ディスコグラフィー

1999

B'z本編、始動!

03月25日 THE CHANGING
04月14日 KNOCKIN' “T” AROUND
06月09日 ギリギリchop
07月14日 Brotherhood
12月08日 The true meaning of “Brotherhood”?


TAK MATSUMOTO 3rd Single 3/25/1999
THE CHANGING 15:20
THE CHANGING
B'z LIVE-GYMでしか聴けなかったあの歌声が初CD化!!
ALL ARRANGED BY TAK MATSUMOTO & DAISUKE IKEDA
MIXED BY MASAYUKI NOMURA
DIRECTED BY RYOICHI TERASHIMA
EXTRA SPECIAL THANKS : KOHSHI INABA


松本さんヴォーカル曲です!
歌詞ももちろん松本さん! 作詞はパソコンを前に悪戦苦闘しました。

94年頃のツアーから松本さんはソロコーナーでヴォーカルを取っていたりしました。

稲葉さんに続いてのマキシシングル。木曜発売でした。

直筆「THE CHANGING」オリジナル・コード譜付き。

オフィシャルバンドピースも発売。

トレードマークの長髪を切った松本さん。(ジャケではまだ長いですが)

「Cross Bone Lounge」とは松本さんの自宅スタジオ。

ギター完コピ選手権が開かれました。「(VOCAL & GUITAR LESS STYLE)」あるいは「(ORIGINAL TV STYLE)」のギター演奏と歌を応募。結果はグランプリ該当者は無し、優秀賞個人個人に対して松本さんがビデオでコメントとアドバイスをされてました。

4月にニッポン放送ラジオ「「@llnightnippon.com 松本孝弘ONE FOR THE ROAD」がスタート。台本を作らずに、松本さんが思ったことを気軽に話す番組でした。ツアー終了後の9月に終了。

最高位3位 登場数:5週 総売上:18.2万枚
1. THE CHANGING 3:55
Chorus : YUICHI IKUSAWA / KEIKO UTOKU


ギターを引き立たせた打ち込みサウンド。テクニカルなロック!

原曲は「B'z LIVE-GYM Plesure'95 “BUZZ!!”」で歌われた「Don't ask me baby」。この曲は稲葉さん作詞の英詩曲でした。

変身願望のある歌詞。何か新しいことをする時、歌を歌うと言った時にも、やめなよ、やめたほうがいいよと言う人を日頃嫌だと感じていたのが現れたました。松本さんは「やってみたらいいじゃない!」派。そして詞は若い頃の松本さんかな!? “目立ちたい 認められたい 売れてみたい”は男の三欲とのこと。
この歌詞はパクリ問題に強く言及しているようにも思えます。

#1。英語詞で書かれていた。

PVは京都の大覚寺。お寺をいつも通り開けておくという条件の元の貸し出しだったので、普通に撮影を見られたラッキーな観光客もいました。
黒瀬さん、満園さんが参加。
プレイしているギターは珍しい、Gibson Futura Brown。
アルバムのアー写撮影風景、過去のライヴ映像などを混ぜつつ。
モノクロとカラー。
林での演奏シーンも。
後半に出てくる滝のシーンは翌日の伊豆・白糸の滝。この時2月の深夜2時。炎を燃やしながら。レスポールのゴールドトップを使用。

「KNOCKIN' “T” AROUND」にリミックス。

「MUSIC FREAK TV」CMソング
学習塾「昂」CMソング(九州ローカル)

2. ONE FOR THE ROAD 3:36
Drums : HIDEO YAMAKI
Bass : VAGABOND SUZUKI
Pf : AKIRA ONOZUKA


のどかな空の下に地平線まで続く真っ直ぐな一本道が見えるようなインストゥルメンタル。

「B'z LIVE-GYM Pleasure'93 “JAP THE RIPPER”」のエンディングSE。「LIVE RIPPER」にも収録されていました。
今回はそれのリレコーディング。アレンジの大きな変更はありません。

タイトルにこめられた意味は、最後に飲む一杯のお酒…「家へ帰る勇気を持つための一杯」という意味。
3. THE CHANGING (ORIGINAL TV STYLE) 3:55
カラオケ版。TAKの歌なら歌える!?
4. THE CHANGING (VOCAL & GUITAR LESS STYLE) 3:53
さらにギターも。メインで弾く方がなくなっています。
イントロに入りやすいようにリズムカウントがあります。


TAK MATSUMOTO 3rd Album 4/14/1999
KNOCKIN' “T” AROUND 47:59
KNOCKIN′“T”AROUND
ALL WORDS, MUSIC & GUITARS : TAK MATSUMOTO
ALL ARRANGED BY TAK MATSUMOTO & DAISUKE IKEDA (EXCEPT #4)
MIXED BY MASAYUKI NOMURA
DIRECTED BY RYOICHI TERASHIMA
EXTRA SPECIAL THANKS : KOHSHI INABA


ヴォーカリスト、即ち稲葉さんの気持ちを知るために自らがヴォーカル&詞作も手掛けた意欲作。
9曲がヴォーカル曲です。

“TAKを痛めつける”という意味のタイトルは、作詞&ヴォーカルに頭を悩ませたの意味。
詞を書いて歌うと周りに宣言することで自分を追い詰め、そして形にして結果を出したことに、それをやり遂げた満足感があるといいます。一日数行しか書けなかったこともありました。
悩んでいた日、稲葉さんに使っちゃいけない言葉なんてないと言われて、それからは詞が書きやすくなったのです! それから“伝える”ということをすごく意識したので、英語は少なくしようとし、作詞を楽しんだ松本さん。特にサビから書くよりも、その過程、プロセスを書く方が面白かったと。

ヴォーカルはシャウトはなし。ハイトーン・タイプではありません。
私がファンなりたての頃、松本さんってコワい人というイメージがあったんですが、実は穏やかな声なんですね。暖かみがあって好きです。

ガイコツなジャケット。
でもアルバムの雰囲気はどちらかというとポップです。ハードやメロウなのもあるし、バラエティに富んでいます。
派手さは抑え目で、心地よさの漂うアルバムです。B'zとはやはり違う雰囲気。稲葉さんが歌うのは…想像できない?

