ディスコグラフィー

1990

B'z大ブレイク! 大量リリース!

02月21日 LADY-GO-ROUND
02月21日 BREAK THROUGH
05月25日 BE THERE
06月13日 太陽のKomachi Angel
06月21日 WICKED BEAT
10月03日 EASY COME, EASY GO!
10月24日 愛しい人よGood Night...
11月07日 RISKY
12月16日 FILM RISKY


3rd Single 2/21/1990
LADY-GO-ROUND 9:19
LADY-GO-ROUND
Backing Vocal : YUIKO TSUBOKURA


「BREAK THROUGH」と同時発売。やはり2曲とも収録。
2曲目はC/Wと表記。
2曲ともコーラスは坪倉唯子さん。

シングルで初めてオリコンチャートにランクイン。

1月4日からB'z初めてのレギュラーラジオ番組「Come on JTB B'z WAVE-GYM」がスタート。公開録音もありました。'91年3月38日に一旦終了。
1990年はシングル5枚、アルバム2枚、ミニアルバム1枚、ビデオ1本とまぁ、リリースの嵐でした。

最高位:39位 登場数:6週 総売上:2.5万枚 年間チャート:100位圏外
1. LADY-GO-ROUND 4:25(4:22) ※カッコ内は記されていたもの。
これまたデジタルでダンサブルなナンバー。シンセメロディでクールでオシャレな雰囲気。

タイトルは“Merry-Go-Round”に引っかけた造語。
Bメロコーラスは“Get you through the night!”かな?
“round, round, round…”女性コーラスが印象的。
“火照る身体”でハモッてるのが好き。1番にはないアレンジ。
Yeah! Lady-Go-Round♪ イェイェイェ イェーイェ!

別れの歌。すぐに次の女を見つけると粋がってても、最終的には“やっぱり君がいい”ってね。かわいそうになってきます。
そういうもんですよ。女も星も同じ、手が届かない…<深い(爆

百人一首を取り入れた歌詞が話題になりました。
制作でサビの部分の歌詞に悩んでしまいなかなかできず、1月2日の制作時万葉言葉が面白いのではという案が出て、渋谷のロフトの本屋へ資料を買いに出かけた。

サビが2パターンの今までなかった構成。デモテープを録った時に、これはシングルかなと思った。
サビは百人一首の言葉。
MERRY-GO-ROUNDに引っ掛けて作った、完璧な造語。“女はめぐる”と強がった男の子が言ってる感じ。


PVは近未来的なセットで演奏。後半はカラフルな照明。
意外に普通にカッコイイ映像(笑)。
この頃はまだスタイリストが付いていないので衣装はお二人とも自前。渋谷の丸井で購入したルナマティーノ。

2/9、「夜のヒットスタジオR&N」。
3/7、「夜のヒットスタジオSUPER」。
5/18、「JUST POP UP」。

「BREAK THROUGH」1曲目。
「WICKED BEAT」で英語詞リメイク版「“W-40” Style」収録。
2. LOVE & CHAIN 4:53(4:54)
シャープでワイルドな曲。スリリングな。
1番ではすぐにサビに行かず。

サビはなかなかブレスが大変と稲葉さん。

ギターのカッティングはサンプリングじゃなくて、手弾きで全部やってて、歌に入るところは全部指で弾いてる。カッティングは上手いんですよ僕は(笑)。
好きで何もかも相手のことを自由にしてあげるってことだけ、でも相手はすごく寂しさを感じる部分がある。束縛することによって感じる愛もある。


歌詞に無い稲葉さんの語りに注目。悟りを得てますね〜。当時、色々な雑誌で質問攻めにあったらしいです。
“女と男が出会った時、愛する役と愛される役は決まっている。
それを忘れて過剰に愛を注いだり欲しがったりすると、その関係は早く終わる事もある。
そして、愛するという事は相手を信じる事であっても、相手の全てに寛容であるという事ではない。
束縛された時に感じる愛もある。”


「BREAK THROUGH」6曲目。
「MARS」に英語詞リメイク版を収録。

ニュースステーション スポーツコーナーオープニングソング


3rd Album 2/21/1990
BREAK THROUGH 48:18
BREAK THROUGH
感性が誘惑された。創造力が突き抜けた。
Sound Producer-TAKAHIRO MATSUMOTO
Sound Adviser-MASAO AKASHI
編曲/松本孝弘明石昌夫
Director-NOBUMITSU ASAI, RYOICHI TERASHIMA
Mixing Engineer-MASAYUKI NOMURA
Producer-MASAO NAKAJIMA
Backing Vocal KOHSHI INABA, TAKAHIRO MATSUMOTO, KAORU ABE, YOKO HIROMOTO, MASAO AKASHI


前2作が今ひとつ芳しくない中、3枚目までにブレイクしないとダメだ!という意気込みで制作されました。
そう、“突き抜ける”がテーマ。タイトル曲以外にも“BREAK THROUGH”と同じ意味の詞があちこち出てきます。
ますます広がりを見せるB'zの音楽性。ポップ曲も増えメロディが明るく前向きな感じ。ラップやヒップホップの曲も。ライヴ定番曲というのはありませんが、良盤です!

ジャケットはイエローのバックにビジュアル系のファッション。ポーズがキテる稲葉さん、何ぶら下げてんです?(笑) 
バックカラーにレッド、ブルーのバックも候補として制作されていました。
歌詞カード内の写真はライヴの様子。
当時はアルバム発売に先駆け、全国各地でキャンペーンを行っていました。

初回盤は紙のボックスにCDケースが入っています。ただそれだけなんですが、中古屋では結構な値打ちが。

有線用に配布されたアナログ盤は「LOVE & CHAIN」の次にB面一曲目として「B.U.M」が収録されていました。

リットーミュージック社からちゃんとB'z監修のバンドスコアが発売されています。

最高位:3位 登場数:124週 総売上:72.5万枚
1. LADY-GO-ROUND 4:22
Backing Vocal YUIKO TSUBOKURA

アルバムのダンサブル曲代表。

3rd シングル曲。
2. B.U.M 1:25
早口ラップ曲。歌詞は英語! 

