ディスコグラフィー

1992

ロック・バンドへの変貌!

02月19日 TV Style SONGLESS VERSION
03月18日 #1090 〜Thousand Dreams〜
04月22日 Wanna Go Home
05月27日 BLOWIN'
10月07日 ZERO
10月28日 RUN
12月09日 FRIENDS


1st Songless Album 2/19/1992
TV Style SONGLESS VERSION 67:23
TV Style
早い話がカラオケ版
B'zはシングルにカラオケ・トラックを入れないのでカラオケ集リリースの要望が高かったのです。

タイトルの意味は、テレビなどで演奏する時のヴォーカル・トラックのみを抜いた音源をテレビ・ミックスという業界語があり、それをB'z流にstyleで呼んでいるというわけです。

デビューから「ALONE」までのシングル&人気曲をリリース順に収録。
ただ、な〜ぜ〜か3rdシングル「LADY-GO-ROUND」が収録されていません。ホント何で??

マニアックな聴き方としては、ヴォーカルがないのでコーラスや普段聴き取りにくいシンセ音のオケなどに集中してみましょう。緻密な音作りに新たな発見があるかも☆ 
…まぁ、本来の目的どおり歌を練習しましょう(笑)。

歌詞カードは歌詞とディスコグラフィーを掲載。
アー写は裏ジャケのだけ。顔がよく見えませんし。(^^;)

第2弾もリリース。

1/2、「やまもり音楽ステーション」にて「BAD COMMUNICATION」を披露。

最高位:2位 登場数:16週 総売上:23.9万枚
1. だからその手を離して 3:51
1988年。
1st Single
2. 君の中で踊りたい 3:45
1989年。
2nd Single
3. OH! GIRL 4:11
「OFF THE LOCK」8曲目。
4. ROSY 4:55
「OFF THE LOCK」9曲目。

コーラスがあまりないのでインストとしても聴ける感じ(笑)。
5. BAD COMMUNICATION 7:23
「BAD COMMUNICATION」1曲目。
6. となりでねむらせて 4:14
1990年。
「BREAK THROUGH」7曲目。

個人的にちょっと意外な収録。
7. BE THERE 4:14
4th Single
8. 太陽のKomachi Angel 4:11
5th Single
9. Easy Come, Easy Go! 4:41
6th Single
10. 愛しい人よGood Night... 6:16
7th Single
11. HOT FASHION 4:13
「RISKY」3曲目。
12. LADY NAVIGATION 4:21
1991年。
8th Single
13. 孤独のRunaway 5:03
「MARS」1曲目。
14. ALONE 5:58
9th Single


MATSUMOTO TAKAHIRO 2nd Single 3/18/1992
#1090 〜Thousand Dreams〜 8:21
#1090‾Thousand Dreams
B+U+M
 Takahiro Matsumoto (All Guitars)
 Masao Akashi (Manipulate)
 Masayuki Nomura (Engineer)
 Ryoichi Terashima (Direction)
Special Thanks to Kohshi Inaba


ソロ2枚目のシングルもギター・インストゥルメンタル。今回は2曲とも打ち込みサウンドです。

#1090とはstratocasterのシリアルナンバーです。このギター

ジャケットのギターと重なる松本さんが凛々しくてカッコイイ。1/30撮影。

松本さんの詩が記載。“だから僕はこのGuitar#1090を弾き続ける”。「Wanna Go Home」でも大活躍です。
今では、お目にかかることが少なくなった#1090ですが、レコーディングでは未だ現役!

当時、インストとしては歴代1位の記録!

因みにこの日、W-NAOも「孤独のRunaway」でデビュー。

最高位:2位 登場数:9週 総売上:20.8万枚
1. #1090 〜Thousand Dreams〜 4:23
Chorus & Rap: Joey McCoy
Chorus: Maki Ohguro


フッフッフ、テレビ朝日「ミュージックステーション」テーマ曲を知らない人はいないでしょう。松本さんの曲で一番超有名な曲!
と、言いたい所なんですが、松本さんの曲だということを知らない人も少なくないらしい…(´・ω・`) というか、ぶっちゃけ私も最初知らず、B'zファンになりたての頃オフクロが「これも松本の曲なのよねー。」って言って、「…んなの知ってるよ。」と返したのですが、内心は『そうだったのかあああああああ!!!!』って(笑)。

「ワン・オー・ナイン・オー 〜サウザンド・ドリームス〜」と読みます。
最初は#1090だけのタイトルでしたがレコーディング会社からそれだけじゃダメだ!と言われてサブタイトルをつけることに。
…「Theme of Music Station」の方がタイトルしっくり来る。(爆

クールで近未来な印象。純粋にカッコイイ。フックの強いメロディラインが気持ち良いのです〜。
2番Bメロは速弾きアップ!
最後にはビートがアップしてスピード感満載! 興奮!!

Aメロのラップはこんな感じ。
1番“I had just stepped out of my high school shoes wondering what a guy like me is suppose to do. When the hustle and bustle of the status quo all seems to be knock'n at my door. I'd like to see what they're looking for. Hey, you know him. His name is Matsumoto and jammin' of the guitar.”
2番“ I'm a slave to the world of subjectality. Hanging at the guitar shop seeing the (nix) the quick and maybe half the world would like to be in my place. So when I buy guitars and when I'm in this hip space to be a star that wouldn't be so bad. Well a spoonful of that wouldn't hurt if only I had consideration.”
3番“ I’m every place until it comes back around. When we're rock'n the place, now which will you choose? But if you're like me all you have to do is raise your guitar #1090 to the sky.”
松本さんの詩に順じたラップのようですね。Matsumoto and jammin' of the guitarって言ってることに気づいたとき感動しました。

サビのコーラスは“Where do we go? #1090 We have to go. #1090”大黒摩季さん。

「Wanna Go Home」に別バージョン。
「華」にリメイク版の[千夢一夜]収録。
「House Of Strings」にリメイク版のオーケストラ版。

「B'z LIVE-GYM Hidden Pleasure」収録。
「Larry Carlton & Tak Matsumoto LIVE 2010 “TAKE YOUR PICK” at BLUE NOTE TOKYO」収録。

テレビ朝日系「ミュージックステーション」オープニングテーマ曲
2. LIFE 3:58
ハイテンション!
ポップなメロにノリのいいビートの曲。とにかく元気になるサウンドです!
この曲かなりいいですよ!!! 知らない人が多くて残念。

ワウギター。

2010年会報87号のTAKソロ曲ランキングにおいて、男性10位、女性8位にランクイン! 隠れ名曲!! 知らない人が多いなんてことはなかった!

