Pleasure含め3つのライヴツアーが!
03月27日 LADY NAVIGATION 05月29日 MARS 09月25日 '88〜 Love Story 10月30日 ALONE 11月27日 IN THE LIFE 12月11日 JUST ANOTHER LIFE |
8th Single | 3/27/1991 | |
LADY NAVIGATION 8:44[8:47] ※[ ]内は8センチシングルのもの。 | ||
松本孝弘・明石昌夫/編曲 B+U+M All Guitars: Takahiro Matsumoto Voices: Kohshi Inaba Manipulate: Masao Akashi Engineer: Masayuki Nomura Voice Direction: Ryoichi Terashima Mixed by Masayuki Nomura Drums: Ikkoh Tanaka Keyboard: Takanobu Masuda 松本さん生誕30周年記念シングル(笑)。という訳じゃないんですが、発売日が丁度お誕生日なのです。 シングルで初めてミリオンセールス達成。以降13作品ミリオン突破! BMGビクターの8センチ盤ではまだCDの組立方が載っていて、紙に切り込みまで入っていました。 レーベル表記が「air Records」から「ZEZ」に変わるのはこの頃。 「ZEZ」はBMGビクター内のB'zのプライベートレーベルで、1990年6月13日に設立。 2003年3月26日にマキシシングル化され再リリース。 第6回日本ゴールドディスク大賞ベスト5シングル賞受賞 初動:212,850枚 登場数:50→56週 総売上:108.7→117.3万枚 年間チャート:7位 |
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1. LADY NAVIGATION 4:19[4:21] | ||
今作はダンスビートに戻りました。ポップさ抜群。 稲葉さんは曲を聴いてフレッシュなイメージが湧いてきた。歌詞もフレッシュ爽快! 打ち込みサウンド? ドラムは生も入ってるのかなぁ…? 綴りを歌うのが印象的。これでばっちり覚えられますね(笑)。 4/19、Mステ。 PVは「FILM RISKY」と同じ監督。 初めはB'zがなにやら談笑しているシーンから。声は無し。“A”がなぜかいっぱい浮かび上がり… 松本さんは置いてあるギターを取りにいきます。 曲が始まると、天井から白のドレープ、足元には新聞紙が散乱している摩訶不思議な空間で演奏し始めるB'z。 稲葉さんが踊りまくっています。 透過映像を重ねる手法。 ハーネスで宙吊りになる稲葉さん。 松本さんはこの時の衣装(クリーム色のパンツ、茶色の靴)が気に入らなかったらしく、これでスタイリストをクビにしたと冗談めかして発言(笑)。 「MARS」に英語詞リメイク版。 「The 7th Blues」にブルースアレンジ版。 「B'z The Best “Pleasure”」8曲目。 「B'z The Best “ULTRA Pleasure”」収録。 「JUST ANOTHER LIFE」収録。ですが残念なバラバラ編集。 どうしてだかライヴ映像作品に恵まれていない曲だったりします。 「TV Style SONGLESS VERSION」12曲目。 '91カネボウ化粧品夏のイメージソング 先にタイアップの話があって、B'zの場合は詞は自由にしていいと言われていたのですが(当時はキャッチフレーズを入れたりするのが主流)、そこはさすが稲葉さん、“NAVI”という商品名をおもいっきり歌詞に入れてくれちゃってます。(^ー^) |
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2. Pleasure'91 〜人生の快楽〜 4:24[4:25] | ||
ライヴを意識して作られたメロディアスでスピード感溢れるハードなナンバー。
サビの盛り上がり方に体に電撃が走ります! エンディングはキーボードでしっとり。 ただ気になるのは、ベースは打ち込み…なのかなぁ。 いや、'98でリメイクしたとき明石さんがベースを弾いてるのでこれもきっとそうでしょう。 内容は僕らの世代のノンフィクション的な詞で、詞を書いているうちに自然に出てきました。 タイトルは後からつけた。 僕らの世代の男なら、一度はこんな経験してるんじゃないかなぁ。本当に土曜日の晩に友達から電話がかかってきたし。 B'zを語る上で重要な曲の一つです。この曲を冠にしたライヴジム、Pleasureシリーズが始まります。 今までのアルバムの曲をまんべんなく演るということで、この「Pleasure'91」というのが妙にはまっていて、その詞の内容もあっているし、タイトルにしちゃおうということでやりました。 年々演奏されるたびに2番Aメロの歌詞が変わります。“あいつ”がどうなっていくのか?気になるところです。 2003年をもってこのライヴシリーズは封印されることに!! もうやんないのかなぁ。と思ってたら2008で復活!! '91、'92('91と同じ)、'95、'98、2000、2001('91と同じ)、2003、2008の全6バージョンとなっています。 「B'z The Best “Treasure”」に収録('98)。 「B'z The Best “ULTRA Pleasure”」収録(2008)。 「JUST ANOTHER LIFE」収録('91)。 「BUZZ!! THE MOVIE」収録('95)。 「Typhoon No.15」収録(2003)。 「B'z LIVE-GYM Hidden Pleasure」収録(2000)。 「B'z LIVE-GYM Pleasure 2008 -GLORY DAYS-」収録(2008)。 |