ついに出ました! GibsonシグネチュアモデルのTak Matsumoto Les Paul
M:この話が本当に実現するのかな?っていう感じだったよね、最初は。約2年かかった。
15の時にギターを始めて、ここまでくるのに23年かかったんだ‥なんて。


初回版は「SPECIAL BOX & RED COLORED ブックレット」。ということで「SURVIVE」のような紙ケースに赤い表紙の歌詞カード。
なんですが… 未だに初回版が売られていて、逆に通常版を見たことがありません。通常版のほうがレア……(^^;;;)

インナー等の撮影はベニスビーチ。スペシャル・サンクスにデニー・フォンハイサーの名前。

CMは「GO FURTHER」。

「GO FURTHER」と同じタイアップのエンディングテーマは「trinity」(頭のtは小文字でした。)でしたが、今回は収録されず。

5/7、BS2で特番「松本孝弘 ソロプロジェクト 〜B'zへの挑戦〜」放映。
TAKインタビューや、布袋寅泰さん、城彰二さん、福田進一さん、そしてTAKUROさん(GLAY)との対談、武道館貸切(お客さん無し)のライヴ。
演奏曲は「THE CHANGING」、「SAKURA」、「神様へ」、「GO FURTHER」、「ONE FOR THE ROAD」、「Nothin' But The Blues」、「冬の灯」、「Wanna Go Home」。
基本はアテフリですので(ヴォーカルも…)PV的な感じ。ギターは生の所がいくつか。

バンドスコア発売。

'99年10月31日F1日本グランプリ開幕式での「君が代」ギター演奏は伝説的!

最高位:5位 登場数:7週 総売上:15.3万枚
1. THE CHANGING 〜Electric Lady Mix〜 4:26
Cho : KEIKO UTOKU, YUICHI IKUSAWA
Rap : APANI


シングルのリミックス版。
「Electric Lady」とはN.Y.スタジオの名前です。ジミ・ヘンドリックスがハウス・スタジオとして使用していました。ここでラップを録り、トラックダウンされました。

冒頭にラップパートが付きました。
サビの英語コーラスも変更。
Franged Attackってのが大きくなった感じ。
2. Nothin' But The Blues 3:50
Drums : SYUICHI “PONTA” MURAKAMI
Bass : VAGABOND SUZUKI
Pf & Org : AKIRA ONOZUKA
Strings : SHINOZAKI STRINGS
Cho : KEIKO UTOKU, YUICHI IKUSAWA


スライド奏法のイントロ。ブルースと言っても濃ゆい感じではなく気持ちい風を感じる爽やかな曲。シングル候補だった。

実は「B'z LIVE-GYM Pleasure'97 “FIREBALL”」のソロコーナーにて弾き語りで披露された英語詞無題の曲が原曲です。サビの「She's Gone」などはその名残。
グレンジロードなど、作詞には映画「クロスロード」が影響していると。
稲葉さんが「マグマ」を作っているころ、UCSDに三ヶ月間留学したときに英詩を書いて曲をつけるという宿題で出来た詞。
3. HEAVEN 5:18
Drums : HIDEO YAMAKI
Bass : KITAROH NAKAMURA
Cho : YUICHI IKUSAWA


ワウのギター&ベース。ファンキーな感じ。早口ヴォーカルもカッコイイ!
イントロでのシャウトは生沢さんですかね? 松本さんだったらビックリ(笑)。

ギターソロの前にピアノソロ。
そしてギターのみになり、テンポ・フリーへ。だんだん早くなるのがスゴイ!! 超速弾きソロです!
4. SAKURA 4:51
ARRANGED BY TAK MATSUMOTO & KOUSUKE OHSHIMA
Drums : HIDEO YAMAKI
Bass : VAGABOND SUZUKI
Pf & Org : AKIRA ONOZUKA
Cho : KEIKO UTOKU, TAKANOBU HONDA


切ない春。和のメロディが光ります。ロマンチックなTAK。

松本さんはこれをシングルにしたかった。周りが「THE CHANGING」がいいということでそちらに従った。客観的な意見ということで。
5. GO FURTHER 4:33
Drums : 真矢
Bass : BILLY SHEEHAN
Strings : SHINOZAKI STRINGS


リフから作っていったというギターインスト。ハードさと、メロディアスな松本さんらしい曲です。代表曲の一つ。
栄光といった単語が浮かびました。

F1のために作った曲。

ゲストミュージシャンとしてMR.BIGビリー・シーンとヴィジュアル系バンドLUNA SEA真矢が参加。別々にレコーディング。
この2人の音は結構好きv

「House Of Stirings」10曲目にメドレーの都響バージョン!

「once upon a time in 横浜」DVD特典収録。

フジテレビ系「F1グランプリ」オープニングテーマ
「It's TV SHOW!!」1枚目14曲目収録。
6. two of us 3:29
Drums : HIDEO YAMAKI
Bass : VAGABOND SUZUKI
Strings : SHINOZAKI STRINGS
Cho : KEIKO UTOKU, TAKANOBU HONDA


これはこれはもうラブソング 歌声も人柄の良さが感じられる楽曲です。
Aメロのギターがレゲエっぽいカッティング。

PVはサンタモニカの街を2日間歩き回って撮影されました。
7. 神様へ 4:18
Drums : HIDEO YAMAKI
Bass : VAGABOND SUZUKI
Pf & Org : AKIRA ONOZUKA
Cho : YUICHI IKUSAWA


どっしりしたハード・ロック曲。
Gソロ最後からサビへ行くときのトリルにしびれる!
松本さんの歌詞のキーワードに挙げられるのが「神」。
詞にないシャウト“I don't know why please save me lord from this evil world”
8. 冬の灯 5:40
Drums : HIDEO YAMAKI
Bass : VAGABOND SUZUKI
Strings : SHINOZAKI STRINGS
Cho : KEIKO UTOKU, TAKANOBU HONDA


冬の曲。アコギやピアノが織りなすメロディから夜の深い雪景色が浮かびます。
歌詞も切ない。(;;)
そういえば「FRIENDS II」に「冬の陽」という曲がありましたね。両方「ふゆのひ」ですかね? 特に繋がりはないとは思いますけども。
9. 愛〜愛〜愛〜 4:01
Drums : HIDEO YAMAKI
Bass : VAGABOND SUZUKI
Pf & Org : AKIRA ONOZUKA
Cho : YUICHI IKUSAWA


カッティング。クールにハードに。
“愛 愛 愛”とストレートなサビですわv
10. ゼロよりゼロから 3:24
Drums : HIDEO YAMAKI
Bass : VAGABOND SUZUKI
Pf & Org : AKIRA ONOZUKA
Strings : SHINOZAKI STRINGS
Cho : KEIKO UTOKU, TAKANOBU HONDA


おだやかなメロディ。メロディアスナンバー。
前向きな歌詞が良い。(^^)

PVは「two of us」と同じくL.A.。工事現場は石油採掘所だそうです。
11. Believin' You 4:04
Drums : HIDEO YAMAKI
Bass : VAGABOND SUZUKI
Pf & Org : AKIRA ONOZUKA
Strings : SHINOZAKI STRINGS
Cho : The Waters


ギターインスト。壮大なバラード。コーラス隊がグッときます。


26th Single 6/9/1999
ギリギリchop 8:11
ギリギリChop
編曲:松本孝弘稲葉浩志
Mixed by MASAYUKI NOMURA


前作から11ヶ月ぶりのシングル。6/9、ロックの日発売。
ソロ活動を経てB'z活動再開のオープニングにふさわしいインパクトある作品になりました。

「Brotherhood」からの先行シングルという形。

ギターが右チャンネル寄り。ライヴ感を出したMIXでしょうか?

