ディスコグラフィー

2000

大量リリース!

02月09日 今夜月の見える丘に
02月23日 B'z The “Mixture”
05月24日 May
07月12日 juice
08月02日 once upon a time in 横浜
10月04日 RING
12月06日 ELEVEN


27th Single 2/9/2000
今夜月の見える丘に 8:21
今夜月の見える丘に
編曲:松本孝弘稲葉浩志
Mixed by MASAYUKI NOMURA


ドラマ・タイアップの大ヒットシングル。200X年代B'z代表曲の一つです。
ハード・ロック路線を勢いづいて驀進していたB'zから届いたのは以外にもバラード・ソングでした。なので、当時ちょっと拍子抜けしてしまいました…(ゴメンナサイ。) 今は大好きです!

B'z初のマキシシングル。早くもB'zロゴが一新しました。
松本さんからこういうフォントのイメージでロゴができないかなぁと提案があり、
「ギリギリchop」のロゴは短命だったがそれ以上にその時のイメージにあったものができたので変更した。

発売日が当初1月26日予定で、昨年末からラジオOAされていました。
リリースが決まった時は、2nd beatは「RING」の予定でした。

モノクロのジャケ写は都内某所のアンティークインテリアショップ。
ドラマの設定で車椅子から見えてる目線でのイメージ。カメラのファインダーがデザイン。
稲葉さんが読んでいるのはThe Rolling Sonesのミニチュア本。

帯は上から被せる感じで、そこにタイトルなどを表示。

ミリオン・セールス突破! タイアップドラマも大ヒットしました。B'z最後のミリオン越えシングル。。

第15回ゴールドディスク大賞ソング・オブ・ザ・イヤー受賞

登場数:18週 総売上:1,128,830枚 年間チャート:8位
1. 今夜月の見える丘に 4:13
Drums : HIDEO YAMAKI
Bass : KOJI “KITAROH” NAKAMURA
Acoustic Piano : AKIRA ONOZUKA


ミディアムテンポのバラード。サビに力強さも感じます。
クリアなギターとエレクトリック・マンドリンのイントロが印象的です。イントロは初日に出来ていて、ダビング時にマンドリンを試しました。
Aメロはアコギのコード・ストロークで。Bメロはギターバッキングで激しく。ここでもマンドリンが鳴っています。そしてサビはB'zならではのうねりある歌メロ!

先にタイアップ話があり一曲作ったのですが、ドラマのイメージとは少し離れていたので別の曲をお願いしますと言われ、それでもう一曲作ったのがこの曲。
不採用になってしまった曲は公言されていませんが、恐らく「RING」かと。
「Brotherhood」ツアー中に既に制作に入っていました。11月の真ん中くらいに完成。スタジオであっという間に出来た。
ドラマの台本を読んで、バリアフリー、段差をなくそうとを意識した歌詞。ラブソング。“たとえば〜”は好きな表現ですわ〜。タイトルは雰囲気。考えに考え抜いて決めたわけじゃないとのこと。

PVは薄暗い感じのL.A.のパサディナの教会。レコーディングの合間を割いての撮影です。
青みがかった映像。
無精ヒゲのB'z。
稲葉さん所有のマンドリンをTAKが弾く。
小さな窓越しの稲葉さんが印象的です。
ギターソロはストロボが激しく。静から動へ。Tak Matsumoto Les Paul。
金粉まみれになったTAK。
最後はソファに座っていて顔を上げる二人。
ハトが思い通りに飛んでくれなくて大変だったそうです。
稲葉さんは撮影後そのまま歌入れに連行(笑)。

ギターソロ違いヴァージョンが多数存在。

この曲が好きな人は にわか、といったようなファンの温度差を感じるのは気のせい・・?

Mステ、CDTV、FUN、「スーパースペシャル2000 ビッグアーティスト伝説」、MステSP、Mステ年末SPで披露。
最初のMステのギターソロはアドリブ生演奏で、他は順にシングル、バラベス、バラベス、ELEVEN、ELEVENのアテフリでした。
2/4、FUN。
2/11、Mステ。
2/19、CDTV。
3/11、「ビッグアーティスト伝説」。「だからその手を離して-Mixture style-」も。
3/31、MSSP。
12/29、MSSP。「Seventh Heaven」も。

「ELEVEN」14曲目にギターソロ別ヴァージョンの(Alternative Guitar Solo ver.)。
「The Ballads 〜Love & B'z〜3曲目にもさらにギターソロ別ヴァージョン。
「B'z The Best “Pleasure II”」2曲目。
「B'z The Best “ULTRA Pleasure”」収録。

「B'z The Best “Pleasure II”」iTMS特典のライヴ映像も。B'z LIVE-GYM Pleasure2000 “juice” 2000.8.13 〜千葉マリンスタ ジアム〜
「Typhoon No.15」収録。
「B'z LIVE-GYM Hidden Pleasure」収録。
「B'z LIVE-GYM Pleasure 2008 -GLORY DAYS-」収録。
「B'z LIVE-GYM 2010 “Ain't No Magic” at TOKYO DOME」収録。

TBS系日曜劇場『ビューティフルライフ』主題歌
キムタクドラマで驚異的なヒット。当たりタイアップといえます。
2. だからその手を離して -Mixture style- 4:08
Drums : KAICHI KUROSE
Bass : SHOWTARO MITSUZONO


1st Singleのリメイク。
この直後発売の「B'z The “Mixture”」からの先行曲として収録。詳しくはそちらで。

あ、一言。手を“繋いだら”の次は“離して”かい!(笑)


Must Album 2/23/2000
B'z The “Mixture” 66:14
B'z The “Mixture”
Mixed by MASAYUKI NOMURA


「“More than Best” これはベスト・アルバムではない!!」 マスト(必須)アルバムと銘打たれた企画アルバムです。

このアルバムの発売元はBMG FUNHOUSE,INC.です。3年ほど前より、以前在籍していたレコード会社BMG(在籍時がBMGビクター。今はBMGファンハウス)からまた何か一緒にやりましょうと声が掛かっていました。その呼び声に答え、「Brotherhood」ツアーが終わってレコーディング開始。
BMGは「FLASH BACK」というB'z初期ベストを非公式で出していました。初期の音源の権利を持ってるBMGがその権利がなくなる前に一儲け企んだ作品です。詳しくはその他の項目で。
そのギクシャクした関係を解消するためのアルバムでもあります。(それでも「FLASH BACK」は非公式扱いのままですけども。むしろ公式になるといろいろ不都合が生じるのでアレは非公式のままで結構です)

また「Brotherhood」ツアー徳山公演、デビュー日にプレイした「だからその手を離して」がファンに大ウケしたということで、改めて昔の曲をレコーディングしようと言う話になったのです。「The true meaning of “Brotherfood”?」でもその様子が一部収録されています。

「Mixture style」がリレコーディング。松本さん曰く「自分でB'zをコピーする不思議な感覚」
「Brotherhood」の後のレコーディングということでハードなバンド・サウンドです。プログラミングに当時と同じく明石昌夫さんが登場。

「Mixture mix」がリミックス。リミックスは野村昌之さんの腕の見せ所であります。基本的にギターがより前面に来て、今のロックなB'zの音になったという感じ。でも違いは聴き込んだ人じゃないと分からないかも。収録にあたってREMIXは全曲されました。オリジナルと比べて良い方を収録。
こぼれ話で「LADY NAVIGATION」「B'z The Best “Pleasure”」に入っていることを忘れ、何の疑いもなく候補曲に入れていてリミックスしてしまいました(笑)。
2nd beatは基本的にアルバム初収録です。

そして最後に未発表曲。素敵な響きです(笑)。
曲順に関して起承転結を持たせています。

そんなこんなで新旧の楽曲がMixtureされています。
当然ながら音量を揃えるために全曲リマスタリングされています。(そりゃ新録された曲はマスタリングとは言わないですけども)。