「Wanna Go Home」に別ヴァージョン。
日本テレビ系「NECスーパーテレビ」オープニングテーマ曲


MATSUMOTO TAKAHIRO 2nd Album 4/22/1992
Wanna Go Home 46:30
Wanna Go Home
B+U+M
 TAKAHIRO MATSUMOTO All Guitars
 MASAO AKASHI Manipulate
 MASAYUKI NOMURA Engineer
 RYOICHI TERASHIMA Direction
Guitar Technician : KATSUNORI HATAKEYAMA
Special Thanks to KOHSHI INABA


ギター・インストゥルメンタル・アルバム。
メロディがしっかりしてるので(TAKのインストは全てそうです)、歌モノしか聴かない人もぜひ聴いてみてください。
「IN THE LIFE」と同様にツアー中の移りゆく日常の中で作られた作品です。この頃は松本さんにとっても精神的にすごく辛い時期だったそうです。その気持ちの表れか、タイトルは「Wanna Go Home」。
これの完成度の高さから、松本さんは しばらくインスト・アルバムを作る気が起きなかったそうです。相当の自信作!

内容もメロディアスでしっとりした曲が多く、ロックな「THOUSAND WAVE」とは対照的。もちろんロックな曲もありますけども。
前半が落ち着いたメロディアス、終盤がロックという感じ。でも全体的にメロウな印象なのはオープニングのタイトル曲の影響かな。
1枚目と2枚目のこの変わりようはスゴイかも。松本さんの多彩っぷりがわかります。

シングル曲(カップリング含め)4つ全て収録していますが、全てシングルとバージョンに違いがあります。

曲一つ一つに松本さんの詞がv

アルバム制作にあたり、初めて鉄弦のアコギを手にしたそうです。(ガットは経験済み。)
ギターテックがハッカイさんになるのはこのアルバムから。それと、アレンジに明石さん以外の人が参加するのは初めて。

1月レコーディング。1/18,19トラックダウン。
3/3福岡にてジャケット撮影。
4/15ビデオ収録。

発売はツアー終盤時期。「#1090 〜Thousand Dreams〜からは大体一ヵ月後のリリース。

初回版は「BREAK THORUGH」の様に箱に入っています。

最高位:3位 登場数:9週 総売上:19.5万枚
1. Wanna Go Home 3:23
Arranged by TAKAHIRO MATSUMOTO & MASAO AKASHI
E.Guitar & A.Guitar : TAKAHIRO MATSUMOTO
Drums : JUN AOYAMA
Bass : MASAO AKASHI
Pf : AKIRA ONOZUKA


アルバムタイトル曲であるこの曲は、ブルージーでノスタルジック。渋い。まさに味わい深いギターインストといった感じです。ホームシック感バリバリ。
AメロBメロサビみたいなメリハリ付いたPOP定番構成ではなくて。

PVは北海道で撮影。…見たことありません。(ToT)

「LIVE RIPPER」収録。
2. 99 5:00
Arranged by TAKAHIRO MATSUMOTO, TAKESHI HAYAMA & MASAO AKASHI
E.Guitar & A.Guitar : TAKAHIRO MATSUMOTO
Chorus : JOEY McCOY


「THOUSAND WAVE」収録の同曲リメイク版。
前半は原曲のメロウバラードな雰囲気がありますが、途中でテンポ・アップして雰囲気を一変、打ち込みノリのいいサウンドになります。おもしろい展開。

シャープでメロディアスな曲。サビにコーラスも入ってきます。そのまんま“ナインティーナイン”と。
右スピーカーからループで喘ぎ声が聞こえます。(^^;)

詩、残り1は何を思っていたのでしょう?(笑) でも99も君のこと思うってすごすぎのような。<そこ突っ込むな。
3. Long Distance Call 4:34
Arranged by TAKAHIRO MATSUMOTO & MASAO AKASHI
E.Guitar & A.Guitar : TAKAHIRO MATSUMOTO
Drums : JUN AOYAMA
Chorus : SEIICHIROH KURIBAYASHI


ミディアムテンポの爽やかメロディアスのバラード。
オルゴールになるのが良いです。

詩、長距離電話。これもまた遠く離ればなれな。

TOKYO-FM「トラフィック・インフォメーション」テーマ・ソング
4. Love Ya <Interlude> 0:33
Arranged by TAKAHIRO MATSUMOTO
A.Guitar : TAKAHIRO MATSUMOTO


間奏曲。アコギオンリーのあっという間の短いナンバー。
本編は8曲目に。
5. Air Port 3:31
Arranged by TAKAHIRO MATSUMOTO & TAKESHI HAYAMA
E.Guitar & A.Guitar : TAKAHIRO MATSUMOTO
F.Bass : NAOKI WATANABE
E.pf : AKIRA ONOZUKA
Chorus : SEIICHIROH KURIBAYASHI


煌びやかなメロディが光ります。
実はうるさくてゴメンねBANDの「FALLING TIDE」が原曲。「EARLY TAKES」等に収録。
エンディングがさわやか。

詩はなんと言うか、ほほえましいというか。

MILD SEVEN「Super Light」CMソング
6. Life II 4:48
Arranged by TAKAHIRO MATSUMOTO & TAKESHI HAYAMA
E.Guitar & A.Guitar : TAKAHIRO MATSUMOTO
Pf : AKIRA ONOZUKA


「#1090 〜Thousand Dreams〜のカップリングの原曲とははっきり言って別曲のような変貌!
アコースティック・ギターが主体で落ち着いた印象。大人びたナンバーに。まぁオリジナルバージョンのままだとこのアルバムには合いませんからねぇ。
アコギの速弾きがすごい。

詩、午前11時にモーニングコールって遅くないですか?
7. '88 〜Love Story 6:36
Arranged by TAKAHIRO MATSUMOTO & MASAO AKASHI
E.Guitar : TAKAHIRO MATSUMOTO
Drums : JUN AOYAMA


昨年のシングル曲。アルバム内でも一番のバラード大作。

エンディングのギタートラックは差し替わっていて、超絶弾きまくり! さらにフェイド・アウトしない完全版
ドラムもシングルでは田中一光さんだったが青山純さんに替わっています。青山さんの方がややヘヴィかな?
8. Love Ya 4:41
Arranged by TAKAHIRO MATSUMOTO & MASAO AKASHI
E.Guitar : TAKAHIRO MATSUMOTO
Drums : JUN AOYAMA
Chorus : MAKI OHGURO