ビー・ユー・エム。バムと読んでもいいらしいです。音楽製作集団“B'z UNREAL MUSIC”の略です。
意味は“B'zの信じられないくらい素晴らしい音楽”。また、一説には“BIG ULTRA MATSUMOTO”の略とも言われています(笑)。稲葉さん曰く社歌らしい(笑)。
この年11月16日にはB'zのマネジメントオフィスとして株式会社B.U.M.を設立。音楽製作集団と同じ名前なので紛らわしい。(^^;)

ヘッドフォンで聴くと稲葉さんが何人もいるのが分かります。(ぇ?

音を重ねて、不協和音的なハモリをわざとやったり面白かった。
元々詞は違ったけどBUD CLUB GYM用に作った曲で、今回のアルバムにあいそうだからやろうと。

言葉自体には大騒ぎするとかそういう意味もあるんですけど、頭文字で“B'z Unreal Music”の略でもある。B'zの素晴らしい音楽という意味も。


最後のコテッという音は、松本さんがダビングを終えてギターを置いた音を稲葉さんが内緒でこっそり曲最後に入れた(笑)。
3. BREAK THROUGH 4:25
サビのリズムが印象的なアルバムタイトル曲。華やかな雰囲気。
実は「OFF THE LOCK」時に既に作られていた。
稲葉さん曰く、転調が多いから歌いにくい。
そう、突破しなければ!

2枚目の時に既にあった曲。だから結構2ndに近いかな。
今回どの曲にも“BREAK THROUGH”っていうテーマがあり、その代表的なシチュエーションを。一つの目標を達成した時点で、また次に新しい目標を据えて常に追いかけながらやっていきたいという意味。

歌詞カード2番のサビ、“let's beakin' through your body”は誤植ですね。“r”が抜けとります。
4. BOYS IN TOWN 4:39
Drums JUN AOYAMA


ポップでアップテンポの曲! 渋谷の街を飛び出して! 夢はでっかく!
“空まわりもいやだ!!” !二つでかなり主張!
男女の掛け声コーラス!
せっかいーのウワサになりた〜い!ここが好き!

渋谷の街。不安定な19歳。不安と希望が入り交じる少年について。僕の場合だとB'zをやる一年前くらいの世界。認められたいと思いつつ、色んなことが思い通りにいかないっていう頃。
5. GUITARは泣いている 6:32
Drums JUN AOYAMA


哀愁メロディアスのこの上なく切ないバラード。このタイトルで曲を作りたかった。
意外な視点の歌詞は…松本さん、恋をしているのね…(←妄想)
そしてラストのギターソロは、超泣いています。(TωT)

ずっとやりたいなと思ってた。ステージに立っている人間が、見に来ている一人の女の子に憧れるっていう、逆パターン。大まかな打ち合わせでストーリーとタイトルが合って、稲葉が曲にはめて結びつけた。
どの曲でどんな風になるかは全然決まってなくて。足を運んできてくれる人に惹かれて、知りたい、やっぱり好きな人がいるんだろうなみたいな気持ち。
6. LOVE & CHAIN 4:56
Backing Vocal YUIKO TSUBOKURA

スタイリッシュでカッコいい曲。

シングル「LADY-GO-ROUND」のC/W。
7. となりでねむらせて 4:12
素直なラブソング。純情な。オリエンタルさも。オシャレな感じ。
シンセのストリングスのイントロ。
サビはたんたんとしてるかな。優しさを感じる。

詞のストーリーは松本さんの楽屋話が元になっています。それを上手くまとめた稲葉さんに松本さんもビックリ!

よく男の言い分、女の言い分があって。男はずっと仕事をやってると女はなんで電話の一本も出来ないんだと言ったり。友達と飲んでるときに電話すると席を立つのも白けるし、それで出来なかったとき仕事だったと弁解したり。
そういう話をしただけで稲葉がここまでストーリー設定してきれいにまとめてビックリした。
松本さんから宇都宮の楽屋で出てきた。このオケにしかはまらないと。まず全部話し言葉にしちゃおうと。そうするとすごく書きやすかった。

「TV Style SONGLESS VERSION6曲目。
8. HEY BROTHER 3:55
跳ねたビートでファンキーな曲。遊び心で色々な音が使われていて、みんなで歌っています。
よし、ハンド・クラップだ!
うう〜ん、ワイルド男同士ならではの励まし方。主人公、イイヤツですね。
ヒップホップ調に歌う! そして呟き。
ラスタラ タラーラ タラララ〜♪この後の「カモーン!」ギュルルルル!のギターが好きです。

最後の笑い声は阿部薫さんです。

今までになかったタイプのサウンド。そろそろこういうパターンの曲をやっても面白いんじゃないかなと。
ダチっていう感じですか、悪友という(笑)。

9. 今では…今なら…今も… 5:18
Drums JUN AOYAMA


アコースティックギターと甘い音色のキーボードが穏やかな印象のミディアムテンポのバラード。
コーラスは松本さんですね!
春って感じ!
タイトルにもなかなかの趣がありますね。

しかしこの歌詞のシチュエーションは辛いですわ…(つДT) そういえば歌詞に英語が出てこないのは初めてです。
ラストはギターソロが泣いて!!

コーラスがいい。最高。全部俺なんだよ(笑)。ギターも泣いてる。
オケを何回も繰り返して聴いて作った曲。すごく穏やかなイメージがある。


「B'z The “Mixture”」6曲目に新録で収録。
10. SAVE ME!? 3:27
ギュオ〜〜!!と強烈なギターから! デ・デ・デ・デ デ・デ・デ! ノリノリビート!
これまたファンクに、歌い方もリラックスしてラフに。ちょっと声にエフェクトかけてる? アルバム一ヤンキーな曲(笑)。
松本さんも公言、ジミ・ヘンドリックス「PURPLE HAZE」のリフを使っているハードな曲。最後歌詞にも出てきますね。楽しんでてカワイイじゃないですか(笑)。

ラップ部分の歌詞はこんな感じ。
“Something is right, do you want to gonna say?
Nothing is so real, let me feel your body.
Time is on your side(大丈夫さ), make me feel so clear now,
Oh, I need you, do you wanna break me up? Yeah! Yeah!”