3rd Mini Album | 5/29/1991 | |
MARS 23:16 | ||
Arrangement: Takahiro Matsumoto & Masao Akashi B+U+M All Guitars: Takahiro Matsumoto Voices: Kohshi Inaba Manipulate: Masao Akashi Engineer: Masayuki Nomura Voice Direction: Ryoichi Terashima Mixed by JASON CORSARO English Adviser: Rima Fujita ダンスビートとロックの融合を極めたミニアルバム。 「FILM RISKY」でN.Y.に行った時に先鋭的な人々の間で人気の高いクラブ「MARS」へ行き、そのハードな音に刺激を受けて「踊れるハード・ロック」をテーマにしたアルバムを作ろうと決意しました。また、タイトルにはSF的とか、距離感というコンセプトがあります。 ミックスは「RISKY」に引き続きジェイソン・コーサロ。 しかし「RISKY」の音の単純な延長線、という印象はありませんねぇ。ロック色が強いからでしょうか。 ギターに関してかなりハードロックっぽいものを意識して作っている。 好きにハードにやっても許される!だから今回は目いっぱい、遊び心を含めて楽しみながらやらせてもらいました。 NYのディスコ“MARS”から曲のイメージを膨らませたんだけど、そこでガンガンにハードロックが流れてるんだ。 もろハードロックっぽくやってます。デビカバや、スティーヴン・タイラーって感じです(笑)。 英語詞の曲のサブタイトルの命名由来はなんなんでしょうかね。 BMGビクターから発売されたものはディスクの色が黒でしたが今のルームス・レコーズから発売されているもののディスクは赤みがかったピンクに。 また、帯のディスコグラフィーが消えました。 あ、ジャケットにB'zが写っていないですね。 「B'z LIVE-GYM “Pleasure'91”」ツアー中のリリース。 登場数:81週 総売上:173.5万枚 |
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1. 孤独のRunaway 5:03 | ||
Drums: Jun Aoyama サビからスタート! どこか哀愁でヘヴィなリフに、シンセブラスのリフレインが印象的。テンポはそんなに早くないのに疾走感があるような。 ライヴでも人気曲。シングルと言っても過言ではないです! カッコイイ! Aメロのオケヒットがカッコイイ。 そして大サビの“Cause I'm”がカッコよすぎなんだ!!!(Mixture版では無くなってしまいましたが。。) 力強く“Here we go!!” たまんねぇ〜!! エンディングのロング・ソロがいいですね! 元々は安宅美春さんに提供した曲で、それをセルフカヴァーしたものです。 ミニアルバムでは初めて日本語詞です。(まぁ、厳密に言うとそうでもないんですが。(^^;)) 7/3、「夜のヒットスタジオSUPER」。 「B'z The “Mixture”」7曲目に新録を収録。 「JUST ANOTHER LIFE」収録。 「B'z LIVE-GYM Pleasure 2008 -GLORY DAYS-」収録。 「TV Style SONGLESS VERSION」13曲目。 |
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2. Mars 1:24 | ||
こ、これは?!!? タイトル曲ということで期待してみたら…!? 意味深な語りです。アルペジオの不思議サウンドに乗せて。アームでギュオオオーン! 「Mars」は詞よりも本当に詩ですね。初めからあんな形でやってみようと思っていました。純然たる作詩として考えました。 詞がひらがなで四角く収まってます。これは何が言いたいのでしょうね…?! そのとおりのこと? ●を抜いた文字数を数えてみると…… !!! カラオケにあります。難易度高い(笑)。 |
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3. Loving All Night 〜Octopus Style〜 5:50 | ||
Drums: Jun Aoyama Blues Harp: Tomohiko “cha cha” Katoh 「OFF THE LOCK」収録の曲の英語詞リメイク版。ラフでワイルドなアレンジ。ハード・ロック! 生き生きしてます。2年ですごい成長振りです。 ワアアゥ!! いきなりシャウトでテンション高いです!! 冒頭のラップは怪しさが増した感じ。 オゥイェイイェー♪ ヘーイ! フォーーーーーーリーーーーーン…!! CDでは初のロングシャウト!? ギターソロの後。ハープに乗せて…息遣い荒いです(笑)。悶え〜〜!! セクシーボンバー!!(笑) でも最後は日本語に語り調。 オリジナル版では言ってなかったところも言ってますね。ラーーヴィン!オーナーイ!←こことか。 ラップ。そして後ろではシャウト! “Oh, you know I'm going crazy!!” ご家族の前で聴けない楽曲の一つですな(笑)。 「JUST ANOTHER LIFE」収録。貴重です。 |