昨年シングルのカップリング。

シングル版とはイントロが違います。リズム隊が無くメロディアスなギターで。
そしてギター・ソロも差し替わっています。こちらの方が泣きまくりです。
そしてドラムが田中一光さんから青山純さんに替わっています。
っていうかギターは全部違う?まだ聴きこみが浅くて分かりません。<歌ものより聴き比べるの難しいの。

この詩、普通に歌に出来そうと思いました。
9. #1090 〜Thousand Dreams〜 4:42
Arranged by TAKAHIRO MATSUMOTO & MASAO AKASHI
E.Guitar : TAKAHIRO MATSUMOTO
Chorus : MAKI OHGURO, JOEY McCOY


先行シングル2
実はシングル版よりもイントロに手が込んでいます。

ここから三曲はアップな感じでアルバムを盛り上げます。ふと、一般的なアルバムならこの3曲を冒頭3曲とかにしてそうですが今回はアルバムタイトルが「Wanna Go Home」ですからね。この位置なのがダレさせなくて良いのです。
10. Jammin' of The Guitar 3:43
Arranged by TAKAHIRO MATSUMOTO & MASAO AKASHI
E.Guitar : TAKAHIRO MATSUMOTO
Drums : JUN AOYAMA
Bass : KOHICHI TERASAWA
Voice : KOHSHI INABA


歓声の中披露されるぶっといギター・サウンド! これまでの流れを打ち砕く目の覚めるハード・ロック曲です! リフがカッコイイ。前作に近い。
超弾きまくってますな! パワフル! 実はこういう曲を待ってたりしました!
ワウも入れつつ。
疾走するとことかもう大興奮!!!
エンディングのドラムもすごい。
まぁこのアルバムの中ではバンド・サウンドバリバリで浮いてる方なんですけどね。

間奏で、稲葉さんが松本さんを紹介しています。まるでB'zのLIVE-GYMのワンシーン!
“Well, let me take a look. Oh, he's jammin' of the guitar. Hahaha...”
これがまたカッコよすぎる!

歓声がありますけどライヴ・テイクじゃないです。というかライヴ未演奏。聴きたい…!

詩はありません。
11. Speed 3:51
Arranged by TAKAHIRO MATSUMOTO & MASAO AKASHI
E.Guitar : TAKAHIRO MATSUMOTO
Drums : JUN AOYAMA


これもギターがうなるうねるロックな曲。グルーヴィーな。
原曲はうるさくてゴメンねBANDの「STORM BELT」です。「EARLY TAKES」等に収録。
これよりはテンポが大分遅くなっていますがタイトル通りの速弾きは健在。

中盤、幻想的でメロウギターのパートが。

「Jammin' of The Guitar」の後ということでやや地味に聴こえてしまうかも。
12. Wanna Go Home <Reprise> 1:03
Arranged by TAKAHIRO MATSUMOTO
A.Guitar : TAKAHIRO MATSUMOTO
Pf : AKIRA ONOZUKA


短いアウトロ曲。ここはアコギです。
イメージとしてはアンコールでもう一度弾いたといった感じ。

エンディング、「It's Raining...」を思い出す…


10th Single 5/27/1992
BLOWIN' 8:49[8:50] ※[ ]内は8センチシングルのもの。
BLOWIN’
編曲/松本孝弘明石昌夫
B+U+M (メンバーは前シングルと同じ)
Mixed by MASAYUKI NOMURA


「B'z LIVE-GYM'91-'92 “IN THE LIFE”」ツアー中に書かれた曲。
2曲ともアコースティク・ギターがいい味を出しています。シンセのベルがメロディ・ラインのメイン。そしてライヴ定番曲です。
どうも両A面シングルの扱いを受けることが多いです。

2/9からレコーディング開始。
4/5ジャケット撮影。

この頃からB'zの服装はカジュアルでラフになってきます。

2003年3月26日にマキシシングル化され再リリース。

第7回日本ゴールドディスク大賞ベスト5シングル賞受賞

登場数:25→31週 総売上:1,680,140→176.4万枚 年間チャート:3位
1. BLOWIN' 3:54[3:53]
B'zの代表曲の一つ。
アコギを使ったダンサブルな、爽快POPナンバー。

イントロのカウベルが軽快な雰囲気です。
風が吹いているイメージで作詞した。
松本さんはソロ活動から戻ったときに、改めてB'zの良さを実感した。

1番でコーラスが2回来るちょっと意外な構成。
逆に2番では一回だけ。

サビ前のジェット音のようなSEは最新鋭サンプリング・マシンの「シンクラビア」。シンセ逆回転。スタッフにシンクラビア・オペレーターが記載されています。何でも試してみる姿勢がB'zらしいですね。

エンディングのバックでキャーキャー叫んでいるのはライヴで録ったファンの声援です。

ライヴ定番曲。
ライヴではラスサビ頭でジャーンジャーンというアレンジになります。(わかる?)
そしてエンディングで“BLOWIN' IN THE WIND”の掛け合いをします。

現在はTreasureの顔といった存在ですね。

5/17、「ミュージックフェア」。「EASY COME, EASY GO!」、「JELOUS GUY」、「Knockin' On Heaven's Door」、「Love Ya」も披露。
6/3、「サウンドアリーナ」。
6/12、Mステ。

「B'z The Best “Treasure”」1曲目。
「B'z The Best “ULTRA Treasure”」にリメイク版-ULTRA Treasure Style-収録。

「LIVE RIPPER」収録。
「BUZZ!! THE MOVIE」収録。
「Typhoon No.15」収録。
「MONSTER'S GARAGE」収録。
「B'z LIVE-GYM Hidden Pleasure」収録。
「B'z LIVE-GYM Pleasure 2008 -GLORY DAYS-」収録。

「TV STYLE II Songless Version1曲目。

カルビーポテトチップスCFイメージソング
2. TIME 4:54[4:56]
Drums : IKKOH TANAKA


ギターのアルペジオが雄大で切ない感動バラード。力強い、ロック・バンド的バラード。
代表バラードの一つ。
時間というものの大切さ、儚さを改めて感じます。

横浜にある丘公園が詞のモデルとなった場所です。学生時代の稲葉さんの思い出の風景。回想しているシーンがあるというのが最初のイメージ。
“どうすれば時が戻る”と“どうすれば時が過ぎる”という風に対になっていることに対して「“戻りたい”っていう気持ちと“でもやっぱり次に行ったほうがいいんだ”っていう気持ちとが交錯しながら頭の中で渦巻いているって感じです」と稲葉さん。

“逃げ出したくなるような夜に”のパートはギターとヴォーカルだけになって感動的。
“いっしょに笑いあえるのは誰”で、“いっしょに”をもう一度歌うとこがポイント高し!
そして、ディレイの逆回転で作ったコーラス“TIME”で一気に最高潮へ!