オ〜 アーオ!! ヘーイ! ヘーイ! ひっかけでサビに!
最後の最後。“なりなさい!”なんてきっぱり言われたらなっちゃいますよ(笑)。

レコーディングも最後のほう。「LADY-GO-ROUND」も出来た後の。とりあえず「HEY BROTHER」みたいな楽しいのをもう一曲やろうと思って。フレーズもジミヘンのフレーズ使ってる。
最後に「パープル・ヘイズ」って言っちゃってるから(笑)。

「B'z LIVE-GYM '94 “The 9th Blues”」で久々に披露されたとき、ラップ部分が日本語詞になっていました。以下のがそうです。
“ホントハキミヲナカシチャウホド
ヤリタイヨウナキモチナンダ
カラダハナンテスバラシイノ
コンナキモチヲカタチニデキルナンテ Yeah! Yeah!”
11. STARDUST TRAIN 5:03
Drums JUN AOYAMA
Keyboard TAKANOBU MASUDA


増田さんの煌びやかなキーボードソロで始まり、列車の如く疾走していく曲。このキーボードは後から入れられた。
クールに歌う稲葉さん。この曲メロディアスで超カッコイイよ!!!
Bメロも神!!
歌詞は不倫の逃避行…!
アルバムで一番最初にレコーディングした曲。
エンディングもメタル!?

ただちょっと、前の曲との曲間が短すぎるのではと思ってしまう……

アルバム・ツアーではなぜかこの曲だけ未演奏。「Pleasure '91」ツアーで演奏されました。
今、ライヴでやったら絶対イイと思う! 悶絶するよ!!

「SAVE ME!?」と繋がるとか後で並べたときに良かったからそうしたんだけど、全部歌も終わってからピアノをつけたほうがいいなと思って別で録ってつけました。


4th Single 5/25/1990
BE THERE 8:52[8:57] ※[ ]内は8センチシングルのもの。
BE THERE
Sound Producer: TAKAHIRO MATSUMOTO
編曲:松本孝弘明石昌夫
Sound Advisor: MASAO AKASHI
Directed by RYOICHI TERASHIMA
Mixed by MASAYUKI NOMURA
B+U+M[B'z UNREAL MUSIC]...TAKAHIRO MATSUMOTO, KOHSHI INABA, MASAO AKASHI, MASAYUKI NOMURA, RYOICHI TERASHIMA,


B'z初の単独シングル。これ以降のシングルは逆にアルバムに収録される事が少なくなりました。

この作品からカップリング曲は“2nd beat”と表記されるようになります。“カップリング”だとどことなく捨て曲的な悪いイメージがあるためだそうです。B'zの場合、2曲で1シングルという思いが込められています。

B+U+Mのクレジットが登場。B'zの音楽性を維持し続けるため、「BREAK THROUGH」の頃に結成されました。

初回特典にステッカー封入。

金曜日発売。
初登場7位。因みに1位は矢沢永吉「PURE GOLD」。
5ヶ月以上もチャートにランク・インしました!

また、2003年3月26日に「BE THERE」から「裸足の女神」までの10タイトルがマキシシングル化されました。
8センチシングルでは最高7位でしたが、再発売された時は最高3位を記録。
再びベスト10入りするまでのインターバルが12年9ヶ月という記録も達成! 
因みに、ピクチャーレーベルは会報000号表紙の別写真。

初動:31,280枚 最高位:7→3位 登場数:43→49週 総売上:25.9→34.8万枚 年間チャート:60位
1. BE THERE 4:12[4:15(4:13)] ※( )内は記されていたもの。
サンプリングを駆使した斬新なイントロ。
マイナー・キーで、シンセのパッドやベルが独特の虚無感というか、切なげでどこか懐かしい様な世界を生み出してる気がします。
願望に近い純粋な約束を詞にした。

ツアー中のリリースということで、ライヴでは一足早く披露されていました。

PVはその「B'z LIVE-GYM “BREAK THROUGH”」ツアーのライヴ映像を編集したドキュメント的なもの。会場は渋谷公会堂。
サルのぬいぐるみで遊ぶ松本さん。ツアー中にファンからプレゼントされもので、名前は「ヒロシ」(笑)。
移動、リハーサルなどの服装も私服。

この曲でミュージック・ステーション初出演。
5/4、Mステ。

「B'z The Best “Pleasure”」10曲目。
「B'z The Best “ULTRA Pleasure”」収録。

「B'z LIVE-GYM Hidden Pleasure」収録。

「TV Style SONGLESS VERSION7曲目。

テレビ朝日系全国ネット『水曜スーパーキャスト』エンディングテーマ
2. 星降る夜に騒ごう 4:40[4:42(4:43)]
こちらも「BE THERE」と同じ雰囲気があるも、だいぶポップな曲。楽しくみんなで歌いましょう!

クレジットにありませんが、大黒摩季さんがコーラスとして参加している。

歌詞に無いコーラス。1番サビ入り“Let me sing! Now come on baby! Hey!”
2番サビ入り“Let's navigate time! Now come on baby, yeah! yeah! Hey!”
間奏前男女英会話。不明〜。
ギターソロ直前“Guitar!”?(“嫌だ!”とも聞こえる。(^^;))
3番サビ入り“Everybody here we go!”


5th Single 6/13/1990
太陽のKomachi Angel 9:01[9:04] ※[ ]内は8センチシングルのもの。
太陽のKomachi Angel
Sound Producer: TAKAHIRO MATSUMOTO
編曲:松本孝弘明石昌夫
Sound Advisor: MASAO AKASHI
Directed by RYOICHI TERASHIMA
Mixed by MASAYUKI NOMURA
B+U+M[B'z UNREAL MUSIC]...TAKAHIRO MATSUMOTO, KOHSHI INABA, MASAO AKASHI, MASAYUKI NOMURA, RYOICHI TERASHIMA,


前作から3週間も経たないうちにリリース。

初めてオリコン・チャート初登場1位を獲得! そして連続1位記録は今なお更新中!
初登場時「BE THERE」も8位に上昇していた。

2003年3月26日にマキシシングル化され再リリース。

初動:52,080枚 登場数:41→47週 総売上:38.2→46.4万枚 年間チャート:27位
1. 太陽のKomachi Angel 4:09[4:11]
夏を感じるラテン・テイストのダンス・ナンバー。左右に振り分けられたコンガが印象的です。
出だしにサビが来る曲は初めてですね。
ギターソロではエレキとアコギがユニゾンしています。ライヴでは稲葉さんスキャットもユニゾンするのがお約束!
これはライヴでも盛り上がります! エーンジェール! Yeah! Yeah!