稲葉さんお買い上げなジャケ写(笑)。松本さんのなんとも素な表情がいい(笑)。

ジャケット。
い:デザイナーの狙い(笑)

最初品川の埠頭で撮ったけど、雨降ってて天気が悪くて。
カゴに乗ったシチュエーションは同じ。
ロスで撮り直した。
場所はただの道端。

M:(稲葉さん)こっちが‥すごい‥ああいうカンジの顔なんだけど、僕だけなんか
シリアスな顔してるんだよね。
あれねぇ、結構疲れたんだよね(笑)

押して、引いて戻ってを繰り返した。
稲葉さんは乗りっぱなし。
い:中腰だから疲れるんだよ(笑)


世間はマキシシングルに移行し始めていましたが、まだ8センチシングル。

長い事定着していたB'zのロゴが一新。オールド・イングリッシュ・スタイルの字体をアレンジした感じに。
M:今までも結構なんかあるごとにちょっと変えたりして‥もとに戻ったりとかもしてたから。
別に深いイミはないんだけど。


稲葉さんの名前のローマ字表記「KOSHI INABA」に変更
「KOSHI」でも「浩志」と読める正しい表記だったという事と、サインの簡略化のためです。

長年ディレクターだった寺島良一さんの名前がありません。

両曲とも「名探偵コナン」のタイアップ。


初回盤は5色(赤、青、黄、緑、オレンジ)の「名探偵コナンフィルムジャケット」を封入。
フィルムの裏に着メロデータ(「Brotherhood」全曲+「ONE」の全12曲の内の一曲)とギリギリマークが描かれ、そして「ギリギリchop!」マークが出ると当たりで、「ギリギリdata book」なる全曲の着メロが載った本がもらえました。16Pで最後にフィルムカードを収納するスペース。
通常版コナンジャケットは紙製の赤一色のみ。紙製なので透けてませんでした。着メロはないんでしょうかねー?

半透明なシート(5色)同封。
12種類のマークと、ギリギリchop、ONE、アルバム全曲のサビの着メロの番号が書いてある。聴いてからのお楽しみ。
12/1の確立でギリギリchopのシートを手に入れた方に、
12曲分の着メロBOOK&シートに付いている12種類のギリギリマークをまとめたギリギリデータBOOKをプレゼント!
通常版はコナンのシート(紙、裏面白紙)だけが封入。


通常CMの他に活動開始を告げる「1999 B'z Start」CM。

登場数:11週 総売上:804,720枚 年間チャート:19位
1. ギリギリchop 4:01
Drums : KAICHI KUROSE
Bass : KOICHI TERASAWA


キターー!! B'zの楽曲で最も激しい脳天直撃のシングル最速激烈ハード・ロック!
ヴォーカルもギターもベースもドラムも超パワフル! 演奏の難易度もウルトラC!!! ノリノリでライヴ定番です!

ライヴではタオルをぶんぶん振り回しましょう。基本サビでですが体力有り余ってる人はずっと回すのも可。
これはjuiceツアーでの演出から始まったもの。なのでブラフのライヴではまわしてません。
隣の人にあてないように注意して回しましょう。

“みんなにコソコソ笑われるぞオマエ”めっちゃ早口! 最後は連続シャウト!
存在感あるうねったベースはBLIZARDSLYのメンバーだった寺沢功一さん。ギターソロの前にベースソロがあります。
指笛はめったに成功しなくて、ライヴでは絶対やらないと稲葉さん談(笑)。

ギリギリが快感という暴走気味な歌詞。(^^;) “大丈夫 僕の場合は。”と、どっからその自信は湧いてくるのか?(笑)
この歌詞はまさに私の脳内と同じなので勝手にテーマソングとさせてもらってます(笑)。


大阪レコーディング中、作られたリフを基にバンドメンバーでスタジオ入り。意見を出し合いながら制作。
このインパクトあるタイトルに関して、chopじゃなくてもキックでも固めでもよかったと。(^^;) 要は勢いのある言葉をつけた。「意味なんかないんだよ〜!」。ですので最初は「ギリギリ」というタイトルでした。

「ギリギリchop」はM-8。
割と後半に出来た。アルバム用にレコーディングした曲から選んだ。

前作の「HOME」がゆったりした曲だったので、ハイテンポを選んだ。決め手は。
M:シングルっぽかったから(笑)
い:一般ウケしそうだったから(笑)
M:(笑)僕は「ながい愛」をシングルにしたかったんだけどな(笑)

「ギリギリchop」製作。
大阪の二日目くらいに。リズムくらいはあった。早めのシャッフルがやりたいなと。
リフはあった。それをもとにスタジオ入って作った。

タイトルを最初に聴いた時の印象は?
M:いや、ワタクシはもう‥今更何がきても驚かないの、別に。

タイトルは最後。
い:最初、ギリギリっていうタイトルをつけてたから、最後にchopって‥勝手につけてみただけ(笑)適当に。

chopって言葉。
い:ふってわいてきたの‥ボーフラのように(笑)
仮の歌詞カードみたいなものに、落書きみたいなカンジでchopって書いちゃった。
その時点では、この曲のタイトルが何なのかなんて誰も聞かないし(笑)
ワープロでキレイに清書されてから「ギリギリchopっていうんだ!この曲」とか言われた(笑)




TAKにとって一般人でも歌いやすいB'zソング(会報86号。2010年)。


PV。
L.A.の倉庫で丸一日かけて撮影。深夜料金になるので18時までにと制限。
今回は強風攻め! B'zのPVは過酷なものが多いなぁ… 
背景にスクリーン。
初登場のTak Matsumoto Les Paul。やや短髪TAK。
あらゆるものが飛んでくる強風、雷。
埃が凄く、咳と終わったあとは鼻の穴が真っ黒だったそうだ。
登場する女性がなにやら修理しているようだが…最後にガソリンスタンドが大爆発!! これは間違いなく笑う(笑)。