選曲はB'z参加。主にBMG時代のものと、アルバムに入っていないものを。特に2nd beat集を意識した訳ではありません。
ちょっと意外な「NEVER LET YOU GO」や「今では…今なら…今も…」など思い入れが強い曲も。

ケースは過去のベスト盤と同じスリーヴ型。さらにそれの上にも帯が。エンボス加工。写真は色んな表情B'z。まぜこぜ顔写真。

歌詞表記、オリジナルと同じと思いきやよく見ると改行やスペースの箇所に変化が見られる。


初回特典「B'z CUBE」という名のルービックキューブ。
これが曲者で、普通のルービックキューブと違って向きがあるので一度不用意にバラすと常人では2度と元通りに出来ません(苦笑)。私も一個やっちゃった…

さらに初回CD添付のシールを貼り応募すると、抽選で300名に「スペシャル・ビデオ」が当たるキャンペーン。ビデオの内容は店頭で販促用に流されるモノと同じでCMやPVなど。

2次プレスは「モバイルシール」というケータイの電磁波防止シール5種セット。これまでのB'zのロゴが描かれています。

プロモーション活動は発売日に「B'zの@llnightnippon.com Media “Mixture” Special」。インターネットで映像生中継というB'z初の試みで、番組インターネット放送9000アクセス越えで日本新記録達成。
当時私はナローバンドで、電話料金が凄まじいことになってしまった…(苦笑)。
最終的に1万4000人アクセスがありました。
番組ラストに「今夜月の見える丘に」アコギ一本生演奏

デパートの屋上には10mの巨大バルーンが現れたり、サーチライトでB'zの文字が夜空に刻まれ、札幌雪まつりにアニメ絵のB'z氷像。

サテライトショップでB'z DAY開催。くじ引きで「B'z The Othello(オセロ)+ループショルダー」、「パイプチェアー+ループショルダー」、「ビッグバンダナ」、「マウスパッド」、「クリアファイル」、 「ステッカー」が当たりました。

3月31日までの期間限定ホームページbz-mixture.comがオープン。メール爆弾やゲーム、BBSなど。
このBBSがすんごかったんです。もう、チャット並みの流れの速さで。B'z自身がカキコしたら偽者とまで言われて…結局お二人のカキコには専用のアイコンが付きました。
また、ここで未発表曲が聴ける「B'z MEDIA PLAYER」をダウンロード出来ました。CDセットすると聴けて、その曲は「Raging River」(当時タイトル不明)のデモ・ヴァージョン。アコギと仮英詩で、約1分半の演奏。L.A.のスタジオでマイク・クリンクと共に制作したものです。これが次のシングルになるもんだと思っていましたね〜。

この頃稲葉さん、津山市民栄誉賞受賞。記事はこちら

第15回ゴールドディスク大賞ロック・アルバム・オブ・ザ・イヤー受賞

登場数:15週 総売上:150.0万枚
1. だからその手を離して -Mixture style- 4:10
Arrangement : TAK MATSUMOTO, KOSHI INABA
Drums : KAICHI KUROSE
Bass : SHOWTARO MITSUZONO


「今夜月の見える丘に」に先行収録された、1st Singleのリメイク。
もはや別の曲と言えてしまうほどの大変貌! 耳をエグるゴリゴリギターの爆進ハード・ロックに! こりゃすげぇ!!
ライヴのアレンジが元ですがキーボードは無しに。ライヴの臨場感が!
イントロのGメロの後にもすぐには歌に入らず、リズム。
Aメロのヴォーカルの後のギターも弾きまくりですもん!
2番の終わりも、3連ユニゾン! ここがカッコイイ。
Gソロはフィード・バック奏法から。
サビ入りの直前の英語コーラスが変更。1番サビ前“I don't need you anymore.”
2番サビ前
“Oh, stop or go.”。この声はTak!
エンディングもイントロのギターメロディに、ドカドカドカっとバンドエンド! ダンスチューンの面影無し(笑)。

PVは編集映像。「The true meaning of “Brotherhood”?」のビデオのと、それとは別に「B'z LIVE-GYM'99 “Brotherhood”」の横浜国際総合競技場の映像を使ったフルヴァージョン。(注:横国では演奏されていません。)

CDTV、「今夜月の見える丘に」と同じ「ビッグアーティスト伝説」で披露。
後者の番組では徳光さんとユースケ・サンタマリアさんの司会でテレビではトークが弾んだのを覚えています。
2/26、CDTV。
3/11、「ビッグアーティスト伝説」。

「B'z LIVE-GYM Hidden Pleasure」収録されているのはこれに近いバージョン。
2. YOU & I -Mixture mix- 4:07
Arrangement : TAK MATSUMOTO, KOSHI INABA
PF & SYNTH : AKIRA ONOZUKA
DRUMS : HIDEO YAMAKI
BASS : KOJI “KITAROH” NAKAMURA
SAX : KAZUKI KATSUTA
TP : SHIRO SASAKI
TP : FUTOSHI KOBAYASHI
TB : HIDEAKI NAKAJI
STRINGS SECTION : HIIRO STRINGS.
MANIPULATOR : DAISUKE IKEDA


「ねがい」2nd beat。
すぐに違いが分かるのがイントロで、エレキピアノが右からだったのが左、ギターが右へと左右反対チャンネルに。音数が多い中、ギターが前面に出てロックな感じへ。ドラムも大きくなりました。
ギターソロでは、バッキング・ギター(ギター1)が新たに増えたかも?
歌詞カードでは“もう何もない 〜 めぐり会えて…”が歌の通り2つ書かれました。

PVは「love me, I love you」の余り映像と、人ごみに囲まれるB'z。
3. OH! GIRL -Mixture style- 3:59
Arrangement : TAK MATSUMOTO, MASAO AKASHI
Drums : KAICHI KUROSE
Bass : SHOWTARO MITSUZONO
Synthesizer Programing : MASAO AKASHI


「OFF THE LOCK」8曲目。
初期の名曲。
ライヴで鍛えられた曲。音はロックでポップな曲調はそのまま。エンディングはライヴ・ヴァージョンのアレンジ!
4. NEVER LET YOU GO -Mixture style- 5:45
Arrangement : TAK MATSUMOTO, MASAO AKASHI
Drums : HIDEO YAMAKI
Bass : KOJI “KITAROH” NAKAMURA
Synthesizer Programing : MASAO AKASHI


「OFF THE LOCK」3曲目。
5声によるギター・オーケストレーションのイントロ。初期の物悲しい系バラードです。
“「愛してるよ…!」”の歌い方の変化も注目。オリジナルが懸命な叫びなら、こちらはエモーショナルな感じに。
エンディングの“Never let you go............”は稲葉さんがコーラス。

PVは「FRIENDS II」の余り映像。
5. JOY -Mixture mix- 3:41
Arrangement : TAK MATSUMOTO, MASAO AKASHI
B+U+M
 TAKAHIRO MATSUMOTO (All Guitars)
 KOHSHI INABA (Voices)
 MASAO AKASHI (Bass & Manipulate)
 MASAYUKI NOMURA (Engineer)
 RYOICHI TERASHIMA (Voice Cirection)
 IKKOH TANAKA (Drums)
 KATSUNORI HATAKEYAMA (Guitar Technician)
Chorus : MAKI OHGURO
Strings : HIIRO Strings


「愛のままにわがままに 僕は君だけを傷つけない」2nd beat。
はっきり分かる違いは、“JOY”の部分のDelayがなくなったこと。
イントロのギターがオケと一体感。宮廷はイントロ聴いてすぐにオリジナルかリミックスか分かるぐらい聴き込みました(笑)。ドラムが強め。女性コーラスは抑え目に。カッティングギターは前に。

PVは「Calling」のジャケ写撮影での映像。
6. 今では…今なら…今も… -Mixture style- 5:21
Arrangement : TAK MATSUMOTO, MASAO AKASHI
Drums : HIDEO YAMAKI
Bass : KOJI “KITAROH” NAKAMURA
Synthesizer Programing : MASAO AKASHI