今はパパッ、パッパッパの手拍子がライヴの定番です。

“Komachi”は“小町”の意。当時松本さんはタイトルに抵抗があった。う〜む、確かに。(^^;) しかしこれに慣れて今後どんなタイトルが来ても驚かなくなったと(笑)。

6/1、「夜のヒットスタジオR&N」。
6/13、「夜のヒットスタジオSUPER」。

「WICKED BEAT」に英語詞リミックス版を収録。
「B'z The Best “Pleasure”」9曲目。

「JUST ANOTHER LIFE」収録。
「BUZZ!! THE MOVIE」収録。
「Typhoon No.15」収録。
「B'z The Best “ULTRA Treasure”」DVD-19-収録。

「TV Style SONGLESS VERSION8曲目。

カメリアダイヤモンドイメージソング
2. Good-bye Holy Days 4:52[4:52]
ノスタルジックな落ち着いた雰囲気のバラード。潮風の匂いがかすかにする気がします。
リリースは夏の前なのですが、夏の終わりを歌っているのですね。(つД`)

歌い初めでまーぼーろーしーってエコーが逆回転してるような出だしが印象的です。
Aメロ→サビの構成。
ベルの音色とともに歌うサビは切ない。サビのさりげないブラスがクール(ちょっと時代感じちゃうかもしれませんが)。
バックに小刻みなキーボード。ドラムはプシーッっと打ち込み。
ギターソロもいいなぁ。タメがあって泣きで。最後がハモリになってるのもイイ!
ラストへの盛り上がりも好き。“とかーいーのげんーじーつーはー♪”ギュオー!(ギター)

個人的なことなんですが、季節は9月末の高三の頃、昼休みに窓の外を見ながらたそがれて、この曲聴きながら寝てたんですよ。その湿気具合というか、まだ暑い空気感が。この曲聴くたびにその空間を思い出すんです。

ライヴではTIMEツアーにアコギバージョンで披露!


2nd Mini Album 6/21/1990
WICKED BEAT 22:32
WICKED BEAT
Including “BAD COMMUNICATION〜English Version〜”
Sound Producer; TAKAHIRO MATSUMOTO
All Arranged by TAKAHIRO MATSUMOTO, MASAO AKASHI
Sound Adviser; MASAO AKASHI
Mixed by MASAYUKI NOMURA
Producer; MASAO NAKAJIMA
B+U+M B'z UNREAL MUSIC...TAKAHIRO MASUMOTO, KOHSHI INABA, MASAO AKASHI, MASAYUKI NOMURA


「BAD COMMUNICATION」の流れを受け継いだ全英語詞ノンストップ・ダンス・アルバム。
「太陽のKomachi Angel」から一週間後の木曜発売。

制約がなく製作できるミニアルバム。
ノンストップで踊れる作品がコンセプト。
ダンサブルな曲調には英語詞が乗せやすいのと、英語の曲への憧れもあったという。
WICKEDは稲葉さんから出てきた言葉でスラング的に「悪カッコイイ」。そこに松本さんがBEATを合わせて完成した。

ジャケ写は稲葉さんの超ドアップ。(^^;) 裏ジャケが松本さんのアップ。松本さんの写真は「BE THERE」の使い回し…

曲間は全く無し。というか、曲が変な所で切れています。最初から続けて聴きなさいという事でしょうか? イントロ、アウトロにあたる曲もあり、全体で一作品と捉えられます。

プロモ用アナログ盤「KOMACHI-ANGEL」、A面が「1.Komachi-Angel Red Hot Style 2.Lady-Go-Round “W-40” Style」、B面はそれの[Instrumental]が。

BMGビクター&BMGルームスから発売されたものは帯にも収録曲が表記されています。ルームス・レコーズでは消えています。

最高位3位 登場数:120週 総売上111.1万枚
1. I Wanna Dance Wicked Beat Style 4:36
30秒ほどのアルバムオープニングSEからスタート。
原曲は2nd Single「君の中で踊りたい」
“Odoritai Kimi no naka de”は日本語ですね。(^^;)
ピストルのようなサンプリング音が印象的。
打ち込みとはいえ、ベースがもの凄い! イントロとAメロの。しびれる。

2番サビ入りまえにシャウト!

間奏で稲葉さんが低い声で“Well, I really don't know how to say it. But, I guess I love you.”と「BAD COMMUNICATION」と同じ言葉を言ってますね!
ラストのDJがターンテーブルを回すように次々出てくるコーラスもクール。

「上岡龍太郎にはダマされないぞ!」ソング
2. Komachi-Angel Red Hot Style 4:33
メドレー的に繋がっています。ガンガン叩いて曲を変えた!ような始まり(笑)。
「太陽のKomachi Angel」英語詞リックス版。
ちょっとサウンドが派手に。ギターソロ前も何小節かでき、エンディングではスクラッチ。

最後に「Push! Push!」と連呼するのがライヴの定番になりました。
3. Bad Communication E.Style 7:20
「BAD COMMUNICATION」の英語ヴァージョン。アレンジは大体オリジナルと同じ。
こちらの最後のサビは大合唱。

「B'z The Best “Pleasure”」12曲目にショート・ヴァージョン。
「BAD COMMUNICATION」の時に既に録っていたものだと思われます。
4. Lady-Go-Round “W-40” Style 6:01
“WICKED BEAT”という怪しい声から。
3rd Single「LADY-GO-ROUND」のリメイク版。

1番が終わった後も少し間があって。“Go Round!”
英語詞。でも百人一首のフレーズは健在。
最後のイェイェイェ イェッイェーのとこがスクラッチで。
サブタイトルの意味は…何かしら? 松本さん曰く「企業秘密です」。稲葉さん「ウエスト40ってことじゃないですよ(笑)」だそうです(笑)。

夕陽が沈むような哀愁ギターのアウトロではなにやらぼそぼそ英語語りを…
“Get close to me baby, and let me feel your soul. I like your smile, and I like your dance. Don't let your life be controlled by headstrong people. Don't let your time pass without smile. Release your mind and get close to me baby. Then you can feel your own wicked beat.”


