'z The Best “Treasure”」4曲目。 「once upon a time in 横浜」収録。 「a BEAUTIFUL REEL.」収録。 「B'z LIVE-GYM Hidden Pleasure」収録。 PerfecTV! ch 199『MUSIC FREAK TV』CMソング '97NHL日本公式開幕戦のオフィシャルテーマソング |
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2. ビリビリ 3:33 | ||
Drums : HIDEO YAMAKI カッティングにエレキピアノの織りなすクールなメロディ。打楽器のリズムが凝っています。サビ前の“But...”が印象的です。 最後に詞のヤケ気味の気持ちを表すかのような連続シャウト! 「Liar! Liar!」が最後に作られたのに対して、アルバム候補曲として早い段階の3曲目に作られていました。 自嘲気味な歌詞。“いくじなしやろうに なりさがろう バイバイ”と言い切ってしまっています… 「B'z The “Mixture”」13曲目にリミックス収録。 「J-ROCK ARTIST BEST 50」 オープニングテーマ('98年1月より) |
9th Album | 11/19/1997 | |
SURVIVE 49:59 | ||
Mixed by MASAYUKI NOMURA Directed by RYOICHI TERASHIMA Mastered by ICHIKO FURUKAWA 「もがいてあがいてSURVIVEする。それが美しいと思った」。フルアルバムは2年ぶり。「LOOSE」から、よりシンプルさを求めていきました。 ふふ、私が初めて聴いたB'zのアルバムです〜。(*´v`*) 特徴としてはハードとポップのバランスが良く、またバラードに定評があります。バラベスにも3曲収録。 打ち込みなどアレンジャーの徳永暁人さんの色が強い感じ。徳永さんは松本さんとは七緒香さんのレコーディングの縁。B'zでもやりましょうということに。 2月からスタートしドームツアーを挟み8月にマスタリングを終了。沖縄と福岡で1週間ずつレコーディング。沖縄ではホテルの部屋に簡単な機材を持ち込みデモの制作という通常とは違う方法を試した。 '97年のシングル3枚を全て収録しています。欲を言えば、バージョン違いにして欲しかったかな… 贅沢ですね。(^^;) エフェクター「ロックマン」は極力使用しないで「ボグナー・アンプ」が登場。松本さんがご自身で購入してある日突然スタジオに届いて周囲を驚かせたそうです。PEAVEY 5150と併用。この頃購入した56年製ギブソン・レスポール・ゴールド・トップがメイン。ストラトキャスターやテレキャスター等も。 作詞の基本は仮英詞。先に日本語詞が浮かんだ曲もあるといいます。「マグマ」の頃からワープロを使わず完全に手書きで考えるようになりました。 ニューオリンズでジャケット&PV撮影。ジャケ写はプリザベーション・ホールという有名なライヴ・ハウスにて。バスドラの“ROCK BAND”は自分たちがそうであると強調しているわけではないです。また、ドラマー募集中という訳でもありません(笑)。 「LOOSE」と同じく通常版でケース&ブックレット付き。ブックレットは、36ページ目の写真が違う2バージョンあります。車の中を覗き込んでいるB'zと、部屋の中にいるB'z。私のは前者でした。最初に気付いた人すごいなぁ。こればかりは狙って買うことは出来ませんねぇ(笑)。そうそう、稲葉さんの右人差し指にチビ竜を確認できます。左耳にはまだピアス。 「CD EXTRA」としてPCに入れれば秘蔵写真、歌詞、そして「Liar! Liar!」のPVを見ることができます。QuickTimeが必要なんですが、実はなくても見られます。隠しファイルの「BZ.MOV」がそのPVなので、適当な再生ソフトで見ればOK。ハードディスクにコピーすればいつでも見られますが、58MB程あります… WebSync/CDというソフトで「DEEP KISS」、「ハピネス」のPV(みたいな映像…らしい。)を見ることができます。がしかし、2002年にB'zの公式サイトがリニューアルした際にDLできるページが無くなってしまったようです… 私は見たことがありません…(´・ω・`) http://www.being.co.jp/bz/ws/websync.html これ以降、アルバムにはオフィシャルバンドスコアが発売。 25日発売の「Guitar Monster Vol.2」に松本さんが参加。 11月16日より「B'z VIDEO-GYM#02」。全国47会場を回り、'98年2月28日まで。 第12回日本ゴールドディスク大賞ベスト・ロック・アルバム・オブ・ザ・イヤー受賞 登場数:24週 総売上:172.3万枚 |