「BREAK THROUGH」9曲目。
再録曲の中では一番原曲の雰囲気が残っています。さすがにコーラスは松本さんではありませんが…(^^;)
エンディングのギターソロが若干変更。フェイド・アウトなのはそのまま。

PVは夜景と「LOOSE」(かな?)の余り映像。
7. 孤独のRunaway -Mixture style- 5:00
Arrangement : TAK MATSUMOTO, MASAO AKASHI
Drums : KAICHI KUROSE
Bass : SHOWTARO MITSUZONO
Synthesizer Programing : MASAO AKASHI


「MARS」1曲目。
松本さんが、ギターの成長の度合いが一番わかると話した曲。これもツアーメンバー黒瀬蛙一さん、満園庄太郎さんのレコーディングということで、ライヴの臨場感あふれる曲。
大サビの“Cause I'm”がなくなってしまいました。

PVはライヴ映像。'92年くらい?
8. MOVE 3:46
Arrangement : TAK MATSUMOTO, KOSHI INABA
Manipulated by DAISUKE IKEDA
Drums : SOUL TOUL
Bass : MASAO AKASHI
Org. : TAKANOBU MASUDA


19th Single。アルバム初収録。
この曲を2nd beat扱いするのは嫌です。
パンチのあるスリリングなロック!

PVは'96年くらいのレコーディング映像。
9. 東京 -Mixture mix- 4:09
Arrangement : TAK MATSUMOTO, MASAO AKASHI, DAISUKE IKEDA
DRUMS : JUN AOYAMA
BASS : MASAO AKASHI
PF : AKIRA ONOZUKA
STRINGS SECTION : HIIRO STRINGS.
CHO : SHINICHI FURUKAWA


「love me, I love you」2nd beat。
メイン・ヴォーカルをいかしてすっきりした感じに。コーラスが抑えられました。ドラム、ベース、Aメロのシンセも。全体的に低音を押さえ目にした風です。ギターは前に。
イントロでエレキギターが入る所でどちらのヴァージョンか判別可能です。

PVは橋のふもとで座るB'z。
10. hole in my heart -Mixture mix- 3:19
Arrangement : TAK MATSUMOTO, MASAO AKASHI
B+U+M
 TAKAHIRO MATSUMOTO (All Guitars)
 KOHSHI INABA (Voices)
 MASAO AKASHI (Bass & Manipulate)
 MASAYUKI NOMURA (Engineer)
 RYOICHI TERASHIMA (Voice Direction)
 KATSUNORI HATAKEYAMA (Guitar Technician)
Drums : JUN AOYAMA
H.Org : TAKANOBU MASUDA
Brass : SHIN KAZUHARA Brass Section


「MOTEL」2nd beat。
コーラスが抑えられました。でも“我慢できない”では左からはっきり聴こえます。“狂いそう”などの裏歌詞ははっきり。ギターの音がアップ。
オルガンは右だったのが左へ。アコギは正面から左寄りへ。エンディング、ギターをたたく音は左から正面、アコギ2は正面から右へ。という風に聴こえ方が結構違います。

PVはプロレスの技を掛け合うB'z(笑)。これは会報撮影の?
11. KARA・KARA -Mixture mix- 3:46
Arrangement : TAK MATSUMOTO, MASAO AKASHI
B+U+M
 TAKAHIRO MATSUMOTO (All Guitars)
 KOHSHI INABA (Voices)
 MASAO AKASHI (Bass & Manipulate)
 MASAYUKI NOMURA (Engineer)
 RYOICHI TERASHIMA (Voice Cirection)
 KATSUNORI HATAKEYAMA (Guitar Technician)
Drums: JUN AOYAMA
Sax: TOSHIHIKO FURUMURA


「裸足の女神」2nd beat。
ブラスの音が上がりました。イントロ、ギター1は抑えてベースが上がって統一感アップ。
エンディングの最後の音が心なしか延びた気がするのは気のせい?

PVは「B'z LIVE-GYM Pleasure'93 “JAP THE RIPPER”」のライヴ映像。因みに「LIVE RIPPER」には収録されていません。
12. FUSHIDARA 100% 3:52
Arrangement : TAK MATSUMOTO, KOSHI INABA, DAISUKE IKEDA
Drums : Denny Fongheiser
Bass : Masao Akashi
Org & Moog : Takanobu Masuda
Manipulator : Daisuke Ikeda
Uhh....xxxx! : Naoko Iijima


「LOVE PHANTOM」2nd beat。
ヘヴィな楽曲です。

PVは「Spirit LOOSE」のライヴ映像。
13. ビリビリ -Mixture mix- 3:33
Arrangement : TAK MATSUMOTO, KOSHI INABA, AKIHITO TOKUNAGA
Drums : HIDEO YAMAKI


「Liar! Liar!」2nd beat。
曲間殆ど無しで始まります。
割りと最近の曲ですがリミックス・ヴァージョンを採用。
イントロ、ギターの入ってき方が右左と振られています。そしてイントロ2ではギターが控えめになり統一感。ここですぐ分かります。
“さりげない”等のDelayが強く。“But”のギターの振り分けが変化。

PVはモノクロで街を走る稲葉さん。これは「Liar! Liar!」の余り映像。
14. Hi 3:55
Arrangement : TAK MATSUMOTO, KOSHI INABA
Drums : HIDEO YAMAKI
Bass : MASAO AKASHI
Hammond B-3 Organ : AKIRA ONOZUKA
Synthesizer Programming : DAISUKE IKEDA
Chorus : SHINICHIRO OHTA, B.B.IKKIES


「さまよえる蒼い弾丸」2nd beat。
シンプルな8ビート・ロック。

PVは「B'z LIVE-GYM'98 “SURVIVE”」のライヴ映像。
15. The Wild Wind 3:45
Arrangement : TAK MATSUMOTO, KOSHI INABA
Drums : HIDEO YAMAKI
Bass : MASAO AKASHI
Strings Section : SHINOZAKI STRINGS
Synthesizer Programming : DAISUKE IKEDA


「HOME」2nd beat。
哀愁漂う。
16. あなたならかまわない 3:57
Arrangement : TAK MATSUMOTO, KOSHI INABA, AKIHITO TOKUNAGA
Drums : HIDEO YAMAKI
Bass & Synthesizer Programing : AKIHITO TOKUNAGA
Organ : AKIRA ONOZUKA


今作の目玉、未発表曲。「SURVIVE」レコーディング時に作られたのですが、アルバム間でバランスが合わず、お預けになってしまっていた曲です。
最初にサビがくるインパクトある曲。クールなロック・ナンバー。メロディとハードなアレンジが実にB'zらしいです。
Aメロは愁いを帯びて。
Bメロは早口。
最後は“あなたならかまわないと”に!
エンディング・パートは寂しげな。
“あなたならかまわない”なんて言った事がないな〜と我が人生を振り返る(笑)。

PVは色んな表情のB'z写真が並んでいます。


28th Single 5/24/2000
May 8:32
May
Mixed by MASAYUKI NOMURA


今年はたくさんリリースしようという話がありました。
連続でバラード・シングルのリリース。

髪を切ったB'z。稲葉さんはひげ剃りのシェーバーで前髪を刈ったという……

スペシャルサンクスのマイク・クリンクらの外人さんは「You pray, I stay」をロスで録ったときのエンジニア。

未公開ワイドフォト付ダブルジャケット仕様。以降3作がその仕様です。

「May」は「ZERO」以来のタイアップ無し曲。
逆に2nd beat「You pray, I stay」にタイアップが付いています。
タイアップ曲を2nd beatに回し、ノンタイアップ曲が1st beatなのは今の時代では挑戦的です。
また、ツアーリハーサルで多忙だったのか、「May」をテレビ(Mステ等)で披露することはありませんでした。(´・ω・`)