6th Single 10/3/1990
EASY COME, EASY GO! 9:42[9:43] ※[ ]内は8センチシングルのもの。
EASY COME, EASY GO!
Produced by TAKAHIRO MATSUMOTO
編曲 松本孝弘/明石昌夫
B+U+M
 All Guitars: Takahiro Matsumoto
 Voices: Kohshi Inaba
 Manipulate: Masao Akashi
 Engineer: Masayuki Nomura
 Voice Direction: Ryoichi Terashima


アルバム制作のためNYに渡っていたました。というわけで「RISKY」からの先行シングル。
今まではサウンド・プロデュースのみでしたが、この曲から松本さんが全面プロデュースとなります。

ジャケットはN.Y.の小さなホテルのペント・ハウスで撮影。カメラに黄色のフィルターを貼ることによって独特の色味を出しています。
リリース翌日に「B'z LIVE-GYM TOUR '90-'91 “RISKY”」ツアーが始まります。

初回にはシングルアルバム連動の応募シールが付いていました。詳しくはアルバムで。

クレジットにありませんが、ドラムは青山純さんです。

7/12〜17。N.Y.。アルバム・ビデオ撮影。
7/18〜19。L.A.。アルバム・ビデオ撮影。
7/20〜8/5。N.Y.。アルバム・ビデオ撮影。
8/6〜14。ロンドン。アルバム・ビデオ撮影。

2003年3月26日にマキシシングル化され再リリース。

初動:96,690枚 登場数:22→28週 総売上:38.7→47.2万枚 年間チャート:28位
1. EASY COME, EASY GO! 4:39[4:41]
Mixed by Masayuki Nomura
Drums; Jun Aoyama (表記なし)


「初めての純粋な8ビートの曲」と松本さん。これまで一連のダンスものをシングルにしていたので、この曲をシングルにするのが不安だったとホンネを。でも敢えて、RISKY。
レコード店などに地味だから今回は売れないんじゃないかなどと言われてショックを受けた。「太陽のKomachi Angel」の時は自信があったが。今回はカメリア様々と語る。
割とシンプルなメロディーでじっくり聴いてもらえるようなものをシングルにしようということで。

「辛い時期は、その次の良い時期への準備期間だ」とポジティブな気持ちを詞にした。
管楽器のイントロから、アコースティック・ギターのコード・ストロークが穏やかな印象を生み出しています。
ライヴ定番&人気ナンバーで、ライヴでは稲葉さんがアコースティック・ギターを披露します。そしてみんな手を横に振り振りしちゃいます。
“逆境にくじけるな”はB'zファンの卒業の寄せ書きの定番(笑)。
“EASY COME, EASY GO!”を日本語にすると“悪銭身に付かず”となります。けども…う〜ん、そうなんですけどもちょっと違うかなぁ。(^^;) “幸も不幸も 得やすいものは失い易いんだから!”って感じ? それか“幸も不幸も 簡単に来るから楽に行こう!”という前向きなニュアンスだと、勝手に解釈(笑)。

仮タイトルは「三茶のテレビはでかかった!」。松本氏命名、あんまりだ!(笑)

稲葉さんにとって一般人でも歌いやすいB'zソング。(2010年会報86号)
TAK、学生バンドでも演奏しやすいB'zの曲にこれを挙げる。(2011年会報90号)
TAK、アコギ初心者にオススメなB'zの曲。(2012年会報94号)

9/12、「夜のヒットスタジオSUPER」。
92年5/17、「ミュージックフェア」。

「RISKY」に別MIX。
「B'z The Best “Pleasure”」3曲目。
「B'z The Best “ULTRA Pleasure”」収録。

「FIRM RISKY」収録。
「JUST ANOTHER LIFE」収録。
「once upon a time in 横浜」収録。
「Typhoon No.15」収録。

「TV Style SONGLESS VERSION9曲目。

カメリアダイヤモンドイメージソング
2. GO! NUDE! GO! 5:02[5:01]
Mixed by JASON CORSARO
Drums; Jun Aoyama (表記なし)


「RISKY」に通ずるハードなナンバー。サビもノリがいいです。
サイレンのようなイントロが印象的。

歌詞表記がなかなか拘ってます。
そして、受け取りようによってはエッチィ歌詞ですね。ていうかそうなのかしら?(^^;)


7th Single 10/24/1990
愛しい人よGood Night... 11:39[11:39] ※[ ]内は8センチシングルのもの。
愛しい人よGood Night...
All Arranged by TAKAHIRO MATSUMOTO, MASAO AKASHI
B+U+M
 All Guitars: Takahiro Matsumoto
 Voices: Kohshi Inaba
 Manipulate: Masao Akashi
 Engineer: Masayuki Nomura
 Voice Direction: Ryoichi Terashima


アルバム先行第2弾。前作から3週間後。急遽のリリースだった。
2枚のシングルはこれまでのデジタル・ダンス・ビートをのイメージを回避するために選曲された。

初回にはシングルアルバム連動の応募シールが付いていました。詳しくはアルバムで。

クレジットにありませんが、ドラムは青山純さんです。

初登場1位時、「EASY COME, EASY GO!」は6位にチャートイン。

同時に松本さんレギュラーFMラジオ番組「BEAT ZONE」スタート。

2003年3月26日にマキシシングル化され再リリース。

初動:90,250枚 登場数:17→23週 総売上:27.3→35.5万枚 年間チャート:62位
1. 愛しい人よGood Night... 6:13[6:12]
Mixed by JASON CORSARO
Drums; Jun Aoyama (表記なし)


ピアノ主体の、B'z初のバラード・シングル。じっくり聴かせます。

アームを駆使したブルージーなイントロ。ギターはヴィブラート利かせてます。
エンディングにAメロを持ってくるのが新鮮です。感動的なエンディングですわ。(つд;)

新鮮味がなくなりかけているところをお互いの間で新しいものを発見して、次のステップに行きたい気持ち。が表現されている。

石原プロに気に入られ。シングルの予定はなかった。
稲葉さんがやりたいタイプの曲で気に入っていた。エアロ、モトリー・クルーを頭に描いていた。
コード進行も今までの松本さんになかったと。ギター・ソロは自分のためだけのコード進行。
ちょっと長めに付き合った人の話。

10/26、Mステ。

「RISKY」5曲目。
「B'z The Best “Treasure”」6曲目。

「FIRM RISKY」収録。
「JUST ANOTHER LIFE」収録(とは言いがたいけど)。
「B'z The Best “ULTRA Pleasure”」Premium Live DVD収録。