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4. Love & Chain 〜Godzilla Style〜 5:45 | ||
Drums: Jun Aoyama Chorus: Maki Ohguro Voices: Rima Fujita 3rd Single 2nd beatの曲の英語詞リメイク版。ややテンポはダウンしたのかな? 原曲とは随分印象の違う、ギターリフを推したハード・ロックなアレンジ。 ジェイソンの低音のミキシングが、ゴジラが地を踏みしめている様を連想させるから名づけられた…らしい。 しょっぱなから“ギャウ!ギャギャギャギャウ!”連続シャウトにしびれる! Aメロ始まる前にワウギター。 Aメロはベースラインに、スタッカートなキーボード。 ストーリーのある歌詞。(未だにちゃんと訳してませんが。(^^;)) 力強いコーラスに大黒摩季さん初参加。まだ有名になる前です。 稲葉さんにも余裕が出てきたか。 like this! リフに合わせて口ユニゾン。 呟きはやはり日本語詞。 “ア゙〜〜〜!! ダン!ダン!ダン!ギャダダダン! ア〜〜!” ラストもカナキリ連続シャウト!! すげぇ!! 方向性はハード・ロックに向いていた模様。 サビ前のコーラス。 1番“Tell me which way you'll go!”。 2番“I'm out of control!”。 3番“Oh, Loving going on!”。 最後に女性の英語の語り。 ただ、ページをまたぐ歌詞表記はちょっとイヤンですわ。(今は洋楽とか聴いてて何も思わなくなったけど。次のページに詞の続きとかはよくあることなので。) |
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5. LADY NAVIGATION 〜Cookie & Car stereo Style〜 5:12 | ||
Drums: Ikkoh Tanaka 最新シングルを英語詞で派手なロックのサウンドにリメイク。ハジけ度UP。私はこっちのバージョンが好きですね。 スクラッチがキレ味が増した出だし。 Bメロのコーラスもキーがあがって。 2番ではI・O・Nの前にタメを入れたり。 ギターソロ前にも同じく。だいぶ遊び心の増えたアレンジとも。 ラストもドラム連打から入るサビが好き。ドラムもハッキリ生だと分かります。 英語の歌詞は仮詞ではなく新たに書き直したものです。 サブタイトルは稲葉さんがカーステレオを聞きながらクッキーを食べていた時に思いついた…らしい。 唯一気になるのは微妙に前の曲のセリフの途中で曲番が変わることなんですよね… ラストIONの後、“Oh, give it to me baby!”。 |
MATSUMOTO TAKAHIRO 1st Single | 9/25/1991 | |
'88〜 Love Story 10:29 | ||
Arranged by Takahiro Matsumoto, Masao Akashi B+U+M Takahiro Matsumoto (Guitar and Voices) Masao Akashi (Manipulater) Masayuki Nomura (Engineer) Ryoichi Terashima (Direction) Special Thanks : Kohshi Inaba ギター・インスト・シングル。 レコード会社は「THOUSAND WAVE」と同じ株式会社メルダック。レーベルは「Baby!BeLove」。 松本さんの曲をイメージした詞が記載。 廃盤(たぶん)になっってしまったので'96年に「THOUSAND WAVE」の再発盤に一緒に収録されます。 ソロ作品にはスペシャル・サンクスとして相方の名前を載せるのがB'z流。(^^) 初登場6位! 9月12日から21日にかけて伝説のファンクラブイベント「B'z PARTY in Hawaii」が行われました。 初動:46,560枚 最高位:6位 登場数:6週 総売上:11.0万枚 |
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1. '88〜 Love Story 5:48(5:49) ※カッコ内は記されていたもの。 | ||
Drums : Ikkoh Tanaka 雄大なバラードインストゥルメンタル。ロマンチッカー炸裂!(^^) 「Wanna Go Home」には別ヴァージョン。 「THOUSAND WAVE Plus」にリミックス・リマスターヴァージョン。 カルビーポテトチップスCFイメージソング |
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2. Love Ya 4:40(4:36) | ||
Drums : Ikkoh Tanaka Chorus and ..... : Maki Ohguro どことなく東洋の香りのインスト。 大黒摩季さんの喘ぎ声にハァハァ(´Д`;) 松本さんの「I love ya...」も色っぽいですわ。(〃∇〃) ライヴのソロ・コーナーで先に披露されていました。 92/5/17、「ミュージックフェア」。 「Wanna Go Home」に別ヴァージョン。 「THOUSAND WAVE Plus」にリミックス・リマスターヴァージョン。 「JUST ANOTHER LIFE」収録。 |