既に「B'z LIVE-GYM Pleasure 2000 “juice”」のスケジュール&タイトルが公表されていました。当然「juice」が新曲だというウワサも立ちました。その通りの結果になったわけです。

登場数:13週 総売上:695,250枚 年間チャート:29位
1. May 4:17
編曲:松本孝弘稲葉浩志大島康祐
Bass : VAGABOND SUZUKI
Acoustic Piano : AKIRA ONOZUKA


大人しいメロウなバラード。
B'z自身は原点回帰のつもりで出した曲でしたが、私は今までシングルになかったタイプの曲だと思いました。
B'zもファンが今まで無かったというリアクションをしたのが意外だったようです。

ピアノが切ない哀愁メランコリックなメロディ。
随所のスクラッチが斬新。
間奏の低い音はバリトン・エレキ・ギター。味わい深い曲です。

ロスに行く前、3月上旬レコーディング。3日くらいでできました。「SURVIVE」ツアーでキーボードを担当した、大島康祐さんのカラーが強い。打ち込みなど。

タイトルは松本さんが命名。5月病みたいな、そういう心情的な、なんかむなしいんだみたいな意味が込められています。メイという響きに惹かれたと。

ボーカル録りに苦労されました。言葉が伝わるように、なおかつ感情的になりすぎないようにと。

別れた後の男のシリアスな心情を歌っています。(つд;)

PVは栃木県宇都宮の大石谷採掘場。サンキストのレモンを貯蔵している一角もあるというスタジオ。
10時半入り、27時終了。
超短髪稲葉さん。TAKも短髪。Tak Matsumoto Les Paul。
フードを被った30人以上のエキストラに何百本と燃える蝋燭。
燃えるギター(合成)、戦うドーベルマン。儀式、宗教的な雰囲気があります。
雨でもあったため息が白く。エキストラの方が凍えそうになった。
蝋燭に火を付けるのが一番大変だった。

「ELEVEN」7曲目収録。
「B'z The Best “Pleasure II”」11曲目。
2. You pray, I stay 4:14
編曲:松本孝弘稲葉浩志
Drums : KAICHI KUROSE
Bass : SHOWTARO MITSUZONO
Manipulator : DAISUKE IKEDA


ブルージーなイントロから、チョーキングのメタリックなギターが吠えます。松本さんのギターでは珍しいかも。
スロウでそして変拍子。ダイナミックなサビに豹変する、どっしり構えた曲です。
Aメロのキーは低いです。イコライジングがかかった歌い出し。

去年ロスに行ってエンジニアのマイク・クリンクとデモを作ったのですが、全部やり直し、構成も二転三転しました。レコーディングした後もまた構成を変えたり、演奏も生に差し替えたりと時間をかけています。最終的には元に戻った感じと。

ラストにシャウトだけ残るのも印象的です。2本のギターが哀愁を漂わせてフィニッシュ。

こちらもシリアスな詞。最後は“そして I pray, You stay”と立場が逆になるんですね。

アルバム未収録。

サントリースーパーチューハイCMソング
突然流れてビックリ! マッチョユースケ・サンタマリアさんがインパクト大でした(笑)。


29th Single 7/12/2000
juice 7:44
juice
Mixed by MASAYUKI NOMURA


前作から1ヶ月ちょいでリリース。ツアー中のリリースの、ツアータイトル曲であります。

サイケなイラストが強烈なインパクトをかますジャケット!
イラストを手掛けたのは日本人(!)イラストレーターロッキン・ジェリー・ビーン氏。前からお願いしたかった。元々B'z好きだったらしい。
インナーではモンスターになってます!(笑)
これも未公開ワイドフォト付ダブルジャケット仕様。普段と反対から開くケース。

初回限定盤はB'z LIVE-GYM Pleasure 2000 “juice”仕様ピクチャーレーベル。ツアースケジュールが書かれたメモリアル的な仕様です。が、しかし。未だに初回版が売られていて寧ろ通常盤を持っている方がいらっしゃるのでしょうか…?(^^;) 因みに通常盤のCDデザインはジャケのイラストがそのまま描かれてます。

松本さん、左肩&左二の腕に新タトゥー。

オリコン・チャート初登場1位により、松田聖子さんの24作を抜いて歴代1位に。

外国人がコンビニでB'zのjuiceどこ!?と叫ぶ面白CMがあります。

登場数:10週 総売上:674,200枚 年間チャート:31位
1. juice 4:02
編曲:松本孝弘稲葉浩志
Drums : Brian Tichy
Bass : Fingers


「ZERO」後継者とも言えるライヴ超定番曲!!!(笑)
キター!! スライドバーの濃厚イントロ。シンプルな典型的8ビート。パワーコードによるまさしくパワフルなリフ! ライヴのためにあるような曲です!!
爽やかなタイトルの印象とは裏腹に、ドロドロ煮えたぎったあついジュースなんですね。(^^;;;)
歌詞も曲調から自然にライヴを意識した感じに。んまぁ、取り様によってはスゴイ歌詞ですわ。(*/D\*) いやん

BALLよりブライアン・ティッシーフィンガースが参加。B'zがスティーヴィー・サラスのライブでブライアンのドラミングを観て気に入り、呼び声をかけた。

2000年レコーディングの中、17曲目に制作。元々はシングル用に作られた楽曲ではなく、稲葉さんの希望でシングルに。松本さんは8ビートの曲をシングルにするのが不安だった。

PVは札幌市中央区のチサンホテルの谷間の駐車場でのゲリラ・ライヴ
曲が始まるまで、現地の様子の映像などがある珍しい作り。ラジオは本当にAir-GでOAされた番組。
ライヴは2000年6月16日。お昼休みで、5000人が集まった。
ツアー同じ黒瀬さんと満園さん、増田さんの参加。
Tak Matsumoto Les Paul。
大学のアメフト部員がオーディエンスを抑える。
因みに、「juice」を2,3回に「ZERO」と「ギリギリchop」を演奏。(「UBU」も演った?)
カメラマンがTAKのペダルを踏み音が出なくなるアクシデントもあった。

Mステ、CDTVで披露。
7/7、Mステ。
7/15、CDTV。

「ELEVEN」8曲目にちょいとしたリミックス(PM mix)。
「B'z The Best “Pleasure II”」10曲目。
「B'z The Best “ULTRA Pleasure”」収録。

「a BEAUTIFUL REEL.」収録。
「Typhoon No.15」収録。
「MONSTER'S GARAGE」収録。
「B'z LIVE in なんば」収録。
「B'z LIVE-GYM Hidden Pleasure」にこれでもかと(4つ)収録。
「B'z LIVE-GYM Pleasure 2008 -GLORY DAYS-」収録。

テレビ朝日系『おネプ!』エンディングテーマ
2. UBU 3:41
編曲:松本孝弘稲葉浩志明石昌夫
Drums : Hideo Yamaki
Bass : Masao Akashi


夏を感じる爽快感。メロディアスでハードなB'zの王道曲です☆ スピード感もたまりません! ドラムはパワフル。

編曲、ベースに久し振りに明石さん参加。打ち込みも彼だと思います。Aメロの遠くで鳴ってるような音は何でしょう?

タイトルは“ウブ”です。最近では珍しく男性の方が前向きな歌詞。(?