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1. DEEP KISS 4:14 | ||
Arrangement by TAK MATSUMOTO, KOHSHI INABA, AKIHITO TOKUNAGA Drums : HIDEO YAMAKI Bass : AKIHITO TOKUNAGA Chorus : B.B.IKKIES 心臓鼓動のようなSEで幕開けする、とにかくハイテンションな曲!! ハジケれること間違いなし! 一音下げチューニングの豪快なギターリフ。続いてベースとユニゾンのリフ。 12曲目にレコーディング。 MOOGというアナログ・シンセサイザーをフィルター代わりにして独特の犬シャウト。「CAT」での発見がきっかけです。 渋谷の街の雑踏を録った所、たまたま救急車のサイレンが入っていてなお良かったというSE。 稲葉さんのチャレンジ、1番Aメロはトーキング・スタイルのヴォーカル。サビが二つあるみたいな作りです。かなりキー高いです! CDTVで披露された時、稲葉さんも辛そうでした。(^-^;) 1音下げチューニング。 ギターソロはスライド奏法から。 歌詞は自嘲。“今 欲しいのは優しい DEEP KISS”生意気な!(笑) 「優しいディープキス」…か…でゅふふ…(謎 仮歌のときから1曲目がいいなぁと思っていました。実は、だいぶ前にカセットに入れておいたrフを、このアルバムのオープニングのために取っておいて、アルバムレコーディングの最後に満を持して録りました。 PVはニューオリンズの夜。パトカーの上に乗ってギターを弾く松本さん、警察官に連行されそうになって暴れる稲葉さん。それがまたこの警察官を演じた外人ADさんが役者志望の方で、鬼気迫る演技。稲葉さんも最後は半ギレしてしまいました…(^^;) CDTVSPで披露。演奏前にお客さんに挨拶&あおりも放映。喉がややきつそうでした。 98年1/3、CDTVSP。 「B'z LIVE-GYM Hidden Pleasure」収録。 |
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2. スイマーよ!! 3:18 | ||
Arrangement by TAK MATSUMOTO, KOHSHI INABA, AKIHITO TOKUNAGA Drums(Drum Fill[Ending]) : HIDEO YAMAKI Bass : AKIHITO TOKUNAGA インパクトあるタイトル! マイナーメロディで初期のB'zのデジタルビートが洗練された様な、スピード感あるテクノ的サウンド。 チョッパーベースやディレイがかかったピアノも印象的。 沖縄で制作されました。 ユニゾンのエンディングもカッコイイ! ラストは山木秀夫さんドラム。32分音符16個の凄い速いとこも? 元々は大人っぽい雰囲気のメロウな曲だったらしいです。 迷い悩める人を“スイマー”と比喩している希望が湧く前向きな歌詞。最後の“魔法じゃない じゃないけどできるよ”というフレーズに感無量です。 ハーモナイザーの「Digitech “Whammy” Pedal」を効果的に使っているそうです。 ライヴでの“僕のをかんで”のパフォーマンスがかーなーり話題に。稲ジャージを…ねっ!(笑) 「once upon a time in 横浜」で確認できます〜。 あと、イントロではみんなでクロールの振りがあります! もともとはメロウな感じの曲だった。テンポももっとゆっくりでね。 B'z風の曲だとよく言われるんですが、アレンジではテクノ的なところが新しくて面白いと思います。 PVは凄い早さでカットが切り替わる映像。ニューオリンズの街にいるB'z。 Mステ年末スペシャルで披露。 12/26、MSSP。 「ultra soul」2nd beatに新録「スイマーよ 2001!!」! 「B'z The Best “ULTRA Treasure”」収録。 「once upon a time in 横浜」にボーナストラックとして収録。当時の見たいライヴ楽曲投票で1位だった為。 「B'z LIVE-GYM Hidden Pleasure」収録。2001!!のバージョン。 |
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3. Survive 4:47 | ||