9th Single | 10/30/1991 | |
ALONE 9:46[9:51] ※[ ]内は8センチシングルのもの。 | ||
編曲:松本孝弘・明石昌夫 B+U+M (メンバーは前シングルと同じ) Mixed by MASAYUKI NOMURA B'zを代表する珠玉バラードが誕生。 新しいB'zロゴになります。 ジャケット。表裏で一枚の顔になります。2枚買って確かめてみましょう(笑)。 同じ人でも左右で顔の印象は違うもんなんですね〜。左が表向き、右が本心でしたっけ? テレかに元の顔。こちら。 連動企画のテレカの応募券が付いていました。詳しくは「IN THE LIFE」で。 2003年3月26日にマキシシングル化され再リリース。 10月3日に「B'z WAVE GYM」が再スタート。DJは“KING OF DJ”の異名をとった稲葉さん一人。原稿激しく棒読みDJ。 下ネタや寒いギャグが連発。しかもしゃべっている時間より曲を流している時間の方が長かった。(^^;) 他にも「ZERO」のラップを稲葉さんの口より公開されたりもしました。 '94年に終了。 初動:381,340枚 登場数:24→30週 総売上:104.3→112.7万枚 年間チャート:10位 |
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1. ALONE 5:58[6:02] | ||
Drums : IKKOH TANAKA Keyboard : AKIRA ONOZUKA (アルバムの方に書かれてあるので。) B'zのバラードと言ったらこの曲! 2曲目に制作されました。Bメロは違うのが付いていた時もあった。ツアー中で日本縦断し、各地のホテルで少しずつ書き綴って時間をかけて作られ、サビが最後に出来ました。 稲葉さんが曲を聞いた時に浮かんだ情景が夕焼け。夕焼けの中を好きな人を思いながら一人佇む光景を思い浮かべた。花束を抱えて。 チョーキングを多用した“泣き”のフレーズが連発。(T▽T) イントロで初めてオケヒット(オーケストラ・ヒット)を使用。 コーラスも壮大。 最後にコーラスが残るのもいいですね〜。 11/1、Mステ。 「IN THE LIFE」収録。 「B'z The Best “Pleasure”」5曲目。 「The Ballads 〜Love & B'z〜」2曲目。 「B'z The Best “ULTRA Pleasure”」収録。 「BUZZ!! THE MOVIE」収録。 「TV Style SONGLESS VERSION」14曲目。 2005年Beingコンピ「COUNTDOWN BEING」D2-9収録。 関西テレビ・フジテレビ系おんなの企業サスペンス『ホテルウーマン』主題歌 「HOTEL WOMAN ORIGINAL SOUNDTRACK」にも収録。 |
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2. GO-GO-GIRLS 3:47[3:47] | ||
Drums(Great Fuckin' Fill) : JUN AOYAMA Chorus : YUIKO TSUBOKURA 初期の頃を思わせるダンスナンバー。 注目はお茶目な女性視点の歌詞。元々は坪倉唯子さんに提供した曲で、7月発売の「I Wanna Be Myself」というアルバムに収録されています。 それのセルフカヴァーというわけです。アレンジも変わっています。歌詞の主人公が女性なのもそのため。オカマちゃんじゃないですよ(笑)。 随所の流れるようなギター速弾きが凄い! 青山さんが叩いているのはエンディング前のフィルですかね? “GO! GO! HEY! HEY!”の黄色い歓声は「B'z LIVE-GYM “Pleasure'91”」ツアーで収録。“GO!”が最終日の武道館、“HEY!”が大阪城ホールです。 アルバム未収録。 |
5th Album | 11/27/1991 | |
IN THE LIFE 47:24 | ||
All Arranged by TKAHIRO MASUMOTO, MASAO AKASHI B+U+M (メンバーは前アルバムと同じ) Guitar Technician : AKIRA SASAKI ここから第2期のB'zといったところでしょうか。ダンス・サウンドからよりアナログなサウンドへ変化してきたアルバム。 ポップです。かつ哀愁的。聴きやすい作品でしょう。 ライヴツアーで色々な場所を移動しながらできた曲で、タイトルには「日常的なものから生まれるもの」という意味が込められています。それは自らのありふれた日常の中から表現された音作りということ。すごく構想を練って作ったアルバムです。 詞の中が異性には微妙な気持ちの変化がわかりづらくて若干誤解を生む感じがあるかもしれない。女の人にとっては信じられない主人公がいるかもしれない。 曲はツアー中に作ったのが多かった。 今回は今までも客観的に聴けるような気がする。 これまではスーツ姿が多かったB'zでしたが今作の服は全てラフな普段着。 初回盤は箱に入っていて48ページブックレット付き。割とどこの中古屋でも見かけます。 これも初回盤にテレカの応募券があって、「ALONE」の券と合わせて応募できました。 リットーミュージック社からB'z監修のバンドスコアが発売されています。インタビュー付き。 アルバム発売直前はZ'bのライヴ。 12月からは年を跨ぐ「B'z LIVE-GYM '91-'92 “IN THE LIFE”」ツアー。 ただ、'91年は病気がちだったという稲葉さん。声も鼻にかかった感じになってるのが嫌だったと。 そしてライヴ・ツアーは稲葉さんのスランプ時期と重なり、肉体的だけだなく精神的にもかなり辛い日々だった。 「なんのために歌っているのか…?」とまで思うようになっていた。 それをスタッフに打ち明けたら、「「EASY COME, EASY GO!」の時、客電が点いていてお客さんの笑顔が見えるでしょ? あの笑顔を見るために、ライヴをやってるんじゃないのかい?」という答えが返ってきて、勇気づけられたのです!(^^) そしてライヴ最終日には今までの思いが堰を切ったように涙を流してしまいました。 その苦難を乗り越えられたから今の稲葉さんがあるのですね。(;_;) 登場数:98週 総売上:240.3万枚 |