Mステ、CDTV、日本テレビ「速報!歌の大辞テン!!」で披露。
6/11、Mステ。
6/19、CDTV。
6/22、大辞テン。
10/18、MSSP。(Version 51)、「Brotherhood」も。

「Brotherhood」に完全別テイクの(Version 51)収録。
「B'z The Best “Pleasure II”」12曲目。
「B'z The Best “ULTRA Pleasure”」収録。

「once upon a time in 横浜」収録。
「a BEAUTIFUL REEL.」収録。
「MONSTER'S GARAGE」収録。
「B'z LIVE in なんば」収録。
「B'z LIVE-GYM Pleasure 2008 -GLORY DAYS-」収録。

読売テレビ・日本テレビ系全国ネットアニメ『名探偵コナン』オープニングテーマ
前代未聞! なんとオープニング映像にB'zが登場! 当時、椅子から転げ落ちるくらい仰天しました(笑)。最初の2,3回放送が「SURVIVE」のライヴ映像で、その後はこの曲のPV。
「THE BEST OF DETECTIVE CONAN 〜名探偵コナン テーマ曲集〜」収録。
2. ONE 4:09
Drums : KAICHI KUROSE
Bass : SHOWTARO MITSUZONO
Acoustic Piano : TAKANOBU MASUDA
Strings : SHINOZAKI STRINGS
Strings Arranged by DAISUKE IKEDA


さらりとこぼれるように清らかなピアノから始まるミディアムの力強いバラード。
ピアノにアコギはコード・ストローク。ストリングスは雄大です。
ファンに人気のある楽曲。

最近のレコーディングでは珍らしく、増田隆宣さんが参加。
レコーディングの中では始めの方に出来た曲。早々と大阪にて。

そして歌詞! 別れの歌ですが、輝きに満ちて誇らしく。人間の繋がりを感じて涙する。(T▽T) この詞が好きなファンは多いです。

コナン映画のパンフレットには“今回の『名探偵コナン・世紀末の魔術師』のシナリオを読んで、作品のイメージを元に書き下ろし作曲した完全オリジナル・ソングだ。”とありますが、どうなんでしょうかねぇ。
「ONE 〜CINEMA Version〜」ということで1番サビと2番ABメロがカットのショートヴァージョン。

「ONE」を1st beatにという意見もあった。
先に映画の方が決まっていたから。
とりあえず「ONE」はシングルに入れようと。



「The Ballads 〜Love & B'z〜12曲目。
「B'z The Best “ULTRA Treasure”」収録。

「once upon a time in 横浜」収録。
「B'z LIVE-GYM Pleasure 2008 -GLORY DAYS-」収録。

東宝洋画系映画『名探偵コナン世紀末の魔術師』主題歌
「THE BEST OF DETECTIVE CONAN 〜名探偵コナン テーマ曲集〜」収録。
「名探偵コナン 劇場版テーマソングベスト」収録。


10th Album 7/14/1999
Brotherhood 47:15
Brotherhood
All Arrangement by TAK MATSUMOTO, KOSHI INABA
Drums : KAICHI KUROSE (except #2)
Manipulater : SATORU SUZUKI


「B'z LIVE-GYM'98 “SURVIVE”」で「これまでの10年はほんのイントロダクション。これから本編が始まる」と話した松本さん。ソロ活動を経て2月からついにB'z始動!

根本のテーマは“ロック”。こういうコンセプトを持ってアルバム製作を開始するのは最近のB'zでは珍しい。
そうしてバンド形態のレコーディングによって、生音中心のかつてないハードな骨太ロックアルバムとなりました。打ち込みが殆どなし。「SKIN」のフルートくらい?
アルバム後半はややダークな印象の曲が多いです。
99年以降のツアーでもこのアルバムの楽曲が演奏されることは多いです。

タイトルは曲から。「B'zが成り立ってるのは、多くの人に何らかの力で支えてもらっている。それは2人の関係だけでなく、スタッフやファンの人たちも含めて色んな人たちに助けてもらっている」という松本さんの話がきっかけで「Brotherhood」の詞が作られました。

レコーディング&ツアーでシグネチャーTAKモデルをメインギター。#002を軸に。
7曲に使用。

制作は東京、大阪、L.A.など。制作の様子は「The true meaning of “Brotherhood”?」に詳しく収められています。
曲順候補に1曲目が「ながい愛」、ラストが「Brotherhood」という案が有力でしたが、「F・E・A・R」で始まり「SHINE」で終わる事によって一貫してロックというテーマが生きたと思います。

ベスト盤と同じく紙製スリーヴケース。

ジャケ写が強烈! TAKは合成ですが稲葉さんはマジで看板から手をのばしています(笑)。大統領御用達だったL.A.のミリオンダラー・ホテル屋上。
デザイナーのアイデア。
M:ちゃんとよくサウンドを聴いてさ、核心をとらえてるっていう感じはするけど(笑)うん。

撮影。
M:(笑)大変だったよね〜、あれは。
い:(笑)うん、ヘリがね。
M:‥‥!!(笑)‥ヘリは大変だった、ホンットに。
(真剣な眼差しで)合成じゃないよ、あれ。
大変なもんでしたよ。風はキツイし‥、な?

い:うん(笑)

M:‥ぅそ(笑)
い:フフフッ(笑)
M:‥ジャッキー・チェンはないんだからさ(笑)あんなこと出来ないよ。


インナー写真が豊富。
special thanksが“Brothers are”という表記。“and you!”が最後に。

CMは「51」、「F・E・A・R〜ながい愛〜51」、「心音〜Shall we dance?」。

アルバム発売前にツアースタート。また、本編終了後にEXTRAという追加公演も。

L.A.在住中、唯一のオフの日、稲葉さんはレンタルハーレーで700キロを走行するという伝説をしています(笑)。

アンケートハガキ(たぶん初回版の)はONE DAYスタッフの募集。「ギリギリchop」のアンケートハガキにも答えて、送ると、抽選で2名にONE DAY STAFとしてB'zのスタッフを一日体験! 日程8月29日。横浜国際総合競技場でした。


2/22〜3/6の大阪レコーディング。

お気に入りの1曲は?
M:う〜ん‥“銀の翼〜”とか好きだよね。
い:うん。


同時期、同じくロスにいたスティーヴ・ヴァイと「ASIAN SKY」を制作。ヴァイの「ULTRA ZONE」収録。
スティーヴ・ヴァイのレコード会社の方からオファーがきた。
せっかくやるんだから、一から一緒に作っていくやり方。
メロディーもTAKが作った部分も。

第14回ゴールドディスク大賞ロック・アルバム・オブ・ザ・イヤー受賞

登場数:14週 総売上:139.2万枚
1. F・E・A・R 3:45
Mixed by MASAYUKI NOMURA
Drums : KAICHI KUROSE
Bass : SHOWTARO MITSUZONO


パワー・コードのギターリフ全開! アグレッシブに刻みまくり! 詰込早口!! かつてこんな楽曲聴いたことがない! インパクト大の強力なハード・ロックナンバー!!
松本さんの深夜ラジオでフルOAされたのを聴いたとき、ギンギンに目が冴えて朝まで起きていた思い出があります(笑)。

ひたすら歌いまくり! 自分への命令ソング。
“コメツブほどのプライドを ダイヤのように光らせて”なんていうフレーズは稲葉さんしか思いつかないだろうなぁとしみじみ。

タイトルの読みは普通に「フィアー」です。

ラストのセリフは“Shall we dance?”