Arrangement by TAK MATSUMOTO, KOHSHI INABA, AKIHITO TOKUNAGA Drums : HIDEO YAMAKI Bass : AKIHITO TOKUNAGA Keyboards[Piano] : AKIRA ONOZUKA アコギとエレキがメロウなイントロ。ミディアムテンポのノスタルジックなナンバー。エモーショナルなヴォーカルとコーラスのハモリが良いです。 生き残る意思を表した歌詞。 7曲目にレコーディング。歌詞が出来たところでアルバム・タイトルにしようという事になりました。メンバー同士がどんな心境でアルバム作りをしているかを確認できたそうです。 ライヴではセットが壊れる演出がありました。 7曲目ぐらいって、ちょうどお互いがどんな心境でアルバムを作っているかを確認できる頃なんですよ。その時期にタイムリーにこの言葉が出てきた。 結果的にアルバムタイトルにしてもいいねって話になってタイトルにしました。 PVは草原で柵に寄りかかりながら歌う、サングラスをかけた稲葉さん。畑?でギターを弾く松本さん。 |
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4. Liar! Liar! 3:22 | ||
Arrangement by TAK MATSUMOTO, KOHSHI INABA, AKIHITO TOKUNAGA Bass : AKIHITO TOKUNAGA 最新シングル。 勢いと洗練されたカッコよさ。 シングルとしてリリースしたけど、アルバム曲がでそろったところで、もう一曲作ろうということになって最後に作った曲です。 |
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5. ハピネス 4:51 | ||
Arrangement by TAK MATSUMOTO, KOHSHI INABA, AKIHITO TOKUNAGA Drums : HIDEO YAMAKI Keyboards[Piano/Hamond Organ/Synthe.] : AKIRA ONOZUKA オルガンのイントロから、ベルが可愛く鳴るポップなバラード。アコギ、ピアノが穏やかに。 これはもう純粋無垢なラブソングですね。 52年製テレキャスターをプレイ。他にこのギターを使ったのは「DEEP KISS」、「Shower」。 「Survive」や「Calling」等のアコギも全てマーティン000-18。 手拍子。“シャララハピネス”はファルセット。ここは当初オケが存在していたが最終的にヴォーカルを生かす形に。 アコースティックのギターソロは、仮で録ったテイクをそのまま使っています。 PVはモノクロで、椅子に足を組んで座りながら歌う稲葉さん。 「The Ballads 〜Love & B'z〜」9曲目。 「B'z The Best “ULTRA Treasure”」収録。 テレビ朝日系月曜ドラマ・イン『ガラスの仮面』、『ガラスの仮面2』エンディングテーマ |
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6. FIREBALL 4:12 | ||
Arrangement by TAK MATSUMOTO, KOHSHI INABA Drums : HIDEO YAMAKI Bass : TAK MATSUMOTO シングル。 シングル用として一足早く作られていました。アルバムでも一番野太いハード・ロック曲。 去年の12月に久しぶりに二人で会って、何か作ろうというところから始まった曲。シンプルなものを作りたかったんだね。 |
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7. Do me 3:27 | ||
Arrangement by TAK MATSUMOTO, KOHSHI INABA, AKIHITO TOKUNAGA Drums : HIDEO YAMAKI Bass : AKIHITO TOKUNAGA Keyboards[Hamond Organ] : AKIRA ONOZUKA Chorus : SAEKO KAI from SO-Fi Trumpet : SHIN KAZUHARA, NOBUO KATO Trombone : EIJIRO NAKAGAWA Saxophone : BOB ZUNG キレのあるブラス隊。ノリの良い曲です。全編通してオートワウをかけたというギター。ラストサビのバックにトランペット。 1番が終わって打ち込み風のドラム。 