「TV Style SONGLESS VERSION10曲目。

テレビ朝日系ドラマ「代表取締役刑事」エンディング・テーマ
因みにこのドラマのオープニング・テーマは安宅美春さんの「孤独のRunaway」。
2. GUITAR KIDS RHAPSODY CAMDEN LOCK STYLE 5:25[5:26]
Mixed by Masayuki Nomura
Drums; Jun Aoyama (表記なし)


「OFF THE LOCK」収録の「GUITAR KIDS RHAPSODY」のリメイク版です。
サブタイトルはロンドンのマーケットの名前から。「FILM RISKY」参照。

サビが1フレーズ多いのがいいですね。
歓声が入ったりしてさながらライヴヴァージョンのような雰囲気が出ています。

聞き比べてみるとB'zの成長がよく分かりますね。たった1年ですけども。特に稲葉さんのヴォーカル。(^ー^)


4th Album 11/7/1990
RISKY 44:37
RISKY
All Arranged by TAKAHIRO MATSUMOTO, MASAO AKASHI
B+U+M
 All Guitars: Takahiro Matsumoto
 Voices: Kohshi Inaba
 Manipulate: Masao Akashi
 Engineer: Masayuki Nomura
 Voice Direction: Ryoichi Terashima
Mixed by JASON CORSARO


早くも4thアルバムの登場。速すぎる(笑)。
「愛しい人よGood Night...」から2週間後のリリース。
今年始めに出た「BREAK THROUGH」とは大分雰囲気の違うアルバムです。

アルバムの特徴として、レコーディングからトラックダウンまで全て海外(NY)で行われました。
因みに稲葉さんはこの時初めて海外に行きました。ダンスのレッスンも行いました。

ミキサー決定のきっかけには、スティーヴィー・サラスザ・パワー・ステーションを手掛けていたことがあったジェイソン・コーサロを起用。
そのサウンドはソロ以外でもギターが前面に出て、よりロック色が強くなっりました。ハード・ロックとダンサブルな打ち込みサウンドの融合として完成度高し! 
B'zのアルバムの中でも独特の音色です。特徴の一つにヴォーカルの残響がすごいこと。
シングル「EASY COME, EASY GO!」や「愛しい人よGood Night...」もそう。なんかセクシー感じでございます。(〃∇〃)
自分達のサウンドに刺激を与えてくれる人物を候補から探し、過去の音源を全て渡した。

アルバムの流れとしてはSEで始まり冒頭二曲でガッチリ飛ばし、シングルを並べ(穏やか曲〜バラード)、ポップ曲、ダンス曲、メロウな曲、ブルーでハードな曲、しっとり曲で〆ると。後半はやや大人しい印象かな。間に「GO! NUDE! GO!」入れてもよかった気もしますけども。

タイトルには「リスク覚悟で本当に好きなこと、やりたいことをさがす旅」という意味が込められています。意識して危険を経験するのではなく、ないに越した事はないけど、危険があれば出て行こうよと提案しているような感じだとか。
アルバムのカラーは紫。ジャケ写のお二人はちょっとコワイです。(^^;)


初回版はプラスチック製のBOXケースに入っています。その箱は丸く穴が空いていてジャケ写が見えるつくり。
56ページのフォトブックも入っています。しかも表紙の紙質は2種類 現在4種類まで確認されています。
こればかりは開けて見なくちゃわからないです。(^^;) 数ある初回版の中で一番豪華かもしれません。
さらに、歌詞カードにファーストビデオ(「FILM RISKY」)予約用紙が一緒に綴じられていました。
そして箱の外にはオリジナルテレフォンカード応募券Cのシールが。シングル2枚の応募券と合わせて3枚で応募できました。抽選で300名に。

初のアルバム初登場1位です。以降のアルバム作品(ミニ含め)は全て初登場一位! 連続ミリオン突破!
1990年11月16日にB'zのマネジメントオフィスとして株式会社B.U.M.設立。音楽製作集団と同じ名前なので紛らわしいです。(^^;)

登場数:130週 総売上:169.7万枚
1. RISKY 1:24
アルバムタイトル曲であり、イントロにあたるインスト曲。
これまでになかったアルバムオープニングですね。
重厚なギターがカッコイイです!! ふふっ、危険な香りがしますぜ。(謎

これまでシングルになる曲を冒頭に持ってきていた。アルバムの冒頭のインパクトというより、その曲のインパクトでやっていた。そろそろアルバム自体のインパクトを考えた。
こういうイントロをやりたかった。インストゥルメンタルに興味ある。

最後に稲葉さんのセリフ。“RISKY, Where do we go?”

「FIRM RISKY」収録。
2. GIMME YOUR LOVE -不屈のLOVE DRIVER- 4:23
Drums; Jun Aoyama


「RISKY」からそのまま続いて派手な管楽器&稲葉さんの目を讃すシャウトで幕開けです!
実質1曲目として初めてシングルではありません。しかしシングル並みにこのアルバムの代表曲です。
どっしり構えた曲。

競争率は激し〜イャ!
1番Aメロは二回繰り返して。
間奏はワウギターに、欲求不満的抑えるように叫ぶ!
アーオ! オ〜イェイイェー!

字余りな歌詞はまさに稲葉さんのスタイル。主人公はアッシー君(笑)。この手の手のかかる女性はこの時代を反映してますね。稲葉さんもお好きなタイプだったのかしら?(笑)
嘆かわしい状況は客観的に見ているから。「1回当事者の気持ちを見て、当事者は実際そんなに嘆かわしくもなく、もっと単純な恋愛をしてるんだってところに返りたかった」。気持ちの大きさに重きを置いた。「燃えるアッシー君(笑)」「俺、アッシー君になりたい。そういう相手に会いたいなー(笑)」

レコーディング終わりのほうに出来た。曲自体はアレンジも早く、すぐ出来た。

ライヴ定番です。
その割にはベスト盤に恵まれていない曲。ULTRA Mixtureとかあったら入んないかな(笑)。

「Calling」の2nd beatにはライヴ・ヴァージョンが!