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1. Wonderful Opportunity 4:37(4:37) ※カッコ内は記されていたもの。 | ||
Drums : JUN AOYAMA Sax : TOSHIHIKO FURUMURA Chorus : MAKI OHGURO ターンターンターン“FUU〜!”♪ ハツラツと明るい、これまでのB'zにはなかったシャッフル・ビートの楽しい曲! ブラスがノリノリ! ファンに人気が高いです。 ギターソロの後はSAXのソロが入ります。管楽器を取り入れることがこれからのB'zに多くなります。 “迎えよっお〜”や“しょーうがっない!”などのコーラスは大黒摩季さん。 チャーンス!! この曲最高!! “イツオーラ〜〜イ!! フー!!”のシャウトも!! 大好き! 「Wonderful Opportunity」は家で作った。「RISKY」の時から演りたかったリズム。徹底して韻を踏むのがテーマ。 稲葉さんが思い悩んでいた時に作詞したという歌詞はポジティブ感に満ちあふれるています。 見て見て!韻の踏みが素晴らしい! タイトルは“素晴らしいチャンス”の意味です。 おまじないのような“シンパイナイモンダイナイナイナイザッツライフイッツオーライ”には南流石さん指導の独特の振り付けがあります。 両手を交互に振る感じで、とってもカワイイのです。 モンダイナイで大丈夫って感じで胸(肩?)をとんとん。 「B'z The Best “ULTRA Treasure”」収録。 「Typhoon No.15」にて初めて映像化されました。さぁ、練習練習! 「TV STYLE II Songless Version」7曲目。 |
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2. TONIGHT(Is The Night) 4:52(4:52) | ||
Drums : JUN AOYAMA Sax : TOSHIHIKO FURUMURA Chorus : MAKI OHGURO オシャレな、16ビートのハネた曲。星のようでムーディーなとろけるようなシンセ・メロ。打ち込みブラス。 イントロのメロはサックスとユニゾンのギター。 でも全体でギターは控えめ? ソロ以外はあんまり聴こえないですね。基本はカッティング・プレイ。シンセ・ベースよりも音が小さいなぁ。 ギター、ヴォーカル共に時間がかかった。新しい形にチャレンジ。 1番の後にサックス。エンディングにもサックスが利いてます。カッコイイ。 ヴォーカル面で山下達郎さんを意識して作られました。甘い歌声〜。 この頃には珍しい、2段構成のサビ。(別に珍しくないか?) キーボードとシンセストリングスとカッティングで大サビ前。 コーラスは“FLY to to to tonight. Hoo Hoo Hoo. Oh cry cry baby ah. Ah ha.”。 大人の夜といった感じ。歌詞に登場する小道具にも注目。“ゆくブルーベリィ”ってとこが好き。 サラ・ヴォーンは女性ジャズ・シンガー。 |
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3. 『快楽の部屋』 4:53(4:53) | ||
Drums : JUN AOYAMA Keyboard : AKIRA ONOZUKA Sax : TOSHIHIKO FURUMURA ギターがリフでグワグワ攻める。ハードでワイルド・ロック! そしてセクシーv イントロから鼻息荒い稲葉さん(笑)。笑い声にシャウト! 『快楽の部屋』とはLIVE-GYMでもあり、そういうお部屋でもある歌詞。やっぱ稲さん、エロー(笑)。 Aメロで歌の後にリフが追っかけてくるのがハード・ロック! サビがなかなか出来なかったそうです。チョッコレ〜トケ〜キ♪ “ワンチュースリ〜♪” 2番以降はパワフルに“ダーンス!” 左からソプラノ・サックス、右から不協和音的なキーボードの間奏! “ア・ア・ア・ア!”に“意義あるTIME OF MY LIFEヤイヤ〜”のキレ気味シャウト! 歓声! ラストへ向けLIVE-GYMにトリップする曲展開! “フリャ!” 大興奮!! カモーン! ヘーイ! エンディングも叫ぶ叫ぶ!! ウァァアアアアアァァァ真っ白シャウトに、アーオ!! 以前のツアーパンフレットで会場のことを「快楽の部屋」に見立てたところから。 「LIVE RIPPER」収録。ギターバーニングは必見!! |
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4. 憂いのGYPSY 6:40(6:40) | ||