「B'z LIVE-GYM Pleasure'92」のツアータイトル曲となり、以降ライヴの定番曲。

「BLOWIN'」との曲間がなく、すぐ始まります。…だったんですが、マキシ化されたとき曲間が出来ました。(^^;)

3/8レコーディング。

98年8/29、「メガヒットライブ」で披露。

「B'z The Best “Treasure”」3曲目。
「The Ballads 〜Love & B'z〜6曲目。
「B'z The Best “ULTRA Treasure”」収録。

「LIVE RIPPER」収録。
「BUZZ!! THE MOVIE」収録。
「Typhoon No.15」収録。
「B'z LIVE-GYM Hidden Pleasure」収録。
「B'z LIVE-GYM 2010 “Ain't No Magic” at TOKYO DOME」収録。

「TV STYLE II Songless Version4曲目。

テレビ朝日系「ステーションEYE」テーマソング


11th Single 10/7/1992
ZERO 8:35[8:37] ※[ ]内は8センチシングルのもの。
ZERO
編曲/松本孝弘明石昌夫
B+U+M
 TAKAHIRO MATSUMOTO (All Guitars)
 KOHSHI INABA (Voices)
 MASAO AKASHI (Manipulate)(& Bass)
 MASAYUKI NOMURA (Engineer)
 RYOICHI TERASHIMA (Voice Cirection)
 IKKOH TANAKA (Drums)
 KATSUNORI HATAKEYAMA (Guitar Technician)
Mixed by MASAYUKI NOMURA


「RUN」からの先行シングル。
タイアップ無しでミリオンセールスを記録したのも、B'zの勢いの凄まじさが伺えます。
ノンタイアップだったが、2009年、ついにCMタイアップ曲となる。

“2nd beat”ではなくて“COUPLING WITH”という表記になっていますが、特に意味はないと思います。(^^;)

だんだん髪が伸び始めてくる稲葉さん。

ヴァージョンアップしたB'zロゴ、バラに蝶の羽がカッコイイ!

8月31日に株式会社BMG ROOMS設立。よって発売元がBMGルームス株式会社、販売元がBMGビクター株式会社となりました。
品番もBVDRからBMDR変更。「BE THERE」以降の作品も表示が変わって発売されます。

10月14日にB'zのオールナイトニッポンSPが。

2003年3月26日にマキシシングル化され再リリース。

登場数:22→28週 総売上:122.4→131.1万枚 年間チャート:11位
1. ZERO 4:48[4:49]
Sax : KAZUKI KATSUTA
Tp : HIROSHI SAWANO
Tb : HIROYUKI NOMURA


ライヴの定番中の定番!
ジャジーな軽快ピアノのイントロから重厚なギターがズンズン押しのハードなナンバー。
これまでのシングルにはなかったロックな曲です。これはB'zの今の旬の音。
2番までサビの出てこないB'zに初めてのタイプ。かな? そしてサビの爆発力がすごい!!

合宿から東京に帰ってきて、手を加えたくなった。もともとはAとBの二つのメロディーしかなかった。もう一つ欲しくなって。Bメロの最後が完結してるから、サビがつけにくかったのは事実。そこをスパッと転調してサビへ行った。その脈絡のなさが新鮮だった。
自分の中では前向きな言葉の象徴としてZEROを選んだ。これからも先はあるんだという感じ。ZEROになって、勢いをつけて、真っ白になってもう一度そこからガンガン行こうという感じ。レッツコー!!みたいなノリで(笑)。


間奏のラップは企画スペース。ブラスに触発されて急遽、歌入れの後に入りました。
有名なラップ。
“人のすることに文句ばかりつける のんき女だきゃさけてとおりたいけど 
自分だって悩める人の心情 理解した気で余裕しゃくしゃく 
鏡のぞいてみりゃ昔と変わらん Same ol' 田舎もん Hey 冷汗かき 
踊ってる踊ってるおかしいね ハハハ…”

公式ソースはバンドスコア、mfm、会報などいろいろありますがどれも統一されてないんですよねぇ。また横国のDVDにも詞が出てます。

そしてエンディングでは電気ドリルを使ったプレイ。
見所聴き所満載の曲です。

「B'z LIVE-GYM Pleasure'92 “TIME”」ツアーのアンコールラストで初披露。以降、ライヴの定番中の定番でほぼ100%演奏されています! 最も演奏している曲でしょう。
毎年演奏されるだけあって、年々様々なアレンジが施されています。今は間奏でブレイクするのが基本。ライヴアレンジが楽しみの一つですね。

PVは「B'z LIVE-GYM Pleasure '92 “TIME”」のライヴ映像。フルであります。
稲葉さんの革ジャンにスパッツ姿が印象的。
松本さんが短パン!

10/16、Mステ。
10/28、「MJ」。
12/18、MステSP。

「RUN」2曲目。
「B'z The Best “Pleasure”」4曲目。
「B'z The Best “ULTRA Pleasure”」収録。

「LIVE RIPPER」収録。
「BUZZ!! THE MOVIE」収録。
「once upon a time in 横浜」収録。
「a BEAUTIFUL REEL.」収録。
「Typhoon No.15」収録。
「B'z LIVE-GYM Hidden Pleasure」収録。
「B'z LIVE-GYM Pleasure 2008 -GLORY DAYS-」収録。

「TV STYLE II Songless Version2曲目。
2005年Beingコンピ「COUNTDOWN BEING」D1-8収録。

2009年4月「発泡酒 “麒麟 ZERO”」CMソング
2. 恋心(KOI-GOKORO) 3:46[3:46]
Sax : KAZUKI KATSUTA
Tp : HIROSHI SAWANO
Tb : HIROYUKI NOMURA
Chorus : YUKI TAKAHARA


ファンに大人気!!! こちらは非常にポップなナンバー。
こちらを1st beatにしても良かったんじゃないかというぐらい人気があります。「RUN」に収録されてないのが惜しい!

最初に歌詞にない“忘れない 恋心”のメイン・フレーズから。
その後イントロ2のギターが気持ちいいです〜。

“まっちゃんまっちゃん Help me!”のコーラスが微笑ましい。(^^)

先生ー!!