アルバム未収録。


6th Video 8/2/2000
once upon a time in 横浜 〜B'z LIVE-GYM'99 “Brotherhood”〜 約115分
once upon a time in 横浜 [VHS]
Keyboards TAKANOBU MASUDA
Drums KAICHI KUROSE
Bass SHOWTARO MITSUZONO
VTR Producer AKIHIKO TAKANO
Director SAYAKA SATO
Live Recording Mixer MASAYUKI NOMURA
Manipulator SUICIDE SUE
VIDEO STAFF
 Director MITSUHIRO IIZUKA, SAYAKA SATO
 Producer YASUNAO MATSUMOTO


4年半ぶりライヴビデオ。B'zは毎年ライヴツアーを行っていますが映像化してリリースすることは極めて希です(2000年代後半は結構いっぱい出ますけども、当時は)。
'99年8月28、29日に行われた横浜国際総合競技場で7万人×2を集めた「B'z LIVE-GYM'99 “Brotherhood”」を丸ごと収録。(ソロ、MCを除く。) B'zの熱いライヴを体感できる作品です!因みにアルバムツアーがビデオ化されるのは初。
100%ライヴということで、観るのにライヴ参加と同じくらい体力使います(笑)。
29日はどしゃぶりの雨に見舞われました。しかし雨も演出かのようなB'z! そうそう、この会場に私がいます(笑)。
松本さんのネックレスで何日か判別可能です。数珠系の太い方が雨の29日です。

SURVIVEツアーに比べると派手な演出は少なめ、ライヴ演奏を重点を置いたツアーでした。それでもガッツンガッツン爆発しますけどね。

メインギターはTAK MATSUMOTO Les Paul。TM002、TM007。スペアにPROTOTYPE。
アンプはCAE3+SE。
スピーカーは特注のイエロースピーカー、ネットに「玲」のペイントが施されています。VHT SPEAKER CABINET。

「The true meaning of “Brothehood”?」のアンケートハガキからして、当初はライヴのベスト盤的ビデオになる予定だったと思われます。ファン投票により、各ライヴジムの曲を色々入れるような。でも「Brotherhood」の横浜のライヴ化要望が圧倒的だったから丸々入れたのではないでしょうか? 前作のビデオで映像を小出しにされて、全部観たい!という気持ちが高まったのではないかと。あくまで私の予想ですけどね。

ボーナストラックにアンケートで一番観たい曲として選ばれた、SURVIVEツアー「スイマーよ!!」を収録。選ばれた理由はやっぱり……でゅふ。

CMは「B'zのLIVE-GYMにようこそー!!」→「ギリギリchop」「子供の英語のセリフ」が重なっていて、見るとボルテージが急上昇します(笑)。

DVD盤は2001年3月14日発売。お二人のソロがボーナストラックとして収録。

2000年のビデオ年間売上ランキングで24.5万本を売り5位。
1. ギリギリchop
オープニングSEは「Brotherhood」オーケストラ・ヴァージョン。
B'zキッズの登場。英語のセリフは、
Brotherhood. The interaction between people that creates harmony, that bring us closer together, that makes us one.
Tonight, you will feel the POWER OF BROTHERHOOD!!

気合い入れしてビデオタイトル表示です。

オープニングからかっ飛ばしてきます!!
赤スーツ上下に網のシャツ稲葉さん。黒髪やや前髪長髪。
TAKはギターと同じイエローコート。やや短髪。
“どうぞ攻撃してもいいよ”クイクイクイッ! (*ノ▽ノ)イヤン

最新26th Single
2. F・E・A・R
“気を抜くな!”が気合い入りますね!
サビで暴れるタイプ。稲葉さんの足がガクガク動きます。
最後に稲葉さんジャケットを脱ぎます。

「Brotherhood」1曲目。
3. Liar! Liar!
会場のLEDを映します。観客の目線ということですね。カメラマンを呼んで水を飲む稲葉さん。一発笑いをとって「B'zのLIVE-GYMにようこそ!!」!
松本さんも黄色いジャケットを取っています。
花道を走る! まさにLIVE-GYM!
“突っ込んじゃうぞ”で、合わせ鏡のようにLEDにいっぱい稲葉さんが映っているのがイイですね。
“置いてけぼりくらうよ”ではLEDの稲葉さんと松本さんが一瞬キスしたように見えます。(爆

23rd Single
4. HOME
イントロアレンジ。
去年のシングルですが「SURVIVE」ツアーでは演奏されておらず、今年ライヴ初披露です。
深呼吸をする稲葉さん。
“全部こわれてしまうような”。自然に歌えば気づかないものです。歌詞間違い…(^^;)
“雲を追い抜いてyeah”が個人的に好きなポイントv
“HOME”はお客さんが。
エンディングもアレンジ。

25th Single
5. TIME
“逃げ出したくなるような”の部分など、定番ライヴアレンジ。
「LIVE RIPPER」「BUZZ!! THE MOVIE」にも収録されていますが、変化を比べてみましょう♪

「BLOWIN'」2nd beat。
6. Easy Come, Easy Go!
稲葉さん、アコギを取り出して。
まばゆい光が会場を包みます。恒例のイソギンチャクな手は7万人いると圧巻。
オーディエンスとの掛け合い。B'zから笑顔がこぼれます。幸せ〜。(*´▽`*)

6th Single
7. ながい愛
ここからアルバム曲が続きます。.
黒瀬さん叫ぶ!
アキレス腱を伸ばすが如く歌う稲葉さん。
“あなたにもちたい”で一瞬ブレイク。
志と玲の文字が浮かび上がります。

「Brotherhood」4曲目。
8. 銀の翼で翔べ
スタンドからマイクを取り出して。
“とってもsweet”はお客さん。
ブルース・ハープはキーボードが代わりに。
サビでピョンピョン飛ぶ稲葉さん。
デビルのアニメ。

「Brotherhood」6曲目。
9. SKIN
幻想的なキーボードソロ。個人的にはちょっと手元の映像が欲しかったかな〜。
“どこかで獣が吼えて”左右を窺う獣の目つき!

「Brotherhood」9曲目。
10. SHINE
本日初披露。寧ろ、なぜ今まで演ってなかったんでしょうね?
冒頭アコギもエレキで。CDよりもテンポが速い!?
「Brotherhood」11曲目。
11. Calling
ソロコーナー、歌の練習MCをカットして。DVD盤にはソロが収録されています。
衣装チェンジ。ここから後半戦です。
エンディングアレンジ!

22nd Single
12. FREEWAY JAM
ジェフ・ベックのカヴァー。「ギター凱旋者の殺人」収録。
“横浜ベイベー”!
メンバー紹介。炎のベーシスト満園庄太郎! どうやって火を出してるかは企業秘密だそうです(笑)。
ドラムセットに乗っているのはセバスチャン。
13. Real Thing Shakes
Aメロ、キーの高いほうを歌う稲葉さん。でも2番の最後は下に…(^^;)
松本さんはピック投げ!
そろそろ本格的に降り出す雨…
台が上がって、火炎放射、爆発!

20th Single
14. LOVE PHANTOM
レーザーライトが。
そして全力疾走!
ギターのアレンジが良いですね。ジャッ、ジャッ、ジャーと入るのが。(^^)
ビデオ制作陣が頑張った曲。カット割りが凄いです。

18th Single
15. さまよえる蒼い弾丸
稲葉さん、ツアーTシャツのリスペクトシャツに。
エンディングアレンジ!

24th Single
16. ZERO
年々進化を遂げる曲。
大がかりなセットが動きます。
くるくる回るB'z。
“ことまで浮かんでくる”。またしてもクイクイッ!
ユニゾンでブレイク。ピアノで遊ぶ稲葉さん。
人の体にラップが! “ヒトのするコトに文句ばかりつける ノンキ女だきゃさけて通りたいけど 自分だって悩める人の心情 理解した気で 余裕シャクシャク 鏡のぞいてみりゃ昔とかわらん Same ol' イナカモン 冷や汗かき 踊ってる踊ってる オカシイネ♂♀*∞☆♪!?”(不鮮明箇所あり。)
ドリル。松本さんが口からプッと出したのはピックです。

11th Single
17. ONE
アンコールへ。手をたたく。
どしゃ降りの雨が感動的です!