大向こう。
い:同業者っていうような感じだから、お芝居の世界の人達が使う言葉みたいな。
コンサートで、腕組んで観てる人達のこと。
ムスっとして‥しらけてる人達(笑)

心臓がドキドキするような歌詞ですね。
い:体力的にも心臓はドキドキします(笑)歌うと‥(笑)

F1タイアップ。
い:歌詞はちょっと意識したかな。作ってる時はまだ、実際に曲が使われるかどうかはわかってなかったんだけど。

6曲目に出来た曲。
7曲目からは大阪だった。大阪に行く時点に出来上がって6曲の中から選ばれた。
シングル候補にはあがってた。(お二人うろ覚え)




PVは赤いB'z。目。

「B'z The Best “ULTRA Treasure”」収録。2008 Mix。

「once upon a time in 横浜」収録。
「B'z The Best “ULTRA Treasure”」DVD-19-収録。

「The Complete B'z」のボーナスとしてライヴバージョン収録。1999 Live-Gym 「Brotherhood」ツアー 京都会館。

フジテレビ系「F1グランプリ」テーマソング
2. ギリギリchop (Version 51) 3:59
Mixed by MASAYUKI NOMURA
Drums : PAT TORPEY
Bass : BILLY SHEEHAN


最新シングル。ヴォーカルもギターも激しく暴れております(笑)。ライヴ感を出した感じに仕上げました。
“笑われるぞオマエ”ではさらに笑い声が!
ラストのシャウトもおもいっきりオン・マイク!
ギターはほぼ一本。
シングルより乾いた音色です。そして勢いがまさにライヴ!! ただ安定感、重みはシングルの方があるなという印象ですかね。こちらは暴走機関車な!

“ヴァージョン・フィフティ・ワン”。シングルのまるっきり別ヴァージョンです。
「51」とはホントに51個あるわけではなく、ミックス違いを含めて5パターン存在していて、その内の5テイク目(ビリーパットが参加したもの)のヴォーカル基本(=1)という意味だそうです。(でもヴォーカル基本って何だろ?)

い:あれはTAKE51だから。
すっごい種類があるの‥リズムとかも。
いろんな人がやってくれたしね。

シングルのドラムは大阪でやったやつ。

TAK Matsumoto Les Paul使用。

夢の共演! MR.BIGからビリー・シーンパット・トーピーが参加! 本場のアメリカン・ロックサウンドに!
経緯はTAKソロでビリーと一緒にやり、B'zでも演ろうということになりました。
Mステスペシャルではその二人が来日参加!!
10/18、MSSP。
3. Brotherhood 5:46
Mixed by CHRIS FUHRMAN
Drums : KAICHI KUROSE
Bass : BILLY SHEEHAN


アルバムタイトル曲。みんなとB'zのことを歌った曲。私達は兄弟のように繋がっているんです!
ファンに人気ある楽曲の一つです。
たびたびライヴでも演奏されます。その際ラストのWe'll be〜〜〜〜を極限までのばしてシャウトするのがすさまじい!!!

B'zが音楽を続けられたことに対し、支えてくれたファンやスタッフ、全ての人たちをBrotherと感謝の意を込めて。

ナッシュビル・チューニングで鐘が鳴るようなクリーンでノスタルジックなイントロ。バラード…でしょうかね。

Dメロの熱く訴えかける歌詞!
“いざという時手をさしのべられるかどうかなんだ”。涙無しでは聴けません! ヾ(T▽T)ノ
“道は違っても ひとりきりじゃないんだ”。…感動っ! ホント良い歌詞です〜〜!!
“We'll be alright”はもうみんなで大合唱!
エンディングも音が消えてからフェイド・インしてくるのが印象的。拍手タイミング注意(笑)。「SLAVE TO THE NIGHT」とかでもあったじゃないですか。

M-10。
アルバムタイトル自体は曲が完成する前の日に話をしてて先に決まってた。
「Survive」と同じ3曲目だったのは偶然(笑)。
い:日本語の“仲間”とか、そういう言葉に訳しちゃうと、またちょっと雰囲気が違うんだけど。
最初はただ“Brother”っていう言葉だけがあって。
今までそういういろんな人間関係の中で支えられてここまでやってこれてるんで。
そういうことを考えてる、という話を松本さんとしていて。
次の日に「Brotherhood」という曲が出来て、それに詞をつけて、形になった。
大阪で色々曲作りとかやってる時の話題から、“Brother”っていうテーマみたいなものが出てきて、そこからはもう特に打ち合わせすることもなく。割とスムーズにアルバムタイトルも決まりました。


関わった人達みんな。
STAFFもバンドもそうだし、ファンクラブもファンの皆さんもそうだし、メディアの人達もとにかく関わった人みんな。
今までの流れの中で、瞬間瞬間ごとにみんな関わり合いながらきてるから、それがなかったら今こういう風になってないわけだし。
B'zという大きな流れの中で、大きな関わりちっちゃな関わりいろんなものを含めて、それで現在のB'zが成り立ってるから。
そういうところに感謝する気持ちになれるし、そういうものを僕らは形にしたいな、という話をしてたんだよね。

そういう話をしてて、TAKは次の日の朝スタジオに早めに行って曲を作った。



2005年夏の会報66号「B'z NUMBER BEST 10 2005!!」では2位。
2008年秋の会報79号「20周年のLIVEで是非聴きたい1曲!」では12位。
2008年「ULTRA Treasure」収録曲投票で1位。

2番の歌詞 “こっちだって毎日クタクタになってる” を歌詞を変えて歌う。
「Typhoon No.15」では “みんなが毎日〜” に。
「MONSTER'S GARAGE」では “誰もが毎日〜” に。