この曲は胸キュンのイメージで作られました。ヴォーカル録り前日にテンポが変わった。松本さん曰く「しばらく寝かせていた曲は不思議と人気が高い」
ということで、「B'z The Best “Treasure”」時のファン投票では見事一位を獲得!

ライヴでは独特の振り付けがついています。サビで両手をあげて回すというもの。振り付け師はレイモンド。昔おはすたやってた人だっけ。
しばらくライヴでは演っていませんでしたが、また最近のライヴの定番となってますね。

PVは「RUN」ツアーのライヴ映像で2番のパート。短パン姿の稲葉さんがこの振り付けで踊っています。

「B'z The Best “Treasure”」2曲目。
「B'z The Best “ULTRA Treasure”」収録。

「BUZZ!! THE MOVIE」収録。
「a BEAUTIFUL REEL.」収録。
「Typhoon No.15」収録。
「B'z LIVE-GYM Hidden Pleasure」収録。
「B'z LIVE-GYM Pleasure 2008 -GLORY DAYS-」収録。

「TV STYLE II Songless Version3曲目。


6th Album 10/28/1992
RUN 46:34
RUN
All Arranged by TAKAHIRO MATSUMOTO, MASAO AKASHI
B+U+M
 TAKAHIRO MATSUMOTO (All Guitars)
 KOHSHI INABA (Voices)
 MASAO AKASHI (Manipulate)(& Bass)
 MASAYUKI NOMURA (Engineer)
 RYOICHI TERASHIMA (Voice Cirection)
 IKKOH TANAKA (Drums)
 KATSUNORI HATAKEYAMA (Guitar Technician)
Mixed by MASAYUKI NOMURA


一年前の前作「IN THE LIFE」から更にロックに推し進めたアルバム。
スタジオミュージシャンに頼まないでライヴのサポート・メンバーでレコーディングを行っています。
恒例の合歓の里での合宿を行い6曲を製作。ベースはついに全部生(表記無いですけども)ということで一層バンド・サウンドが強まっています。
全体のバランスがとても良いです。同時期製作で音に統一感がありますね。音色にどこか、邦楽にない乾いた印象がします。うん、「BLOWIN'」は合わないな。
今と比べるとまだ駆け出し始めという感じの音ですけども、楽曲センスは最高でどの曲もクオリティ高いです。初期からのファンにも人気が高いです。ハード・ロックに勢いづいたB'zを聴くならこれ!
稲葉さんの声も初期の完成形と言えるでしょう。シャウト多用! テンション高い!
90年代後半から粘り気のある現在の声質に変化していくんですけども。

そしてブラス・セクションも生。この傾向は次のアルバムへと繋がっていきます。
アレンジとしてはオーケストラ・ヒットも多くの曲で使用。
バンドサウンド中心のロック系ですけどもアコースティックギターを聴かせる曲もあり。味わいバラードあり。

歌詞は恋愛以外のテーマも増えた感じ。男っぽい口調も。

MG-M以外のギターも使いはじめます。ライヴではレスポールを使う事が多くなります。ゴールド・トップの1991はしばらくメインに。

ライヴ中心の活動でお二人の体系がガッチリしてきました。(*^-^*)

初回盤は箱に入っていて5枚綴りフォトカードが付いています。さらにケースは全てが真っ黒(BMGルームス通常盤はケースが灰色、Rooms Recordsのは白)で、ディスクは金色(通常版は銀色)。割と中古屋で見かけます。

そして発売時期には既に「FRIENDS」リリース情報が。

ノンタイアップでもダブル・ミリオン!

登場数:53週 総売上:219.7万枚
1. THE GAMBLER 5:27
Keyboards : TAKANOBU MASUDA
Sax : KAZUKI KATSUTA
Trumpet : HIROSHI SAWANO, TATSUYA SHIMOGAMI
Trombone : HIROYUKI NOMURA


オルガンからギターへ移るイントロが超カッコイイ! レスリー・スピーカーの回転数が徐々にアップしていくのがよく分かります。
インパクトあるオープニングですよ!!
そして豪快な歌へ。ウォ〜オ♪
アルペジオのDメロから。
そしてエンディングは物悲しげに。オーールオアーーナーーーシーーーーング………

なかなか一曲目が決まらず、全体のバランスからこの曲が選ばれた。

サビのメロディーが先にあって、それに合わせてメインのギターリフを作り、そこからコードや全体のメロディーを作った。今までリフがメロディーに影響を与えることは少なかったから珍しい生い立ちの曲となった。

詞は割とサーッ書けました。男の憧れ。
2. ZERO 4:50
Sax : KAZUKI KATSUTA
Trumpet : HIROSHI SAWANO
Trombone : HIROYUKI NOMURA


先行シングル。ここだけの話、実はアルバムタイトルも当初「ZERO」になる予定でした。シングル発売時、雑誌でもそう話しています。
しかし、終盤になって「RUN」が出来て、こっちの方がいいなと急遽変更したそうです。

アルバムの中で最初に出来た曲。
3. 紅い陽炎 4:59
Keyboards : TAKANOBU MASUDA


3曲目という早めに登場する(と言ってもB'zだと珍しくはないか)陰のあるバラード。メロディラインのキーボードがもの悲しげです。
「NEVER LET YOU GO」路線がロックになった感じかな。
泣きのエレキギターのイントロ。アコギ。
Bメロからバンドサウンドで高揚して……
2番サビに出てくるOhのコーラスが好き。
Dメロからドラム、大人しいサビ。という構成は最近も聴いたことあるなと思ったら「ゆるぎないものひとつ」もそうか!
ダンダンダンダンとドラムが入っていき。
感情が炸裂のラスト。胸をこ〜がしつ〜づける〜♪の部分。
カウベルにアコギ。ラストのギターソロ。

大人の愛…か…

ついつい後回しにして詞が書けずにいた曲。はかなくて華やかさがあって・・という象徴として“紅い陽炎”というのを考え付くまで時間がかかった。その言葉が出てきてからは楽だった。
4. RUN 3:53
Sax : KAZUKI KATSUTA


B'zを語る上で欠かせない感動の名曲。

アルバムタイトル曲。ここからノリのいい曲がまた続いていきます。
アルペジオのイントロから。

男同士が誰もが共感できる、まさにB'zのテーマソングな歌詞です!
“よくまあここまで俺たちきたもんだなと”の歌い始めはあまりに有名!(ファンの中で。)
荒野を走れ♪
“だれかがまってる”のパートがまた感動を呼び込みます。
生きるなら!!
“Let's run Run for your life”
アウトロはサックスのソロで!