Drums : JUN AOYAMA オーゥイェ! 全体にアコギ・ストロークの泥臭さのあるカントリーな、ブルース・ロック・バラード。優しい気持ちになれます。 6分越えの大作です。でもそんなに長いという印象はありませんでした。じっくり聴きたいです。切実な思いを歌い上げます。 タイトルは歌詞中には登場しません。 3番のAメロはアコギ演奏に。ラストサビへのシャウト! “おぉおおお〜うぃぇええ♪” 「ALONE」とはまた対照的です。 アウトロではロングギターソロを引き倒す! 表現しにくい部分を表現した歌詞。聴かせるナンバー。 |
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5. Crazy Rendezvous 4:25(4:21) | ||
Drums : JUN AOYAMA 始めのエンジンふかし音は松本さんの愛車のフェラーリ。 運転していた松本さんはこの音を録っていたディレクターをそのまま置き去りにして行ってしまったしい(笑)。さすが走り屋(笑)。 ワクワクしてくるイントロから爽快な疾走へ! サビメロのシンセ・ブラスのリフレインもカッコイイ。Bメロの16分ミュートプレイというのかな?そんなギターがベンベンいってるのがイイ! サビでちょっとツインヴォーカル的な感じが面白いです。 ラストサビのメタル的盛り上がりも好き!オーウイェ! ラストはギターソロのままフェイド・アウト。 そして歌詞は誘拐まがい(笑)。ってか、開き直ってるし! 吹っ切れちゃったオトコもいいですねぇ。 “マーヴィンゲイ”とはMARVIN GAYE。ソウル系シンガーです。 真逆の“エアロのビッグサウンド” うおおお! タイラーシャウト!! 最初はもっと違う形の曲だったのがギターとドラムが加わり、迫力ある楽曲へ。 |
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6. もう一度キスしたかった 4:38(4:37) | ||
Drums : IKKOH TANAKA Keyboard : AKIRA ONOZUKA 情感たっぷりのセンチメンタルなLOVEバラード・ソング。名曲とはまさにこの曲のことを言うのでしょう! 最高ですよ!!この泣きっぷり!! Bメロのギターハーモニー。煌くキーボード。そしてサビへの“オ〜”。心が洗われます! 哀愁キーボードメロディは繰り返しを多用。 歌詞がこの曲の主役です。一番二番三番全てのサビの詞が違うのです! 曲が進むにつれて季節が移り変わります。 この詞について「学生時代からずっと思って来た、自分のやりたい音楽がひとつできた。ただのラブソングですよ。誰でも一つや二つ!そんな時もあったというだけの話で」と稲葉さん。すげぇ、小説、いや、ドラマを見るようです!! コーラスが少ないのでよりリアルにエモーショナルなヴォーカルを実感できます。くぁー! 冷たい風を感じるメロディのギターソロも沁みる。ラストにも吼えるソロ! そしてアコースティックにエンド。 ライヴではエンディングにポール・モーリアの「恋はみずいろ」を絡めてきます。これがまたメロディアスで良いんです。 松本さんはこれをシングルにしたかったのですが、「ALONE」があったので断念することに。 やはりファンの人気も高く、Treasrueのランキングでは4位を獲得! 02年12/27、MSSPで披露。「熱き鼓動の果て」と。 「B'z The Best “Treasure”」9曲目。 「The Ballads 〜Love & B'z〜」10曲目。 「B'z The Best “ULTRA Treasure”」収録。 「BUZZ!! THE MOVIE」DVD特典収録。 「B'z The Best “ULTRA Pleasure”」Premium Live DVD収録。 「B'z LIVE-GYM Pleasure 2008 -GLORY DAYS-」収録。 「TV STYLE II Songless Version」6曲目。 |
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7. WILD LIFE 4:27(4:27) | ||
Drums : IKKOH TANAKA Bass : MASAO AKASHI “IN THE WILD LIFE”サビの叫びでスタート! キャッチーかつ勇ましいメロディで少しオリエンタルなリフ。ノリノリグルーヴ! タイトル通りワイルドに!! 力強く! 弾きまくる!! ロックという新たなB'z路線へ! ポップなメロディですが、ベースが生音なので太い豪快なエネルギッシュ・サウンドに仕上がっています。 1番Aメロのコーラスは“Now I made up my mind.”。 Bメロの流れるキラキラしたキーボードも印象的です。 “RIDING ON THE HORSE”この曲はサビ入りがマジカッコイイ! テンション上がるね! ライヴで聴きたいなぁ。 “ブロンコ・ビリー”とはカウボーイ映画でのクリント・イーストウッドの役名です。その映画でそういうセリフがあったんですね。 ギターソロも早くからキュルキュルキュルキュルってね!! イェー! ラストもメインリフから速弾きソロへ! バンド的エンディングへ! アルバム・タイトル曲というわけではないみたい。まぁ、そこから来たとこもあるってことかな。<? 最後のほうに出来上がった曲。ライブメンバーの一発録り。それに触発され一日で詞を書き上げた。 |
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8. それでも君には戻れない 4:44(4:43) | ||