あと、ライヴだとその前の “うまくいってるかい なかなか大変だよな 全く” を問いかけ気味で歌うのがたまんないですよね!
2003年 “うまくいってるかーい! まだ大丈夫かー!!”
2008年 “うまくいってるかーい! 元気で生きてるかー!!”
DVDには入ってないけど、GD初日神戸公演の “うまくいってるかい!!? Brother!!!!
でもう涙腺崩壊したのをよく覚えています! そう叫んだのは確かこの初日だけで!
あぁ手に汗握ってきた(笑)。

#10。と譜面にあるので10曲目に作られたと思われます。

以降、B'zファン=ブラザーという呼び名が定着します。(つってもこの数年のうちだけだったかな;;)

TAK Matsumoto Les Paul使用。

PVはアルバムのジャケ写のミリオンダラー・ホテル。今はスラム化してしまっている場所です。青みがかった映像。
カーテンのある窓に寄りかかって歌う稲葉さん、屋上で弾く松本さん。

TBS「カウントダウンオールヒット」、MステSPで披露。
8/8、「カウントダウンオールヒット」。
10/18、MSSP。
2011/4/1、MSSP。「さよなら傷だらけの日々よ」に続いて。
タモリ:どうしてこの曲を?
稲:曲としてはもう99年にリリースした曲なんですけども、
当時離れていても繋がっている仲間みたいなものをテーマに作りまして、
今歌わせていただけるんだったらこれだなということで選ばせていただきました。

生演奏!!
誰もが毎日クタクタになってると歌詞を変えて歌う!
ミュージックステーションで演奏したのは、あの時、「ultra soul」みたいな元気な曲をやろうかという話もあったんだけど、「Brotherhood」を演奏して良かった。あれで良かったと思う。


「B'z The Best “ULTRA Treasure”」収録。

「The true meaning of “Brotherhood”?」収録。※once〜と同じ横浜音源はカラーで。京都の音源も。
「once upon a time in 横浜」収録。
「Typhoon No.15」収録。
「MONSTER'S GARAGE」収録。
「B'z LIVE-GYM Pleasure 2008 -GLORY DAYS-」収録。

「The Complete B'z」のボーナスとしてライヴバージョン収録。2003 Final Pleasure "It's Showtime!!" ツアー 倉敷市民会館。
4. ながい愛 5:37
Drums : KAICHI KUROSE
Bass : SHOWTARO MITSUZONO
Strings : SHINOZAKI STRINGS
Arrangement of Strings Section : DAISUKE IKEDA


美しいストリングスのイントロから重厚リフに変わる瞬間がロック! 3連のバロック(バラード+ロック)曲。絃がホントいいわ〜。
“もっとながい間 愛してくれませんでしょうか?”とアツく切実に訴えかけてくるエモーショナルなヴォーカル。
この曲はかなりグッとくるものがあります!!
ラストの“いつの日か”のとこはもう鬼気迫るものすら感じます!! カッコイイ!

2番Aメロのベースがテンポ感を出してます。
“許せない”の追っかけコーラスは女性??
ラストのリフで一瞬ブレイクするのがまたクールです。

松本さんもシングル候補だと。

Mix者がなぜか書かれていない(ミスだろうけど)ので不明…(^^;)

TAK Matsumoto Les Paul使用。

M:弦は好きですね。最初は弦なかったんだよね。
バンドでは、あの弦の部分からやってて、後から弦を入れようってことになって最終的には東京に戻ってきてから池田くんがアレンジしてくれた。


PVはモノクロで、リハーサルでの演奏。

「B'z The Best “ULTRA Treasure”」収録。

「once upon a time in 横浜」収録。
「B'z The Best “ULTRA Treasure”」DVD-19-収録。
「B'z LIVE-GYM Hidden Pleasure」収録。
5. 夢のような日々 4:53
Mixed by CHRIS FUHRMAN
Drums : KAICHI KUROSE
Bass : SHOWTARO MITSUZONO
Organ : AKIRA ONOZUKA


アルバムの中ではとりわけポップなほんわか曲。リラックスポイント。

SEは楽しいブースの様子。「やっちゃった〜」のはチューニングしていたシタールの絃が偶然プッツンしちゃったこと。
因みにこの中にいるのは、松本さんに黒瀬さん、満園さん、ハッカイさん。
おっと、稲葉さんはいらっしゃいません。こっそり外から見ていて、会話を録ることを提案しました。

M:あれは東京で。
スタジオでみんなが喋ってる横で、STAFFがずっとシタールのチューニングしてるんだよ。
それを外で聴いてて、オモシロイからって‥。

い:テープまわしてたの。
M:僕達は録られてること知らなかったの。
い:(笑)素の会話だからね。


松本さんヴォーカルパート登場! まさにソロ活動の成果!

い:あの曲はすごく‥メロディーの展開が多くて、だからちょうど最後のあそこのパートをバトンタッチ‥っていうか、ああいう風にしたらどうかな?っていうことで‥やってみたんですよ。


シタールも松本さんが弾いています。

タイトルに対して、“あんなこともこんなことも夢じゃないぜ”と前向きな歌詞。

PVはのどかな外で木に腰掛けながら演奏。シタールを弾く松本さん。

間髪入れずに次の曲がスタート。

ライヴ未演奏。エンディングSEではありました。
6. 銀の翼で翔べ 3:55
Mixed by CHRIS FUHRMAN
Drums : KAICHI KUROSE
Bass : SHOWTARO MITSUZONO
Trumpet : SHIRO SASAKI, HIRONORI SAWANO
Trombone : HIDEAKI NAKAJI
Saxophone : KAZUKI KATSUTA
Bluesharp : KOSHI INABA
Arrangement of Brass Section : DAISUKE IKEDA


前向きな雰囲気でB'z自身がB'zらしいという曲。ブラスやブルース・ハープも楽しげ。

サラリーマンな歌詞。“「自分が悪うござんした」”全然反省してないユーモア溢れます(笑)。

ライヴで“とってもsweet”。はファンが合唱!