これは、俺達チームの歌だと思ってる。仕事をしていく中でここまで来たかって思う時間があるんだよ。初めてテレビに出たとき、ホールツアーをやったとき…大きなところに出て行くたびにそう思う。目標が現実となっていくけど、実現した時はすでに次を求めている。だからここまで来たかという思いと、まだまだ先は長いって気持ちが同居してる。詞が凄くいいと思った。
オケを聴いてて、いいなぁと純粋に思いました。それで行こうよ行こうよって感じで。詞を書きながらジンとしちゃったりしました。


ライヴ定番ナンバーとなりました。
アンコールのラストの演奏も多く、ライヴのハイライトになる曲です。マジ感動!

「B'z The Best “Treasure”」でリメイクの-1998 style-。
「B'z The Best “ULTRA Treasure”」収録。

「LIVE RIPPER」収録。
「once upon a time in 横浜」収録。
「Typhoon No.15」収録。
「MONSTER'S GARAGE」収録。
「B'z LIVE in なんば」収録。
「B'z LIVE-GYM Hidden Pleasure」収録。
「B'z LIVE-GYM Pleasure 2008 -GLORY DAYS-」収録。

「The Complete B'z」のボーナスとしてライヴ音源。1993 Live-Gym 「Run」ツアー 代々木第一体育館。

(2005年)岡山国体イメージソング
かなり前からタイアップは決まっていましたが、たいした話題にはならず。(^^;)
5. Out Of Control 3:55
Keyboards : TAKANOBU MASUDA


チャンチャンチャンチャンドドドドドド!
スピード感溢れる強烈なシャウトから始まるハード・ロック! もっともキレた楽曲ではないでしょうか!? 稲葉さんノリノリに歌ってます。
ウアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!
サビなんてヘヴィ・メタルのように!! コーラスとの掛け合い。
おおっとー!
囁き、“ってウソでしょ”
いやいやよくないな“あーよくない”
2番でキーボードソロがあるのが斬新。うぉっほー! 再びAメロへ。
才能だけど“まーね”
オゥノーーーーーーーーーーーーーーイェ!

ドラム、ベース、ギター、キーボードでせーので同時に音を出してみた。そこでサイズとかを決めて、ものすごくアバウトなやり方で皆でセッション形式で決めてって。あとは個人個人で直したという感じ。こう感じの曲は久しぶり。

現在社会を鋭く切ったぼやき系歌詞。歌詞に書かれていないぼやきにも注目。最後もシャウト!
“言論の自由だとか出版の自由だとか、逆手に取ってやりたいことやりやがって。
おかげでこっちはデートしにくいし、彼女の家にも行けないし、仕事に差し支えるだろうが。ったく!
人のことなんか、どうでもいいじゃん、別に。
法律はどうなってるんだ、法律は。税金のことだってそうだ。
何考えてるんだ。フレキシブルじゃないんだよなぁ。
そこんとこ世間様も気ぃ効かせろよ!”

ギターとキーボードのバトルも聴き所です! ベースも太いですよ!
イェエエー!
最後はドラムがスロウになって。力が抜けるように。
ノゥオゥオゥオゥオゥ…
シャウト! ウウウウアアアアアアアアアアア!!!!

ライヴでは歌詞が…“あっちこっちの親父とヤリまくる八方美人タイプだ” えっ!?

「B'z The Best “ULTRA Treasure”」DVD-19-収録。
6. NATIVE DANCE 4:45
Keyboards : TAKANOBU MASUDA
Sax : KAZUKI KATSUTA
Trumpet : HIROSHI SAWANO, TATSUYA SHIMOGAMI
Trombone : HIROYUKI NOMURA


ベースのイントロから始まります。
そしてリズミカルなパーカッション。
これまでのB'zファンにはキター!なポップなダンス・ナンバーです。
これもライヴで独特の振り付けがあります。“アーイアーイアーイーアーイアイー♪” ホント楽しい!
Aメロはカッティングギター。
サビ入りのディディディディディ!も好きだ。
シンセもキラキラキラ。
1番の“NATIVE DANCE”の後に入ってくるブラスが最高にキモチイイカッコイイ!!! 「HOT FASHION」とかでもあるあの感じ。
手を口に当ててインディアン風?な“オーワワワワワー”など遊び心あり。
バスドラとブラスで大サビ。ベースがベンベンベンベンと。
そして“あなたへの努力〜は♪”ここが最高にたまらんのです!!!
ウッ・ハッ・ウッ・ハッ! フェイド・アウト〜。

曲としては今までのB'zによくある感じの曲。ただブラスを全部生でやっているのと、この手のは今までだと絶対打ち込みドラムとシンセベースでやってるんだけど、今回それも全部生でやってる。それが変わったところかな。コーラスも今までとちょっと違う感じになってて、おもしろかったね。

歌詞も初々しい男の子といった感じ(笑)。そして… この頃稲葉さんは歌詞の切り口を変えていきたいと思い、そのきっかけとなった曲。
最初はラブソングとして綴っていたものが、ファンに向けての気持ちを含んだダブル・ミーニングな大きなテーマを持った歌詞へと変化しました。
稲葉さんは「基本的にはステージじゃなくても良かった。自分が思っている最高を見てよという意味」「そういうことが自然と出てくる今の俺たち、B'zはいい時期なんだなと思う」と松本さん。

「LIVE RIPPER」収録。ですが残念なブツ切り。
「B'z LIVE-GYM Pleasure 2008 -GLORY DAYS-」収録。
7. MR. ROLLING THUNDER 4:34
Sax : KAZUKI KATSUTA
Trumpet : HIROSHI SAWANO, TATSUYA SHIMOGAMI
Trombone : HIROYUKI NOMURA


頭の“Tell me who's crying MR. ROLLING THUNDER Shout it out to the sky Burn me out”の重厚なコーラスが印象的。
ライヴのオープニングを飾ったハードなナンバー。
うねるリフとブラスのイントロ。
Aメロは断片的なリフ。キレのあるオケヒット。ブラス。
Bメロは2段階。カッティングから“Oh Hey!”で高まる!
サビは歌詞を詰め込んでる。バックにゆったりしたコーラスが流れて対照的ですね。不思議な浮遊感が生まれます。
盲目なやり取り♪→速弾き!
しっぺ返し“Baby!”
カモーン!
最後のサビでは一拍空けて1番2番と変化のある歌い方。消えないと〜
燃える〜〜!!
最後の連続シャウトにもシビれます!!
ウォオオオオオオオ〜アッギャギャッギャギャッギャギャギャギャ!!