「FIRM RISKY」収録。
「LIVE RIPPER」収録。
「Typhoon No.15」収録。
「B'z LIVE-GYM Hidden Pleasure」収録。

「TV STYLE II Songless Version8曲目。
3. HOT FASHION -流行過多- 4:11
Drums; Jun Aoyama


フッ!! 連続でキター!!
これまた早口な曲。ノリノリサウンドの「BAD COMMUNICATION」系でしょう。
この冒頭3曲でもう神です!
Aメロからすぐにサビ!
ハッ! ウ〜ン! イェー! ヘーイ! 合いの手もしっかり覚えてライヴに備える!
最後はシンセだけで歌って、そしてギターが加わる!
最後のHOT FASHIONはちょっとオツカレ〜的な(笑)。エンディングは1回引っかけが。

“ランボオ 詩人”とはその名の通りフランスの詩人アルチュール・ランボオのこと。

“haha... hey you, hey man!
Wow, What is today's special?
Is there anything wrong?
And I can look get out you worry at never, give me a wrong, and never girl taken by!”


「GIMME YOUR LOVE」とこれはずっとやりたかったサウンドが形になった。
「テーマは自分自身です」。こういう人も他に一杯いるでしょ、もしかしたらあなたもそうじゃないですか?というところまでいきたいと。

風刺的な描写も。“どこかの虐殺への怒りさえおいてきぼりだよ”のフレーズにドキッ!

「FIRM RISKY」収録。
「JUST ANOTHER LIFE」収録。
「B'z The Best “ULTRA Treasure”」DVD-19-収録。

「TV Style SONGLESS VERSION11曲目。

「上岡龍太郎にはダマされないぞ!」ソング
4. EASY COME, EASY GO! -RISKY Style- 4:40
Drums; Jun Aoyama


こちらのミックスはジェイソン・コーサロ。実はシングル版よりこちらの方が先に出来ていました。
シングルにするにあたってこのミックスだとハードだったので野村さんが改めてミックスした。
というわけでこちらはハードな印象。ふむぅ、同じ音源でもミックスをする人によって曲の印象が結構変わるもんなんですね。
ドラムの響きが一番違うかな。
シンセも鋭い感じ。
コーラスは高い方が目立ってる。
サビに入るとこのシンセは抑えられてるような。ディディディディって音。
ラストはサックスが前に。
5. 愛しい人よGood night... 6:13
Drums; Jun Aoyama


アルバムを代表するバラードで、シングル曲
6. HOLY NIGHTにくちづけを 5:01
Drums; Jun Aoyama


こういうアップテンポにポップでキャッチーなメロが付いた感じをモータウン風と言う。へー。
きらめいてますね♪ 1番Aメロはキーボードとリズムのみでほんわかムードあり。

うう〜ん、素敵な歌詞ですわ。クリスマスともとれますね。(*´▽`*)
テーマは出会った最初の夜、特別な夜。イヴでも大晦日でもいい。
稲葉さんはギターの“ディッディッディッ”がお気に入り。

シャナナナ ナスティ♪

メロディは「OFF THE LOCK」の頃からあった。うまくハマらず、取っといた。

コーラスの歌詞は、“Hey, get close to me. Ha!”“Don't hesitate honey. Haha, yeah!”
7. VAMPIRE WOMAN 4:58
Chorus; Yuiko Tsubokura


雑踏のSE。そして男女の会話。んふふふふ…(?
ギター・カッティングが前面に出ていて、打ち込みドラム。ダンサブル。
みた〜いあいあいあ〜♪
3番Aメロの後にギターソロが挟まり、Bメロへとちょっとひねった構成。
“アオーン”と遠吠えがあったりと遊び心も満載。

詞も“一男去ってまた一男”“百聞は一夜に如かず”という独特のイナバ語登場(笑)。
“スタイル”&“スマイル”や“フラジャイル”&“ファイル”といった韻の踏みもグーv
“そろそろ君にもツキがきた” きた〜よ〜と歌ってますね☆ それはともかく、“ツキ”はダブル・ミーニングであると最近気づいた!(笑)

二転した曲。最初ギター・リフがメインのヘヴィ・メタル・スタイルで作っていたが全然ダメで。ギター・ダビングまでもやっていたが。ある日突然ハウスでやってみようと。ワンコーラスやったらすごくよくてそのままそっちへ変えた。
坪倉唯子は最初の会話を録る為二人でブースに入ったが、稲葉さんのセリフに笑ってしまった。
特になりきって歌わないとハマらない。結構イヤらしい位にしないと、後で聴くと凄い流れて聞こえちゃうから。

「ねえ、どこいくの?」
「んふふふ、教えてほしい?」

僕でどう?のあと。
Let me see

「何がほしいの?」
「ほっといてよ!」

2番サビの後。
I wanna touch you... myself

ラストサビの後。
I'm looking for your real love

伝説のバンド、Z'bもカヴァーしました(笑)。その時はロックバージョンになっていたそう。

「FIRM RISKY」収録。
8. 確かなものは闇の中 4:18
Drums; Jun Aoyama
Sax; Toshihiko Furumura


曲間無しで始まります。
うぉっ! サックスが渋いっ! コーラスが切なくて大人な感じ。これまでのB'zにはなかった雰囲気の曲です。ムーディーに。
フュージョン?とかはよく分かりませんが、ロック方面ではありませんね。
間奏はエレアコで。
my name....のエコーで終了。

Nothing is somewhere
I want to call my name


これはB'zの楽曲でもかなり異質な部類に入るのではないでしょうか? ライヴでは未演奏。

前のツアーの夜に曲ができた。一番最初に出来た曲。
メロディーとコードから作った。コードとか全部鳴らさないで隙間を開けてフレーズで弾く。
だいたいギターで演っちゃうところをサックスで。すごくエッチな楽器。
歌詞は前から松本さんの頭の中にあったストーリー。稲葉さんがリクエストにお応えして。
男の辛いところでもあり、卑怯なところでもあり…そこを突かれると困るなみたいな。リアルタイムを意識。
9. FRIDAY MIDNIGHT BLUE 4:25
Drums; Jun Aoyama


ギターのリフが唸るロックな曲!
週末の夜ということでちょっとおセンチな気分になりました。まさに憂鬱ブルー。

“来月大家と裁判”で語り口調がバックに。
特殊読みをする言葉がいっぱい? 彼(ヤツ)、描(カ)きたく、競争(レース)、他人(ひと)。カきたくって、そっちの意味も?(笑)
いたーくなーい。ハモリが好き。
反省!
ソロ後のDメロはシンセのみで物悲しく。おぉーーいぇー!
そうBABY!と上がる!
とても理不尽に思えて!と言葉詰め込み。
しょうがなーい!
ラストもギターで。

これ、今演奏するとかなりハード・ロックだと思うんですけど! そう思いませんか!?
と思ってたら「ACTION」ツアーでプレイキター!!
その際、歌詞の彼(ヤツ)の部分を俺(オレ)に変えて歌っていた!