ギターソロ前は変拍子。
そうそう、稲葉さんのブルース・ハープがB'zでレコーディングされたのは意外なことにこの曲が最初。
ライヴではこのブルース・ハープの部分はオルガンでカバーしてます。

なぜ銀色?
い:さぁ‥‥?‥そんなこと聞かれたことないですけどね、今まで(笑)

金だとマズイ?
い:(笑)僕ら的には‥‥ちょっと。

銀がピッタリだったと?
い:(松本さんのシルバーのアクセサリーを見つつ)まぁ、いっつもチャラチャラさせてるからねぇ(笑)
M:ハハハッ(笑)
い:イメージ的には銀だな、うん(笑)

銀がとってもsweetってどういうことなんでしょう?
い:随分考えますね、色々と(笑)
フフフ(笑)

ハードな色がとってもsweetって不思議な感じがしたので(笑)
い:そうですか。ハハハッ(笑)

(しつこく追求しても結局謎だ(笑))



PVはジャケ写の撮影の様子。

意外とライヴで演奏される曲。「ELEVEN」や「GREEN」ツアーでも。

「The true meaning of “Brotherhood”?」収録。※ドキュメントシーンでonce〜とは違うライヴ音源がフルで入ってます。
「once upon a time in 横浜」収録。
「a BEAUTIFUL REEL.」の特典DVDにて日比谷公演での演奏が2番まで見れます。
「B'z The Best “ULTRA Treasure”」DVD-19-収録。
7. その手で触れてごらん 3:23
Mixed by MASAYUKI NOMURA
Drums : KAICHI KUROSE
Bass : SHOWTARO MITSUZONO


ダークな感じ。クセのあるサビ。サビで5度上を歌っているコーラスも印象的です。

イントロでストラトキャスター。メインで91年製レスポールを使用しています。

最初に出来た曲。

“リンダ”とはあのリンダ(笑)。「どうにもとまらない」ですね。

“もうすぐ” ここでヴォーカルだけになり、
“何かが見えるだろ”の全ユニゾンがカッコイイ! カッコよすぎてトリハダ立ちます!!

PVはモノクロ、外を歩くB'z。

ライヴ未演奏。
8. 流れゆく日々 4:54
Mixed by CHRIS FUHRMAN
Drums : KAICHI KUROSE
Bass : BILLY SHEEHAN
Organ : AKIRA ONOZUKA


静寂なAメロからシリアスなサビ。そしてギターソロのまま終わってしまう結構異彩を放つ曲。
ロングなギターソロがスリリング! 惹きこまれます。TAKのGソロでも5本の指に入るんじゃないでしょうか!
ここは'91年製レスポールで弾いています。

同じ“日々”とある「夢のような日々」とは特に繋がっているわけではありませんが、かなり対照的な感じ。喪失感。

TAK Matsumoto Les Paul使用。

PVは絵のある部屋(「ながい愛」、「銀の翼で翔べ」のページの写真参照)で演奏。

ライヴ未演奏。
9. SKIN 3:44
Mixed by CHRIS FUHRMAN
Drums : KAICHI KUROSE
Bass : SHOWTARO MITSUZONO
Strings : SHINOZAKI STRINGS
Arrangement of Strings Section : DAISUKE IKEDA


艶かしいストリングスの冬なサウンドのスロウ・ナンバー。バラードのようでギターはごっつい。
大人の雰囲気。

詞はシリアス。
たたみかけてくる最後の盛り上がりが良い!

ミックス時にかけたリバーブ処理したヴォーカル加工が珍しい感じ。

TAK Matsumoto Les Paul使用。

PVは線路の上で演奏。

「once upon a time in 横浜」収録。
「B'z LIVE-GYM Hidden Pleasure」収録。
10. イカせておくれ! 3:23
Mixed by CHRIS FUHRMAN
Drums : KAICHI KUROSE
Bass : BILLY SHEEHAN


「イカせておくれ」とイミシンにカタカナ。お得意のダブルミーニング。(*ΦωΦ)でゅふふふ…

ノリのいいギター。リフでノリを作りたかったと松本さん。イントロではディレイがかかっています。
最初の“Come on now”は女性声?

Bメロの、で〜〜って上がるのが好き。
Gソロ前は怪しげコーラス。
ラストは“Let me Let me go!”

2番の“何があるんだろう?”には?マークが付いている。

TAK Matsumoto Les Paul使用。

この曲と「SHINE」はL.A.へ行く飛行機の中で詞を書かれました。
そしてL.A.で一番最初にミックスされました。

Intermission、EXTRA公演で披露された。

PVはモノクロ。レコーディングの様子。
11. SHINE 3:49
Mixed by CHRIS FUHRMAN
Drums : KAICHI KUROSE
Bass : BILLY SHEEHAN
Organ : AKIRA ONOZUKA


スパニッシュなガット・ギターから。フラメンコ調。そして疾走ハード・ロックに!
このドラムバシバシが好きだー!!
サビでアコギも入ってるのが味ですね。

間奏の松本さんとビリーの対決が見せ場! そしてユニゾン! シビレる〜!! ヾ(≧∇≦)ノ
ハンド・クラップはスタジオにいたスタッフと稲葉さんが仮で録ったものをそのまま採用しています。ルーズなノリが重視されました。

シリアスな歌詞…そして切ない。
アルバム一硬派な曲。まさにカッコイイ。ラストまでロックを貫き通す形となりました!

TAK Matsumoto Les Paul使用。

スペインを意識した訳ではない?
い:作ってる時にスタジオでは“ジプシー・キングス”が‥‥(笑)
M:(笑)
い:‥かかってたけど、全然関係ないよね(笑)

イントロに異国情緒。
い:でも、あれ異国っていうか‥自国なんだけど(笑)
M:あれは、もともと日本のお琴のメロディーをクラシックギターでやってみようかな、っていうところから始まったの。


PVは夕陽を見つめるB'z。

「once upon a time in 横浜」収録。


5th Video 12/8/1996
The true meaning of “Brotherhood”? 約112分
The true meaning of“Brotherhood” [VHS]
Director SAYAKA SATO
Keyboards TAKANOBU MASUDA
Drums KAICHI KUROSE
Bass SHOWTARO MITSUZONO
1st Violin HIROYUKI KOIKE
2nd Violin HOSHIHIKO SUZUKI
Viola KAZUHISA SAITOH
Violoncello TOMIO YAJIMA


4年ぶりビデオは237日間のドキュメント。「Brotherhood」のレコーディングからツアー終了までを追いかけたものです。
'99年は特にB'zとファンとの繋がりが強かった年ではないでしょうか。“Brotherhood”という言葉の真の意味が込められた作品です。
映像の合間に少しずつライヴ音源が入っています。
楽曲制作の様子では稲葉さんが英語の仮歌詞で歌っていたり、失敗するシーンなどB'zレコーディング様子がよく分かります。
最初にお勧めする作品ではありませんがB'zを知る上ではぜひとも見ておきたいビデオです。これを見てから再びアルバム「Brotherhood」を聴くとまた新たな感動がありますよ!