Drums : JUN AOYAMA 疾走感ある哀愁メロディ。クールでカッコイイ! ちょっとダンスチックかな。都会的でメロディアスなサビ。 そして詞も切ない。切な過ぎる!・゜・(ノД`)・゜・ “ドラァイヴ”とエコー。が好き。 ハープかのように流れるように攻めてくるBメロサウンド! ラストへの“それでも君には戻れなぁ〜い…(トゥトゥトゥトルルルル)”のギターとか、盛り上がりが好き! エンディングが最高! 華麗なアコギのアルペジオからエレキが絡み、シャウトともにメインリフへね、そこがたまらんのです!! あ、ここはワルツになってるんですな。ってかこの曲は6/8拍子? いや、ちょっと拍子のことはよくわかんないんですけども。 意外なことに、ライヴで演奏された事はありません。…いつか演ってほしいなぁ、ホント。 と思っていたら「ACTION」ツアーでついに封印がとかれた!!! |
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9. あいかわらずなボクら 1:44(1:41) | ||
Tambourine : IKKOH TANAKA Chorus : MASAO AHASHI, IKKOH TANAKA, YOHKO HIROMOTO (そしてB'z) おっと! アコースティックギターでサポート・メンバーみんなで歌うほのぼの小曲。楽しくていいな♪ コーラスは、“どこに行ってもいい”広本さん→“道なんていくらでもある”田中さん→全員→“いつでも正しい”松本さん→“人なんているのかな”明石さんという風に。 エレキが合間に。キーボードもほんわか。 行こうよ行こうよ〜♪ そうですね!松ちゃんv 目立つ低い声が田中さん。最後に「僕が相変わらずだって言いたいわけよ、はい〜」と呟いています(笑)。 そんでラストにくしゃみで落としてくれる松本さん(笑)。 ツアーメンバーでやってみるという企画から。 |
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10. ALONE 6:21(6:21) | ||
Drums : IKKOH TANAKA Keyboard : AKIRA ONOZUKA 最初にアカペラのコーラスが入るのがシングルとの違い。コーラスの歌詞もここに掲載されています。 前の曲の余韻が強いため曲間を多めに取ってあるそうです。 キーボードが生になったというわけじゃないと思います。シングルでは表記忘れかな…? 収録曲順を決めるのに難航したがこの曲だけは仮の段階からラストになっていた。 「The Ballads 〜Love & B'z〜」にはこのヴァージョンで収録。 |
2nd Video | 12/11/1991 | |
JUST ANOTHER LIFE 約60分 | ||
JUST ANOTHER LIFE [Laser Disc] | ||
Manipulator etc. : MASAO AKASHI Keyboards : YOKO HIROMOTO Drums : IKKO TANAKA VTR STAFF Producer :AKIHIKO TAKANO RECORDING STAFF Director : RYOICHI TERASHIMA Recording & Mixing Engineer : MASAYUKI NOMURA 今年の夏のツアー、「B'z LIVE-GYM “Pleasure'91”」のライヴ&ドキュメント。 初期のライヴの様子が分かる貴重な作品です。最近ファンになった人が見たらかなり驚きますよ。デジロック。 ビデオとしては序盤の曲ブツ切りがいただけない。理解に苦しみます。 収録曲の選別も謎です。1時間に収める必要があったのでしょうかねぇ? 映像はオフ・ショットなども満載なのですが、なぜかモノクロ映像が多め。 演奏、パフォーマンスは最高です。どの曲も数段カッコよくなってます。 音質の悪さは、まぁ、ビデオですし古いですし仕方がないところですかね。 残念ながらDVD化されていません。 会場は7/18,19大阪城ホールメインで、7/31、8/16,17日本武道館も。リハーサル場は合歓の郷。 ギターは紫ストライプ柄の「YAMAHA MGM-II」がメイン。アームを使ったプレイが目立ちます。ギター回転が必殺技。 ジャンプして足を180度開くのが稲葉さんの得意技。体柔らかいですね〜。ダンス・ステップやバック転も見所。 明石昌夫さんが電子ドラムやキーボード、ベースなど色々担当。 キーボードがステージの真ん中にいるあたり、いかに重要な役割だったかが伺えます。ダンス寄りのロック・サウンドですね。今とはまた違ったB'zがそこにはいます。 「IN THE LIFE」ツアー中のリリースです。タイトルは「IN THE LIFE」にかけてあるんですね。 歌詞カードは入っていません。スタッフが記され、裏がミニポスターなペーパーが一枚。 初回版はホログラムカードを封入。 LDも同時発売。 1992年の年間ビデオ売上ランキングで23万本で1位。 翌93年も2万8千本を売り年間10位にランクインされました。 1994年12月27日にバーミリオンから密かに再発。中身に変わりありません。 因みに、“Pleasure'91”ライヴで演奏され収録されていない曲は。 4.HOLY NIGHTにくちづけを 6.STARDUST TRAIN 8.ROSY 11.君の中で踊りたい 12.BE THERE 13.Nothing To Change シングルすら対象外。うわぁ、全部聴きてぇ。いつか完全版でDVD化を…! |