本気出してくれ!! ベイベー! ベイベーー!! スーパースペシャル!! ブレイクして、ドラム連打に乗せて“君がスゴイってこと僕は知ってるぜ〜!!” 最後は大胆にもヴォーカルにワウをかけ「シテシテ」と言っています。 黒いストラトをプレイ。他にこのギターを使ったのは「DEEP KISS」、「CAT」。 コーラスはSO-Fiの甲斐冴子さん。松本さんはCDを聴いて、ぜひやってみたいと思ったそうです。元は稲葉さんのフェイクに甲斐さんが応える形でレコーディングされていましたが、逆にした方がなお良いということで、収録バージョンに。 “迷える子羊ちゃ〜ん♪”のコーラスは、稲葉さんのアイデア。左でTAKがささやいています。 FIREBALLツアーのリハーサル中にライヴ用として作られました。「B'z LIVE-GYM Pleasure'97 “FIREBALL”」で未発表曲として披露されたものの待望の収録。しかし歌詞やアレンジ、テンポも上げ、大幅に変更しています。元のはもっとエッチィ歌詞でした(笑)。シングルの候補でもあったそうです。 ツアーリハーサル中にセッションして作って言った曲です。 ライヴでやった時とは、テンポもアレンジも歌詞も全然違います。 PVは新宿の忙しそうな某会社オフィス。そこで歌ったり、松本さんはデスクの上に乗ってギターを弾いていますが、何事もないかの様に黙々と仕事をこなす皆さん。 |
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8. 泣いて 泣いて 泣きやんだら 3:37 | ||
Arrangement by TAK MATSUMOTO, KOHSHI INABA, AKIHITO TOKUNAGA Drums : HIDEO YAMAKI Bass : AKIHITO TOKUNAGA Keyboards[Piano/Hamond Organ] : AKIRA ONOZUKA Strings Section : HIIRO Strings ブルージーな三連ロッカ・バラード。ストリングスが綺麗。 実は3年前に書いた曲でその時から三連のロッカ・バラードでいくという構想はあったが、、 なかなかアレンジが決まらなかった曲で、偶然、友人に借りたフライングVの音色がきっかけで解決しました。 ギターソロからテーマが生まれてくることもある。音色は語るんです。 男性が女性を励ます歌詞。“これは おせっかいか 恋の告白なのか?”という詞が好きです。 ライヴで歌うと気持ちよさそうな曲だと思います。 PVは青みがかった映像で、稲葉さんは植物園のような場所で椅子に座って歌っています。足を組んでギターを弾く松本さん。 「The Ballads 〜Love & B'z〜」11曲目。 「B'z The Best “ULTRA Treasure”」DVD-19-収録。 |
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9. CAT 3:41 | ||
Arrangement by TAK MATSUMOTO, KOHSHI INABA, AKIHITO TOKUNAGA Drums : HIDEO YAMAKI Bass : AKIHITO TOKUNAGA Keyboards[YAMAHA CS-10] : AKIRA ONOZUKA Strings Section : HIIRO Strings 最初にレコーディングされました。東洋の香りのする曲。Bメロのシンセ・リードの音が好きです。サビのストリングスの配し方がスリリングな感じ。 Aメロのコーラスは一オクターブ上を歌っています! しかもライヴではそちらがメインでした!! サビもキーが高い。 稲葉さんの“ニャオニャオ”、“ミャオミャオ”と猫ヴォーカルにも注目! 間奏では速弾きベースソロがあって。 アウトロ無し。ギターがニャーオと言ってるみたい。オートワウの「Guyatone “SWR-2”」を使っている。 自由奔放な女性を“CAT”と比喩しているわけですね。“いうこときいちゃう オレもオレだ”と“オレ”表現。 ボーカルレコーディング中では、歌っている途中でかなり歌詞を変えました。 一番ヴォーカル・レコーディングに時間が掛かったそうだ。 PVはサングラスにスーツで夜の街を歩きながら歌う稲葉さん。 |
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10. だったらあげちゃえよ 3:51 | ||