「ギリギリchop」2nd beat。
18. RUN
イントロアレンジ。ギターがメロディアスに。
サックスじゃなくてキーボード。

「RUN」4曲目
19. BAD COMMUNICATION
絆ソングが3曲続いて終わりと思いきや、最後の最後に“BAD COMMUNICATION”を持ってくるのはB'z流のシャレでしょうか?(笑)
1番から歌います!
水を吹く稲葉さん。
“直立不動Night”。腰がっ!
最後は「000-18」バージョンのリフへ!

「BAD COMMUNICATION」1曲目。
20. Brotherhood
エンディングテロップ。セピア画像。「The true meaning of “Brothehood”?」のと同じです。微妙に最後らへんの映像が違いますけども。
実際は「ZERO」の後、本編ラストに演奏されました。

「Brotherhood」3曲目。
[Bonus Track] スイマーよ!! 〜from B'z LIVE-GYM'98 “SURVIVE”〜
Keyboards KOUSUKE OHSHIMA
Drums KAICHI KUROSE
Bass AKIHITO TOKUNAGA


一年前なのにまるで別人のようですね。
問題の“僕をかんで”(笑)。これが一位になった要因でしょう(笑)。オフィシャルサイトのライヴレポートにもその衝撃シーンの写真が載っていました。
一番から“純情の海を”(^^;)

「SURVIVE」2曲目。


30th Single 10/4/2000
RING 7:31
RING
編曲:松本孝弘稲葉浩志
Mixed by MASAYUKI NOMURA


2000年のシングル4作目でバラード3作目。

ジャケ写は福岡県能古(のこの)島。予定外の台風接近による雲行きが逆に怪しい雰囲気を演出。台風が去った跡で雨が上がったドラマティックできれいな空。
未公開ワイドフォト付ダブルジャケット仕様。今回は縦ジャケになっています。開くのは横です。
歌詞は日本語らしく縦表記。

CMにはPV版と、8月9日千葉マリンスタジアムの大雨ライヴ・ヴァージョンがありました。“わかるんだ”から始まるライヴ音源!

登場数:7週 総売上:546,180枚 年間チャート:37位
1. RING 4:02
Drums : HIDEO YAMAKI
Bass : KOJI “KITAROH” NAKAMURA
Acoustic Piano : AKIRA ONOZUKA
Strings : SHINOZAKI STRINGS
Arrangement of Strings : DAISUKE IKEDA


和風、半音階を用いた曲。タイトルの意味は「輪」ではなく、「鈴の音」。儚い距離感の象徴として表されています。1番はギターにストリングスとピアノでしっとり美しく。

「B'z LIVE-GYM Pleasure 2000 “juice”」で28人のストリングス隊と共に注目の未発表曲として披露されていました。

歌詞は愛を欲しているのね…
“わかるんだ”。ここすっごい好きです! ウォウオ〜(?)も良いです。
熱唱!

DVD版「The true meaning of “Brotherhood”?」にボーナスとして、この曲のデモメイキングが収録されています。それによると、最初にできたのは「Brotherhood」のツアー中。秋に制作されました。シングルの中で出来てからリリースするまでの期間が一番長いシングルなのではないかと。

「今夜月の見える丘に」の2nd beatにも挙がっていた曲。晴れてシングルに。

PVは川崎の某スタジオ。
ハイスピード撮影で3倍に挑戦している。3倍の速さで歌う&ギターを弾くという至難の業を、B'zは見事にやってのけた。
2番のサビで豪雨にうたれる。
紅葉、小川に滝、白石。日本庭園の様に。冷凍花を握りつぶしたり。和風の仕上がり。
モノクロ、赤黄青などの原色には色が付いている。
鷹が登場。
雨に濡れてTAKの服が縮み大変だったそう。
Tak Matsumoto Les Paul。
“わかるんだ”でぱーっと全てに色が付くのが好きです〜。

FUN、CDTV、Mステで披露。
9/29、FUN。
10/7、CDTV。
10/20、Mステ。

「ELEVEN」4曲目。
「B'z The Best “Pleasure II”」13曲目。

「B'z LIVE-GYM Hidden Pleasure」収録。

読売テレビ・日本テレビ系ドラマ「明日を抱きしめて」主題歌
2. guilty 3:28
Drums : KAICHI KUROSE
Bass : MASAO AKASHI


ダークで粘っこいリフのハードな曲。今年の3月よりリフから制作スタート。
A,Bメロのヴォーカルにエフェクトが。
Aメロのギターは怪しげ。
あ〜る〜の〜な〜らぁ!と上がる感じが珍しい気がしました。
サビはリフに乗せて歌います!
ギターソロはワウ。バッキングのリフもヘヴィでクール。そして怪しいギターになって、爆発サビへ!
“Falling love again”が最後の呟き。

稲葉さんもニュースからも影響を受けて、現代社会の17歳問題に言及した歌詞。うーん、自分のことを言われているようで非常に耳が痛いです。(^^;) 好きです(笑)。

アルバム未収録。


11th Album 12/6/2000
ELEVEN 54:45
ELEVEN
All Songs Arranged by TAK MATSUMOTO & KOSHI INABA (except #07)
Mixed by MASAYUKI NOMURA


シングルが4曲入り、2000年のB'z集大成。
タイトルがなぜ「ELEVEN」なのか? それはズバリ11枚目だからです(笑)。今回はコンセプトもなく見つけようともしなくてひたすらレコーディングを行いました。
シングルがバラード続きでしたのでアルバムはどうなるかと思えば、おもいっきし「juice」路線でした。ヘヴィロック色の強い。アクの強い楽曲達。
ポップな曲はありません。(^^;) ハードな曲にB'zならではポップ感はもちろんありますが。
一見、バラードのシングル曲が浮いているようですが逆にハードな楽曲に挟まれる事で引き立っています。
稲葉さん曰く「シングル曲の存在は、アルバム全体をつないでくれる、たとえるなら“給水所”的な位置のものだと思っています」
とはいえ少々初心者にはとっつきにくいアルバムかもしれません。

松本さんが自称“リフ魔”と言い放つ位、骨太ギターリフの猛攻。リフからメロディーをつけていくのが多かったそうです。今までのB'zと逆ですね。
ギターはシグネチャーモデルがメイン。
一曲の中で静と動、陰と陽とつけようという話が。「コブシヲニギレ」が理想的だと。曲構成が複雑で一筋縄ではいかないものが多いです。

「Brotherhood」ツアー後からレコーディング開始。
アルバムの発売時期を決めず、11月頃に1ヵ月半L.A.へ行って、外人プロデューサーに委ねるという、「Real Thing Shakes」の時と同じレコーディング方式を展開。3月に20日間もう一度L.A.へ。制作期間が一番長いアルバムかもしれません。デモ作りからレコーディングまでを全てロスで制作しました。この時はコーディネーターや通訳を要れず、日本から楽曲を用意せず、数人のスタッフのみで渡米しました。
1度目のL.A.でのプロデューサー兼エンジニアとして、MR.BIGのプロデューサーのパット・リーガンガンズのプロデューサーマイク・クリンク
パット
はパソコンに入り込んで、細かく言ってくるタイプ。逆にマイクは何も言わないそうです。
二人のプロデューサーの元で作った物をベースに日本で録り直しました。
パットとは「愛のprisoner」、「TOKYO DEVIL」の原型。
マイクとは「You pray, I stay」、「Raging River」の原型。
3月はオーシャンウェイ・スタジオのエンジニア、ジム・シャンペンと「Seventh Heaven」、「juice」の基本型。
最初のL.A.ではBALLブライアン・ティッシーと彼の連れてきたフィンガースとセッション&レコーディング。2度目のL.A.でもブライアンが仕切っていた。
途中、「B'z The “Mixture”」のレコーディングやツアーを挟み完成。ツアーの頃は歌入れが少し残す程度でほぼ完成していました。