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1. 愛しい人よGood Night... | ||
いきなりエンディング。これは収録曲に入るんですかね?(^^;) 「また逢おうねバイバイ!」はこの時からあったんですね。 アンコール3曲目。 7th Single。 打ち合わせシーンがあって…次に。 |
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2. LADY NAVIGATION | ||
日本語詞ですがアレンジは「MARS」に近いです。曲をブツ切りにしているのが非常に残念。もったいない。 サビはテレビでよく流れる映像です。 1曲目。 最新8th Single。 |
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3. BAD COMMUNICATION | ||
ビデオタイトル表示。ビデオ的にはやっと曲らしい曲が。 ドラムの他に、パーカッションの電子ドラム。ショート・アレンジです。 2曲目。 「BAD COMMUNICATION」。 |
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4. Loving All Night | ||
英語詞の「Octopus Style」です。 マイクスタンドを足に挟んでくねくね艶めかしい稲葉さん。松本さんのギター回しがカッコイイ! ギターソロ、ブルース・ハープソロで途中フェイド・アウト。 3曲目。 「MARS」。 |
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5. OH! GIRL | ||
映像はステージセットを組んでいる様子。PA操作など裏方さんを交えて。 最後はファンと大合唱。 ショルダー・キーボードを持った広本さんと松本さんの掛け合いに稲葉さんの割り込む姿が微笑ましいです。 7曲目。 「OFF THE LOCK」。 |
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6. SAFETY LOVE | ||
明石さんがベースを披露。 そして出だしヴォーカルを披露しちゃいます。 サポメンの楽屋姿を交える映像。 サビでの手拍子とステップに注目です。 オリジナルではフェイドアウトする曲はライヴでのエンディング・アレンジがカッコイイ! 5曲目。 「君の中で踊りたい」2nd beat。 |
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7. Love Ya | ||
演奏時は未発表でした。シングル・アレンジ。 9曲目。 「'88〜 Love Story」2nd beat。 |
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8. だからその手を離して | ||
アカペラでサビから。細かいステップをキめる稲葉さん。 これはCDと結構アレンジが違っていてカッコよくなってます。必聴です。 10曲目。 1st Single。 |
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9. 太陽のKomachi Angel | ||
かなり早口なMCから。 この盛り上がり方はスゴイ! ギターソロ、声でギターラインをなぞる稲葉さん。 ここからは完全にライヴ映像だけになります。 サビはテレビでよく流れる映像ですね。 14曲目。 5th Single。 |
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10. 孤独のRunaway | ||
続けて。カッコイイです。稲葉さんのジャケットの背中、汗びっしょり。 音響ボーダー(?)が上下します。 15曲目。 「MARS」。 |
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11. Pleasure'91 | ||
ガス噴射! 主役の曲です。 1,2,3,4!コーラスは“ラララララ〜ラ ラララララ〜♪” そしてバック転を決める稲葉さん! 信じられない(笑)。 ラスト16曲目。 「LADY NAVIGATION」2nd beat。 |
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12. HOT FASHION | ||
帽子を被った松本さん。稲葉さんはタンクトップ姿ですがペンダントは忘れない。 間奏でDJのようなMC。 ギター回転させまくり! しかし、このとき松本さんは酸欠状態で意識朦朧としていたと後日談。(^^;) アンコール1曲目。 「RISKY」。 |
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13. Easy Come, Easy Go! | ||
黒いエレアコを弾く稲葉さん。コーラスからスタート。 巨大風船が登場。キック! サビはテレビでよく流れる映像です。 そして突然エンディング・テロップが。あー、終わりなのかーと。 アンコール2曲目。 6th Single。 |
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