キョーレツなイラストのジャケットです(笑)。下から取り出す紙のケース。

近日中にライブビデオのリリースが決定済み。アンケート葉書のリクエストを参考にビデオの内容を決めるというもの。
応募した方の中から抽選で100名にサイン入り“DO YOU KNOW THE TRUE MEANING OF BROTHERHOOD”Tシャツをプレゼント。

CMは「ォォオオオオオラアアアアイ!!!!!」で始まる超インパクト!
「DO YOU KNOW THE TRUE MEANING OF "BROTHERHOOD"? GET THE VIDEO, AND YOU WILL KNOW」とメッセージ。

2001年3月14日にDVD盤リリース。特典映像も多数。

2000年の年間ビデオ売上ランキングで29.3万本で1位。
1999 Key Word
「これまでの10年っていうのは、僕たちB'zにとってまだイントロダクションみたいなもんで、これからが、ホントの本編が、始まるんだなと、そんな気が強くしています。」
B'zに今年のテーマを確認。インタビュー。
February Cross Bone Lounge Pre-Production
サポメンの黒瀬さん、満園さんらと一緒に松本さん自宅スタジオでの制作様子。
床に腹這いになって歌詞を書く稲葉さん。ノートに手書き。
M-1「その手で触れてごらん」デモ。英語詞です。
「ONE」も英語詞で。日本語詞をつけて、仮歌いれ。
February Tokyo Recording
スタジオに移って「ONE」に歌やストリングスを。ギター。
M-4のリフものは「F・E・A・R」。全ユニ。「ずっと俺たち擬音でしか喋ってないよね」(笑)。
歌入れに試行錯誤してます。ギター入れ。中々一筋縄では行きません。
「yeah yeah yeah!」。イッキーズです。
February Osaka Recording
「久し振りー!」大阪ドームMCから。大阪RED WAYスタジオ。
「ながい愛」。稲葉さんがギターを弾いています。ZO-3。
#9「銀の翼で翔べ」。「じゃあ… いいですよ、静かにしてますから」(笑)
大阪の良さを語ります。
「SKIN」。“体寄せあう”なんですね。
#8「ギリギリchop」。「今日はわくわくすんな〜。」。
稲葉さん、電話は誰と? イラスト上手!
MC「ギリギリchop」に隠された意味とは!?
April Los Angeles Recording
昔サポメンドラマーのデニー・フォンハイザーがRecording Co-ordinator。MR.BIGよりビリー・シーンパット・トーピー
英語が堪能なB'zのお二人。
「SHINE」。ビリーの運指はスゲーなー。
「イカせておくれ!」。
松本さん、スプーンを肌に付けてノイズを出さない工夫。
「SKIN」ギター入れ。松本さんの横にいる肉付きのいい方がハッカイさん。
「ギリギリchop」レコーディング。納得いくまでやり直します。
倉庫での「ギリギリchop」PV撮影。あ、背中に竜のタトゥーがない! 最後の爆発に笑い。
「流れゆく日々」。アルバムレコーディング完了です。
アルバム曲順を決めます。5通りくらい候補が。
撮影。ジャケ写を決定。
June Tokyo Live Rehearsal
そのままライヴリハーサルへ。セットリストを決めます。
「BAD COMMUNICATION」。無精ヒゲB'z。
「HOME」。始まり方のアレンジを。
「Calling」のエンディング。
June Sapporo Live Rehearsal
ステージセットの配置に注文をつける稲葉さん。「ドリフみたいになっちゃうじゃん!」
稲葉さんインタビュー。嫌な夢。
ここで流れるリフってタイトルあるんですかね?
6.30 Showcase “B'zepp” in Zepp Sapporo
「ながい愛」。ステージ上で気合入れ。
「ZERO」。ドリル。
July Live-Gym'99 “Brotherhood”
「銀の翼で翔べ」。フルヴァージョン! 後のリリースの「once upon a time in 横浜」とは別音源です。
各会場の映像。煙草を吸っているファービー。そんなのあったなぁ(笑)。
August Live-Gym'99 “Brotherhood” Intermission
ちっちゃいホールは音楽重視。「どこでもやれるバンドでいたいよね」
「Liar! Liar!」イントロ。「HOME」。
今年から始まったMEET&GREET。海外バンドがよくやってまして、「良いとこはどんどん取り入れていこう」
“ブラザー”。「自然に出てきた、言葉」。「Brotherhood」密かに別ヴァージョン。
8.28-29 Live-Gym'99 “Brotherhood” in Yokohama
B'zライヴ最大の収容人数、横浜国際総合競技場。B'zがこけら落としです。ステージセット設置。
リハーサル「SHINE」。この会場で初演奏。
ここで「once upon a time in 横浜」を見るのが正しい(笑)。「ギリギリchop」。
演出を決めます。28日の「遠くまで」。チェロが遅れて音が合わない。一度シッ、とさせても… イヤモニが怒りを…(ーー;) あっ背中に竜! 29日は成功! マイク無しで届く歌声!!
「GO FURTHER」。稲葉さんは移動。
大雨。「RUN」。
「みんなと、それから僕たちのことを歌った曲を聴いてください。」。「Brotherhood」。フルヴァージョン!
花火。エンディングSEは「夢のような日々」。ツアー本編終了。
September Live-Gym'99 “Brotherhood” -Extra-
追加公演。「イカせておくれ!」はエクストラから演奏されました。
カヴァーの「FREEWAY JAM」。「ZERO」。「銀の翼で翔べ」。「ながい愛」。
稚内MC。北へ北へと(笑)。
「JAP THE RIPPER」もエクストラから。一瞬聴こえる「さよならなんかは言わせない」は演奏されていませんが…
黒満「うお〜〜おおおお〜〜!!!」「じゃぁかましいわ!」。
「遠くまで」。京都では松本さん+増田さんヴァージョンで演奏されました。しかしなぜ黒瀬君が!(笑)
デビュー日「だからその手を離して」。Mixture styleの元になるものです。イントロのだららったー♪ 11年間間違え続けていた…! 「それはそれはまだ初々しい二人の少年が。」。さらに歌詞ド忘れ事件(笑)。
9.25 Live-Gym'99 “Brotherhood” -Extra- Finale in Kyoto
裸一貫、黒瀬蛙一「京都でついに服を着る…」。全員黒ずくめ仕様。「ぶっとく」は当時のB'z内流行語(笑)。
「RUN」の前のMCです。「来てない人に言っといて下さい。心配するなって!」。「Brotherhood」。
「レコーディングからツアーが終わるまでが一つの作品みたいな意識を持って。ホント全部を総称して“Brotherhood”という感じでしたね。」
「どこに行ってもパッとすごい音が出せるバンドみたいなものになりたいですよね。だからまだ楽しみはいっぱいあるんじゃないですかね。」
エンディングは「夢のような日々」。曲制作の様子。

最後の最後にイミシン映像。LIVE VIDEO WILL COME。実はこのシーンはDVDには収録されていません。



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