「タクシー・シリーズで」ハード・ロックにこういう詞が乗るのも面白いなと。
稲葉さんは実際にこんなタクシー・ドライバーに遭遇した。運転手に会った時は詞にしようとは思ってなかったが、オケが出来た時に思い出した。松本さんはこの歌詞が一番好き。
10. It's Raining... 4:58
Keyboard; Akira Onozuka
Chorus; Paris


これはっ! サビ以外は稲葉さんのセリフという面白い曲です。
しとしと雨が似合う切なげなメロディー。そんな雨の日に聴きましょう。

初めはナレーションっぽいストーリー・テラータイプも考えていました。
で、このセリフはブースの中で半分寝転んで煙草を吸いながらレコーディングされました(笑)。
この稲葉さんと会話してみようと試みた人は結構いるとみた!(笑)

速弾きギターソロはエレアコ。このソロは後のTAKソロでも聴けマス。

左からは英語のセリフが流れているのですが、稲葉さんのとは関係ないセリフです。途中で「tarking about B'z」って聞こえます…

セリフは以下の通り。
「久し振り。うん、元気、元気? 写真届いたよ。そんなことないよ、ちゃんと写ってたから。いつ髪切ったの? 似合ってるよ。ホントだって。仕事は忙しい? こっちは相変わらずだけどね。さっきからね、雨が降ってるよ」
「そういえば、あの時計直した? そう、良かった。結構気に入ってたもんね。ウチにあるやつ? 元気だよ。時間、ぜんぜん狂わないし。うん。あれ、今何か飲んでる? うん。コーヒー飲めるようになったんだ。じゃあ、今度一緒に飲めるよ、ねえ」
「テレビはねえ、今ニュースのチャンネル。うん、日本人と外人が握手してる。なんかいいことがあったみたいだ。音消してるからよく分かんない。あっ! そういえばデビッド・ボウイ借りたまんまだねえ。いいの? そう言えば、昨日渋谷通りかかった時、あの映画、今3本立てでやってたよ。また見たくなった。聞こえてる? あの絵? もうウチにはないよ。雨? まだ降ってる」


「アルバム中、もっともヘヴィなナンバーです」メロディのない部分を一任され、歌ならどうやっても平気だがセリフだと急にぎこちなくなる。
雨というイメージは初めからあった。雨の日に部屋で電話してるってイメージ。「ちょっとクサいっていうか…あんまり聴いてないんですけど、自分で(笑)」
凄いいい企画だったと松本さん。思いついた時は何ていいアイディア!と。「自分で自分のアイディアに酔ったね、俺は(笑)」
稲葉ファンにはたまんないだろうと。松本さんの弟もこの曲を車の中でノンストップでかけていたそう(笑)。


1st Video 12/16/1990
FILM RISKY 約33分
FILM RISKY [VHS] FILM RISKY [Laser Disc]
ライヴビデオではありません。
ふむ、歌詞に合わせたストーリーあるPV的な映像集です。なので音源はCDと同じ。「RISKY」の楽曲を中心に。
N.Yとロンドンで撮影されました。7/12〜8/14。8/6からロンドン。
とにかく、時代と華奢な体若さを味わいましょう(笑)。見るとニヤケること間違いなし!

初回版には円形ホログラムステッカーを封入。

「BUZZ!! THE MOVIE」まではLDも発売されています。

1991年の年間ビデオ売上ランキングで約10万1千本を売り1位に。

1994年12月27日にバーミリオンレーベルとして密かに再発。「JUST ANOTHER LIFE」もです。
1. BAD COMMUNICATION -E.STYLE-
“We need”のパートから始まります。
ライヴ映像。お客さんの9割が女性ですね。(^^;)

『WICKED BEAT』3曲目。
2. RISKY
カセットテープシングルを売っています! そしてお客さんの一人がカセットテープを落とします…もっと大事に扱いなさい!(笑)
場所は変わってそれを拾う黒人女性。舞台はNYです。

『RISKY』1曲目。
3. HOT FASHION -流行過多-
うぉっ! 腰ィ! 
ヘリコプターや道路の真ん中、さらに地下鉄の中。走る。
子供たち囲まれて。

小話。ヘリコプター内ではパイロットとディレクターが大喧嘩して、稲葉さんはパイロットの怒りをなだめていました…(^^;)

『RISKY』3曲目。
4. GIMME YOUR LOVE -不屈のLOVE DRIVER-
レコーディング・スタジオ。
くにゃくにゃ踊る缶が懐かし〜。
ブロードウエイ・ダンス・スタジオでストレッチをする稲葉さん。
橋の下など。

『RISKY』2曲目。
5. EASY COME, EASY GO! -RISKY STYLE-
自転車に乗る稲葉さん。ダンス・スクールに通います。
タオルを投げてグッド・マーク。
黒人女性が主役です。バイト生活、そしてオーディション。最後は一緒にダンス!
稲葉さんはレッスンを5回受けました。

6th Single、『RISKY』4曲目。
6. VAMPIRE WOMAN
ここからロンドン、カムデン・ロック・マーケット。イギリスを代表するフリーマーケットです。

B'zのテープを売るドラマー少年。バラを持って歌う稲葉さん。
キスシーン連発でイヤンv

『RISKY』7曲目。
7. GUITAR KIDS RHAPSODY CAMDEN LOCK STYLE
松本さんをフィーチャー。タクシーに乗って、楽器屋に到着。松本さんライヴ映像を交えつつ。
ドラマー少年。
屋上で演奏。いろんな人が“Hold On”を歌います。

『愛しい人よGood Night...』2nd beat。
8. 愛しい人よGood Night...
エンディング。ライヴ映像。
2番カットのエディット版。終了後楽屋。

7th Single、『RISKY』5曲目。



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