Arrangement by TAK MATSUMOTO, KOHSHI INABA, AKIHITO TOKUNAGA Drums : HIDEO YAMAKI Bass : AKIHITO TOKUNAGA Keyboards[Piano/Hamond Organ] : AKIRA ONOZUKA Chorus : B.B.IKKIES Trumpet : SHIN KAZUHARA, NOBUO KATO Trombone : EIJIRO NAKAGAWA Saxophone : BOB ZUNG ジャジーなピアノのイントロからブラス隊の弾けたコミカルな雰囲気のブルーズ・ロック。曲構成はもっとも議論を重ねた。 早口字余りの稲葉さんらしいメッセージ・ソング! これも沖縄で制作。 “おとしたハンカチーフを拾ってくれるよ”の後のコーラスは“たぶん”。(^^;) ノリのいい合唱あり。当時オフィシャルサイトに歌詞が出ていて、ライヴで皆んなで一緒に唄おう!と呼びかけていました。 なぁなぁ おまえなぁ それはいらねぇな なぁなぁ それじゃなぁ たいしたことねぇな なぁなぁ もっとなぁ すっきりさっぱりな なぁなぁ なんだかなぁ 言葉のはまりが難しくて、慣れるまで時間がかかりました。 PVは一室に大人数の社員が並んで“ナ〜ナ〜”大合唱。最前列には座って歌うB'zのお二人。「SURVIVE」ツアーのサポメンに決定した大島さん、黒瀬さん、徳永さんも歌っています。 「B'z LIVE-GYM Hidden Pleasure」収録。 |
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11. Shower 4:37 | ||
Arrangement by TAK MATSUMOTO, KOHSHI INABA, AKIHITO TOKUNAGA Drums : HIDEO YAMAKI Bass : AKIHITO TOKUNAGA Keyboards[Fender Rhodes] : AKIRA ONOZUKA Percussion : NOBU SAITO Shell Windという貝殻を鳴らしたSEでキラキラした雨を表現。優しさと暖かみを感じる穏やかなバラード。 Bメロはウィスパーのヴォーカル。 サビの後のMelo. EGと高音のベースのメロディが印象的。ぱぁ〜っと開ける感じが好きです。 ミュージックマンのEVHモデルをプレイ。他に使用した曲は「Liar! Liar!」。フェスタレッドのストラトキャスターはナッシュビル・チューニング。「ハピネス」でも。 プリプロで行っていた沖縄で作られた曲その3。ホテルの窓から見えた景色が歌詞のモデルとなっています。宜野湾のLAGUNA GARDEN HOTEL 1115号室からの景色です。ブックレットにも記載されています。球場は横浜ベイスターズがキャンプしてます。ホテルの卓球台で遊んだB'z。 パーカッションはコンガとカバサとタンバリン。斎藤ノブさんはコンガでしょうか? 後悔の詞。でも希望に満ちています! 稲葉さんは勝新太郎さんに親しくてもらっていてよく食事に誘われていたが、忙しくなり会えない日々が続いていた時に勝さんが亡くなりその後悔などの気持ちを詞にした。 ↑これはファンの憶測で、稲葉さんの口から(公式サイドで)このような発言はありません。 沖縄に行ったときに作りました。アレンジもほぼその時のままですね。 歌詞に出てくるのは、沖縄で泊まっていたホテルから見えた風景が元になっています。サビ前のファルセットコーラスもすでに沖縄のホテルで歌ってました。 PVは夕焼けの埠頭で歌う稲葉さん。 |
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12. Calling 5:56 | ||
Arrangement by TAK MATSUMOTO, KOHSHI INABA, AKIHITO TOKUNAGA, DAISUKE IKEDA Drums : HIDEO YAMAKI, JUN AOYAMA Bass : AKIHITO TOKUNAGA, MASAO AKASHI Keyboards[Piano] : AKIRA ONOZUKA Strings Section : SHINOZAKI Strings シングル。ドラマチック・バラード。 アルバム制作はこれに始まりこれに終わったとも言われています。 アルバムの中では、完成まで一番時間がかかりましたね。 アルバムに収録するのが決まってから、ラストに持ってくるんだったらこの曲と思ってました。 |
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