曲順に相当頭を悩ませたらしく7パターンも案が出たとか。

ジャケ写に驚かされます。B'z ELEVENという名の馬が他の追随を許さずぶっちぎりの一位を決めているシーンです。
この写真、合成なんですよー。この馬はマーベラス・クラウンという名の馬で、'94年ジャパンカップで勝利を収めようとしている時の写真です。まぁ、これを見てくださいな(笑)。ジョッキーの女性(モデルのKAORUさん。)も顔と足(下着姿じゃなくてホットパンツですよ(笑)。)のコラ。手は元来の男性のですから、ごっついです(笑)。周りにうじゃうじゃいる馬も綺麗に消えています。
しかしB'zのお二人はこの事を知らないみたい… まぁ、ジャケ写というのはデザイナーさんがいくつか用意したものをお二人が見てこれがいいねと決めるだけのものですからねぇ。にしても、自分達が写っていないこれを選んだのはなかなか挑戦的な(笑)。
インタビューでは「なぜ11?」と馬の事を聞かれまくっていました。(^^;)
というわけで乗馬に挑戦。馬の表情が切ない(笑)。馬主さんになっているB'z。「ビーズカップ優勝」って…背広にオールバックでキめちゃってますが(笑)。
歌詞カードは黄色ベースで結構明るい。

初回特典はB'z スペシャル・デスク・カレンダー 2001。アルバムのジャケ写と撮りおろし写真によるCDケースサイズのカレンダー。4月が「RISKY」、10月が「Brotherhood」といった感じ。11月と12月が撮りおろし。
通常盤にはカード・サイズのカレンダーが一枚。

11月27日〜12月10日まで期間限定のウェブ・サイト、bz-eleven.com。実際は翌年の2月11日(だったっけかな?)まで開いていました。

12月8日にはB'zの@llnightnippon ELEVENスペシャル 〜勝ち抜きクイズバトル〜。インターネット生放送。…これ私、パソが不調で見られなかったんです… テープには録りましたけども。8万人から800人。11人のみB'zバスへ乗れて、お二人に会えると。
う〜ん、会場は楽しいだろうけど、リスナーには微妙な番組でした。クイズは「松本さんの朝食は和食である?」等…奇問。
他にラジオはニッポン放送B'zのクリスマス4DAYSスペシャルも。

CMは「イントロ〜Seventh Heaven」、「Seventh Heaven」、「今夜月の見える丘に〜RING〜May〜juice」、「今夜月の見える丘にのイントロ〜サビ」の4バージョン。

試聴は「1. Seventh Heaven 2. 今夜月の見える丘に(Alternative Guitar Solo ver.) 3. May 4. juice(PM mix) 5. RING」。

今回収録されなかった曲も多々。後に判明したのが「SIGNAL」、「美しき世界」、「New Message」やヘヴィーでカッコいい曲(「Logic」?)に「SURFIN' 3000」などなど。この時期レコーディング。これまでのB'zは作っては出ししていて、ストックすることは基本的になかったのですが、この頃から収録は次のアルバムでもいいやと考えるようになりました。

オフィシャルブック「TWELVE」が発売。12年の歴史の中で、色々な名言を抜粋した本です。

第15回ゴールドディスク大賞ロック・アルバム・オブ・ザ・イヤー受賞

登場数:12週 総売上:113.2万枚
1.  0:24
四角の中にI(アイ)があるこの記号のタイトルは「イントロ」または「イントロダクション」と読みます。
これは楽譜でイントロを表す記号です。
打ち込みサウンド。“B'z ELEVEN”を唱えるボーカルもサンプリング。ギターがうねっています。B'z最短の曲でもあります。

曲順が決まった後に、アルバムタイトル曲がないのでアルバムの始まりを告げるオープニングがほしいということで最後の最後に作られた曲です。ミクスチャー・ロック系のバンドはよくイントロを入れてますよね。LIMP BIZKIT等はお二人もよく聴いていると。

PVもフル(そりゃあ20秒ですから。)で作られていて、床から這い出てくる稲葉さんが某呪いのビデオの人を連想させる恐怖の映像です(笑)。松本さんのサングラスには11と。
2. Seventh Heaven 4:10
Drums : BRIAN TICHY
Bass : TAK MATSUMOTO
Clavinet : AKIHITO TOKUNAGA
Trumpet : SHIRO SASAKI, FUTOSHI KOBAYASHI
Trombone : WAKABA KAWAI
Saxophone : KAZUKI KATSUTA


スタンダードなハード・ロック! サビでの韻のふみが秀逸。
L.A.でやってた時はホーンがなく、入れたらB'zらしくなるという事で挿入。B'zらしいとえばキャッチーさですかね。

「FIREBALL」に続いてBASSは松本さん。自分がやったらより合うと思ったので、ベースを日本でやり直した。前回は借り物ベースでしたが、今回は自分ので。(実は借りたものをそのまま自分のものにしてしまったらしい(笑)。)(注:「FIREBALL」とは別のベース。)
ギターソロの擬似ライヴ的な部分はダンサーのいるバーみたいな雰囲気を出したかった。

歌詞は悩んでないで“ただ歓びなさい”と。セブンスヘブンとは「ユダヤ教の第七天(神と天使のいる最上天)」のことらしいのですが、ここではもう一つの意味の「至福の状態」を指します。

アルバムタイトルがELEVENで、この曲がSeventhだからって某コンビニとは何の関係もありませんよ(笑)。ラジオのDJさんで一人、「セブンスイレブン」と曲紹介した人がいたな… そしたらなぜかB'zが謝ってました(笑)。松「やっぱりそう思っちゃうかなぁ…」。(^-^u)

PVもショート・ヴァージョンで存在。遠近法を利用したコミカルな映像に仕上がっています。当時のバラエティ番組のコントを参考にした説が有力。松本さんの手からくるくる出てくる(ように見える)稲葉さんがかわいいv

「今夜月の見える丘に」とともに年末Mステスペシャルで披露されました。爆発が凄かった! 静電気もスゴかった!(笑)
12/29、MステSP。
3. 信じるくらいいいだろう 3:39
Drums : KAICHI KUROSE
Bass : MASAO AKASHI


爽快なロックチューン。イントロのドラムが特徴的です。クラッシュ・シンバルが痛快!
この曲には単音弾きギターソロがありません! 松「2コーラス終わったら、またギター・ソロでいくのもどうかなってのあったんでしょうね。」。意図的ではなく自然とそうなったと。

歌詞は…フラレちゃって自嘲気味…ヤケにならないで! 稲「絶望寸前の人間の最後の望み…」

PVは赤いオープンカーのB'z。稲葉さんが叫んでいる言葉は「ダーッ!!」(笑)。
4. RING 3:59
Drums : HIDEO YAMAKI
Bass : KOJI “KITAROH” NAKAMURA
Acoustic Piano : AKIRA ONOZUKA from DIMENSION
Strings : SHINOZAKI STRINGS
Strings Arrangement by DAISUKE IKEDA


最新シングル。最初に出来た曲。
5. 愛のprisoner 4:09
Drums : BRIAN TICHY
Bass : FINGERS


勢いのあるヘヴィ・ロック。ズガガガと刻むギター! 早口のAメロ。
オケにL.A.で録った音源を一部使用しているそうです。B'z仮歌は英語詞なのは有名ですが、この曲もそう。Bメロはそのままではないかと。
ギターソロは完全4度で、機械を使わずハモって弾いています。迫力があってカッコイイ!
“痛い目にあうと〜”ではドラムが2つになり、倍テンでノリノリ!
構成の違うヴァージョンがもう2つある。未発表。

歌詞は病的な愛情をお持ちのようで…(^^;)

PVは松本さん、バーで外人のお姉さんを誘惑?
6. 煌めく人 2:57
Drums : KAICHI KUROSE
Bass : MASAO AKASHI


疾走ラップに挑戦。韻の踏みはさすがです。RAGE AGAINST THE MACHINEみたいなのをやりたかった。
抜群のノリです! “立て”を連呼する部分が特に好き! 
リフはロスで制作。