感じとしてはハードロック的な面と、ウチの今までのブラス系をよく使ったダンスミュージックの面とミックスした感じかな。
MR. ROLLING THUNDERの人物イメージはですね、村の村長さんみたいな感じかな(笑)。何かあったら、それを相談しに行くみたいな人(笑)。


歌詞表記で“BURN!!”がちょっと離れたところに書いてあるのがポイント。

歌詞は当時稲葉さんがアメリカ南西部へ一人旅して、その風景が曲を聴いて蘇りそのまま書いた。
8. さよならなんかは言わせない 4:29
最初にサビが来るインパクトのあるポップ曲。アコギがさわやかで。
こういう曲は普通ならもっとテンポを落としてバラード風に仕立てるような気もしました。でもこのテンポがいいんですよね。
特にこの曲はシングルに出来ると思います!! 誰か今からでもいいからカヴァーなりタイアップなりつけて世間に浸透させて!!(笑)

前向きな歌詞が良い! 卒業シーズンにぴったり。

詞のイメージは自分が大学を卒業した頃。あの頃を思い浮かべて書いた詞です。
サビの歌入れは悲しいくらい時間がかかりました。

“I love you”“Love you more”がサビ前に。Bメロのコーラスはなんだろう?

最後にアカペラになるのが超感動的。だんだんリバーブが減っていき、最後の最後は稲葉さんがすぐ傍で歌っている感覚です!!キャー!(笑)
このエンディングはマジ脱帽!!! 初めて聴いたときの衝撃は計り知れないものでした。

「B'z The Best “ULTRA Treasure”」収録。

「LIVE RIPPER」DVD特典収録。
9. 月光 5:33
Keyboards : TAKANOBU MASUDA


ピアノとギターのアルペジオが静寂と冴えた夜空の神聖な雰囲気。
低音の響きわたる歌メロ。曲が進むにつれてドラマチックに盛り上がっていく感動バラードです。ファンに人気があります。

1番はドラム、ベースは無くて。
2番へ入る際のフルートみたいな音色がいいですね。バンド・サウンドへ。フルートが高揚!
“強い”愛とは〜
ギター・ソロが興奮! 感情の高まり!
そしてアコギとシンセのDメロ。あーなたを抱きしめよーーーーおおー!! 熱唱!
“とぎれた〜(Moonlight)”の部分が最高に好き!
照らし続ける“Moon living now”
手探りで“Tell me with you”
アウトロも長めで一分くらい。泣きのギター。

合歓の郷に行く前にフルサイズで出来ていました。エレキギターで作曲。
ギターソロは稲葉さんに評判が良いです。ラストのソロも一発OK。
タイトルは早めに決めていたのに、結局何回も詞を書き直しました。ギター・ソロでパッと目の前が開けた曲。ギターの音って、一番イメージが広がりますね。
仲がいいんだから(笑)。
この曲の歌詞も儚い人間の気持ちに思いを馳せる、ある種悟りを開いた男性の歌です。

この曲は今思えば「FRIENDS」よりも「FRIENDS II」に通じるものがあるかな〜なんて思えます。

「The Ballads 〜Love & B'z〜8曲目。
「B'z The Best “ULTRA Treasure”」収録。

「LIVE RIPPER」収録。
「Typhoon No.15」収録。
10. Baby, you're my home 4:04
Blues Harp : TOMOHIKO KATOH


手拍子とアコースティックギターの暖かく、どこか切なくて懐かしげな曲。
前作の「あいかわらずなボクら」に通じるものがあります。
間奏はブルース・ハープのソロ。
合唱しましょう♪
最後は穏やかに終わるのもいいですね。お家に帰りたくなります☆
センチなエンディングのアルバム「RUN」でした。

元々はロックなアレンジだったのを大胆に変更した。
一度全然違う形で作ったんだけど、何かちょっと違うなという感じで、思い切って180度変えて、アコースティックにした曲。最初はもっとリズムがあって、もうちょっとイケイケな感じがあったのね。レゲエみたいな感じで(笑)。


4th Mini Album 12/9/1992
FRIENDS 26:47
FRIENDS
B+U+M
 TAKAHIRO MATSUMOTO (All Guitars)
 KOHSHI INABA (Voices)
 MASAO AKASHI (Manipulate, Bass)
 MASAYUKI NOMURA (Engineer)
 RYOICHI TERASHIMA (Voice Direction)
 IKKOH TANAKA (Drums)
 KATSUNORI HATAKEYAMA (Guitar Technician)
Mixed by MASAYUKI NOMURA


「RUN」から2ヶ月と経たないうちにリリース。
これまでのミニアルバムとは趣向の違った作品となった今作は、“映像のない映画のサントラ”を意識したコンセプト・アルバムです。
曲番表記にも拘りが感じられ、全体で一作品という感じが強まっています。
季節は透明感のある

詞は4曲同時に移動中の飛行機の中で書き上げた。曲を並べ替え作詞。“回想”、“再会”、“葛藤”、“解決”の4シーンに分かれています。
できた歌詞に合わせて音やフレーズを変更していく。大幅にアレンジをやり直した曲もある。
一曲目から徐々に感情が高まっていく様子に重点を置くため、ヴォーカルレコーディングもCDに収まる曲順で行われた。
全てのインストゥルメンタルは中心となる4曲が固まってからレコーディングされる。ストーリーに合わせた音選びの結果、生のストリングスやピアノを使用。

ジャケットの写真立ての中だけにB'zが写っています。
初回版は箱に入っています。普通初回版には帯はないのですが、箱の中に帯付きのケースが入っています。
好評だったので次のミニアルバムは「FRIENDS II」という様に続編になりました。

12/5〜6。L.A.。ツアー・パンフレット撮影。
12/7〜10。ハワイ。ツアー・パンフレット撮影。

登場数:30週 総売上:135.6万枚
Prologue: Friends 1:48
Arranged by TAKAHIRO MATSUMOTOMASAO AKASHI
Strings : HIIRO Strings


クラシカルなストリングスのインストゥルメンタル。
優雅な朝って感じがします〜。
これ以降、B'zは生絃を効果的に使い始めます。
「FRIENDS II」でリメイク。
SCENE1: いつかのメリークリスマス 5:36
Arranged by TAKAHIRO MATSUMOTOMASAO AKASHI
Chorus : SHINICHI FURUKAWA


“クリスマス”という明確に季節を表す言葉がタイトルに入っているこの曲は、もう日本のクリスマスソングの名曲中の名曲!
ミュージック・ボックス、すなわちオルゴールのイントロ。
ギターは心温まるアコースティック・ギター。
そして雪が降り積もるようなシンセ・ストリングス。
ラスサビで再びオルゴールに乗せて歌うのがGOOD。
さらに最後にAメロが来るのもたまらん!
アコギ・ソロでフェイド・アウト。

細かい情景描写の施された歌詞。実は“君”と一緒に過ごしたいつかのクリスマスを思い出している切ない歌なのです〜〜。(つд;)

ライヴジムでは「B'z LIVE-GYM'94 “The 9th Blues”」の12月25日公演で披露! そして2003年“BIG MACHINE”ツアーのクリスマスでも再び!

94年12/2、Mステ。「MOTEL」も。ロンゲ。
02年12/18、「1億3000万人が選ぶ!ベストアーティスト30 2002」。
05年12/23、MステSP。「OCEAN」も。

しばらくはファンのみぞ知る名曲という感じでしたが、「B'z The Best “Treasure”」に収録された事により世間への知名度が急上昇。
CDTVリクエストのクリスマスに聴きたい曲ランキングでは'98年から一位継続中!
さらに「The Ballads 〜Love & B'z〜でも一番のプッシュ曲として収録。ボーナスとしてリレコーディング版が! もはや、シングルではないのが不思議なくらいですね。
さらにさらに、TAKソロとして「House Of Strings」にアコギインスト版。
極めつけベスト第3弾にも新バージョンとして収録。ここまでくると…(^ー^;) 完全な代表曲となりましたねぇ〜。あ、あと2004年末に着うたでサビだけ配信されたアコギ版(アンプラグドver.)なんてのも。(←それが恋カミ版でした。)

………何年か先にシングル・カットされるような予感がしてならないのです。。
またはこれの続編歌詞を書くような。(このアルバムとは別の。)
そりゃないか、はっはっは…

でも名曲ですから!

「B'z The Best “Treasure”」13曲目。
「The Ballads 〜Love & B'z〜1曲目。
「The Ballads 〜Love & B'z〜シークレットにリレコーディング版も。
「B'z The Best “Pleasure II”」6曲目に〜「恋するハニカミ!」バージョン〜。
「B'z The Best “ULTRA Pleasure”」収録。

「House Of Strings」2曲目。ギターインストver.。

「TV STYLE II Songless Version15曲目。

映画「恋は舞い降りた」挿入歌('97年)
SCENE2: 僕の罪 4:19
Arranged by TAKAHIRO MATSUMOTOMASAO AKASHI
Keyboards : AKIRA ONOZUKA
Chorus : MAKI OHGURO


透明感あるGイントロから、ガシャーンとグラスが割れるようなSE。
弾むオリエンタルなメロディ。ちょっとほんわか。キャッチーなサビです。
カッティング・ギター。
サビの終わり、ダダダダとバンドサウンドが強まるのが好き。

コーラスは“Oh, can't you see. こぼれる涙はあなたのせい”
最後は“I KNOW I KNOW, Don't you know? あなたの罪”
ギターソロはメロディアスでさらりとあっさり。高揚していく感じ。
そして3番サビ前でもグラスが割れます。まぁ、グラスというかガラスというか(笑)。イメージはね。

“時間”も“とき”と歌います。

B'zで1番2番3番と全てのサビの詞が同じなのは意外と珍しいことです。「Fake Lips」もそうだったかな。
“君”と再会した“僕”。ちょっと自嘲気味かな?
チャイムが鳴ってエンド。
2-2: Love is … 1:26
Arranged by TAKAHIRO MATSUMOTO
Keyboards : AKIRA ONOZUKA


次の曲へ繋がるキーボードの短いインスト。
そう、「恋じゃなくなる日」のイントロですね。
SCENE3: 恋じゃなくなる日 4:51
Arranged by TAKAHIRO MATSUMOTOMASAO AKASHI
Keyboards : AKIRA ONOZUKA
Chorus : SHINICHI FURUKAWA


「Love is …」からきてギターがハードになるのが良いんです! ハードであり、哀愁漂うメロディの曲。
切なく、カッコいい。ぜひともライヴで聴きたい曲!

Aメロはカッティング。2番でキラキラキーボードが増えてますね。
Bメロの男性バック・コーラスがまた雰囲気出してる。
“Good night and you see my mind You know everybody so long holy night”
サビ前コーラス。
1番“We want love”
2番“Ain't no love”
3番“What is love”

3番前のBメロはシンシン降り積もる雪の中のよう。

歌詞が物語調で、「僕の罪」とは違い一番二番三番と全てのサビの詞が違うのです!
シリアスな展開。恋じゃなくなって……

間奏はキーボード・ソロ。
ラストのギター・ソロは…もう、感涙!

「B'z The Best “ULTRA Treasure”」収録。
SCENE4: SEASONS 1:14
Arranged by TAKAHIRO MATSUMOTO


アコースティックギター2本の短いインスト。
穏やかに季節は巡って…
SCENE5: どうしても君を失いたくない 6:07
Arranged by TAKAHIRO MATSUMOTOMASAO AKASHI
Keyboards : AKIRA ONOZUKA
Trumpet : HIRONORI SAWANO
Trombone : HIROYUKI NOMURA
Chorus : MAKI OHGURO


ブラスが入った「FRIENDS」ストーリー完結に相応しい壮大なバラード。晴れやか。

再び一年後。迷いを振り切り本音を伝える歌詞。
そうそう、2番の“ひとつだけなのか”という部分なんですが、稲葉さんは“ひとつなのか”と歌っているんですね。
“少しだけ懐かしい 夢を見た 僕が走る夢を”。これは「いつかのメリークリスマス」で椅子を買いに走ったことを言っているんですね!
ラストはAメロで。これはハッピーエンドなのでしょうか。

以前、「ミュージック・ステーション」のエンディング・テーマにこの曲のギター・インスト・ヴァージョンが使われていました。
6: いつかのメリークリスマス(Reprise) 1:23
Arranged by TAKAHIRO MATSUMOTO
Keyboards : AKIRA ONOZUKA


ピアノの短いインスト。
エピローグ的な感じでしょうか。こうして「FRIENDS」は幕を下ろします。



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