稲葉さん曰く「違ってることが悪いことじゃないという。今、かえって個性があってもいいじゃないですか? でっぱっててもいいじゃないですか?」

PVは柵を華麗に乗り越える稲葉さん。乗馬で疾走。
7. May 4:18
Arranged by TAK MATSUMOTO, KOSHI INABA & KOHSUKE OSHIMA
Bass : VAGABOND SUZUKI
Acoustic Piano : AKIRA ONOZUKA


シングル。アルバムでは特に異質なサウンドです。(^^;)
8. juice (PM mix) 4:02
Drums : BRIAN TICHY
Bass : FINGERS


シングルのMIX違い。ちょびっと違います。ヴォーカルのレベルを少し上げたということですが、それよりギターリフがハードになっていることのほうがわかります。シングルをドロドロというなら、ザクザクと洗練された感じに。このMIXの方がハードな印象。

PM mix(ピーエム・ミックス)とはメキシカン料理のファースト・フードのチェーン店の名前、スペイン語でポキート・マス(POQUITO MAS)の事で、ブライアンが大好きなお店であり、彼が「ポキートマス! ポキートマス!」と連呼していたとこから付けられました。…要は深い意味はないと言うことです。(^^;) ポキート・マスは「もうちょっと!」、「もっともっと!」という意味。
9. Raging River 7:32
Drums : HIDEO YAMAKI
Bass : VAGABOND SUZUKI
Acoustic Piano : AKIRA ONOZUKA
Strings : SHINOZAKI STRINGS
Mixed Chorus : TAMA MUSIC
Strings & Chorus Arrangement by DAISUKE IKEDA


「B'z The “Mixture”」で聴けたデモ曲の完成版。完成を待ち望んでいましたが想像を超えた曲になりました!

オリエンタルなピアノのイントロで幕開け。壮大で劇的な楽曲です。ストリングスにコーラス。凄すぎる!!
“帰らぬ者たちに手を振って”は身震いするほどの感動です! アルバムタイトルをこれにすれば良かったんじゃないの?なんて思うことがあります(笑)。

B'zの楽曲は年々短くなっていますが、これは7分半もあります! しかし長いという印象を全く受けません。曲構成がよく練られているからです。

M-4。
前半がパット、後半がマイクの制作。日本の音楽シーンは意識せず仕上げました。
外人プロデューサーの元で何をやってもOKが出ず、制作は八方ふさがりだったといいます。その心境が歌詞にも影響している。
歌詞は荒れた河の真ん中に立て!という強靭なファイトソング。

PVはモノクロで海岸を乗馬。
10. TOKYO DEVIL 3:25
Drums : KAICHI KUROSE
Bass : MASAO AKASHI
Chinese Gong : KATSUNORI “hakkai” HATAKEYAMA


ガンガン鳴るギターリフ! しかし細かなアレンジでデジタル音も含まれています。
曲構成が複雑で、最初は焦らし、そしてサビを畳みかけてきます。
リズムを永遠鳴らしていて、そこに色々リフを乗せていって作られました。パットが「それがいい」と決定。
銅鑼は肉付きのいい人が良い音が出るのでは?ということでギターテックのハッカイさん(笑)。一番大きなものを借りました。

歌詞はちょっと難解なのですが、自分の秘めたるDEVILをさらけ出して飛び立て、と。うーん。「銀の翼で翔べ」と似て非なる感じ?
歌詞にないセリフは“誰かがまたぶつかってった”。

PVは廃車置場。フォークリスト。ちょい悪っぽいB'zさん。

別ヴァージョンとして原曲のリメイクである「DEVIL」が存在。サッカーワールドカップのコンピアルバム「2002 FIFA WORLD CUP OFFICIAL ALBUM」に収録。
韓国のbeingから出たミニアルバム「DEVIL」にも。
そしてついに「DEVIL」が「B'z The Best “ULTRA Treasure”」に収録。

「a BEAUTIFUL REEL.」に「DEVIL」収録。
「B'z LIVE in なんば」に「DEVIL」収録。

・・なんか今となっては「DEVIL」の方が知名度ありそうだな(笑)。
11. コブシヲニギレ 4:32
Drums : KAICHI KUROSE
Bass : MASAO AKASHI
Blues Harp : KOSHI INABA


ぶったまげ!! まるで音を翻訳するかのようなヴォーカル!! サビは超絶シャウトです!! Aメロはファンクにまったり。
堪え忍ぶ、怒りの歌。「たまには怒っててもいいかな」と感情をストレートに表現したそうです。
ギターソロ無しで代わりにブルース・ハープソロが。ハープは一度ミックスしたものを稲葉さんが聴いて、吹き始めのハウリング音をもっと大きな音にして欲しいということで再度ミックスをおこなった。稲葉さんの拘りぶりを感じられますね。
2番Aメロではベースが二本になります。
ぼやきあり。“このまま上手くバックレようなんて、世の中そんなに甘くないんだよ”。
今回松本さんが一番好きな曲。

SHOW CASEのタイトルになりました。

PVはフルではありませんが制作されていて、イントロ(1曲目)と同じシチュエーション。鬼気迫る表情で歌う稲葉さん。コワイですぅ。(TωT)
12. Thinking of you 4:30
Drums : HIDEO YAMAKI
Bass : KOJI “KITAROH” NAKAMURA


曲間無し、イントロ無しで歌から始まります。幻想的なアルペジオが印象的な、ノスタルジックなパワー・バラードです。私は特にエンディングが好き。
メロディをロスで。スタジオの駐車場の、陽の差す非常階段でアコギで作られました。
曲構成が興味深く、Bメロの後にAメロが来てサビに入ります。
遠距離恋愛というか、遠くに来て抜け殻のようになっても君のことを思い続ける歌詞。

「B'z LIVE-GYM Pleasure 2000 “juice”」のエンディングSEとして流されていました。この時は完全に未発表曲で、問い合わせが殺到した。これ以降エンディングSEには未発表曲が流れるのが恒例です。私はこの曲を聴くとホント、ライヴのことを思い出しますね。アリーナ席で規制退場でなかなか外に出してもらえなかったのですが、その時流れていたこの曲の歌詞を必死でメモしていた思い出があります。

PVは「May」のジャケットお店にいるB'z。海岸、ブランコ。
13.  2:51
Drums : KAICHI KUROSE
Bass : SHOWTARO MITSUZONO


ふふ、アヴァンギャルドなキてる曲。躍動感あふれるリフ! 対照的にAメロのループドラムにパッド、そしてピヨ〜〜〜〜と鳴るフィードバックさせた音が印象的。ソロはアコギ。サビのシャウト混じりのヴォーカルがたまりません!!
エンディングは録音後にパンニング処理。左右に振るってことです。
最後に出来た曲。東京のスタジオで全部を制作しました。陰と陽に代表される段差を付けた曲。
“新しいドア”を開けろ!な歌詞。

ぜひライヴでガンガン頭振りたい曲なんですが未だ演奏されず。やっぱりAメロの雰囲気を出すのが難しいのかなぁ。

PVは一本道をバイクで激走!
14. 今夜月の見える丘に (Alternative Guitar Solo ver.) 4:10
Drums : HIDEO YAMAKI
Bass : KOJI “KITAROH” NAKAMURA
Acoustic Piano : AKIRA ONOZUKA


シングルのギターソロ違いヴァージョン。ソロはシングルより激しめです。大サビへ入る瞬間がカッコイイ! いくつかあるテイクの一つですが、テレビ出演時(3月MステSP)にこのヴァージョンを披露し、松本さんが気に入ったのでアルバムに収録することになりました。LIVE-GYMで弾いていたヴァージョンでもあります。さらにもう一ヴァージョンはバラベスに。

ミックスも微妙〜に違うそうです。例えば最後の音の消え方など。こちらはフッと消える感じ。でもイントロ聴いた瞬間にどちらのヴァージョンか分かるか?というと…ムリ!(笑)



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