今週のコナン君(アニメ)

FILE.11
ピアノソナタ『月光』殺人事件



 11話 ピアノソナタ『月光』殺人事件 96/4/8

2003年9月22日再放送。
コナンスーパーイヤー特別版名探偵コナンスペシャル!
第1弾。


偉大なるゴッドゴーショー青山剛晶先生のコメント! しゃべってらっしゃるよ!

どうも 青山剛昌 です
今夜の「名探偵コナン」は数ある事件の中から僕がお薦めするベストセレクションをお送りします
この話はベートーヴェンの「月光」という曲がキーになる話でマンガだと聞こえなかった曲が
アニメになると ちゃんと流れるのでより ミステリアスな雰囲気を楽しんでいただけると思います
では 名探偵コナンスペシャルどうぞ ご覧下さい!!



というわけでゴールデンに再放送。映画じゃなくテレビスペシャルを、です。
放送したのは1996年4月8日。7年前ですか。
アニメが開始して11話目でスペシャル。
結構凄い事です。当時からのコナンの人気っぷりがうかがえますね。
原作でも解決編は必ず巻頭カラーというすさまじい現象が。
私は当時からちゃんと見てました。残してはいなかったので見るのはホントに久し振りです。
でもまあ、見たことないちびっ子も多いかもしれませんね。



主題歌は今の歌なのね。ちと残念。
まだビーイングの枠ではなかったのでハイロウズ「胸がドキドキ」。
エンディングの歌「STEP BY STEP」もはっきり覚えてますよ。アーティストは忘れましたが(笑)。
やっぱ最初なんで印象に残ってますね。その後の主題歌はぜんぜん覚えてませんけども。(^^;)



お話は7巻FILE.2から。

最初にサブタイトル表示。
コナン君の声が…かわいい。3頭身で丸顔なのもかわいいなぁ。



小五郎「世間じゃ花見だってのに…」
ゴールデンウィークではありませんでした。4月放映。


「あんな手紙のせいでよー…」
この場に手紙を持ち合わせてはいません。
おとといの回想シーンで読んでいます。ちょうど読み終えたのを見計らったかのようなベストタイミングで犯人から電話が。

「おい! 待て! 君! コラ! もしもーし!」
デスクの上に飛び上がって正座して……何を連打してるの?


「ねー、コナン君!」
コナン「うん!」
あーコナン君かわいい〜。(*´▽`*) 二人とも背負ってるバッグのストラップを握ってて登山家モード。(?
コナン君はお決まりの服。キャラクターを定着させるため、私服は着させてもらえなかったようです。


役場主任「あ、麻生圭二だとぉ〜!?」
リアクションでかすぎ(笑)。役場では静かにしましょう。


西本健が覗いてませんが、まぁここではいてもいなくてもいいのでオッケー。


「別になんともないよ。このピアノ…」
軽快に「ねこふんじゃった」を披露するコナン君。(!)


月光を聞いて部屋にかけつけるコナン君。
とことこ走る姿がかわい〜。(かわいいのはもう分かったって!)
ちゃんとスリッパ履いてます。急いでる割に律儀ね。(原作では靴のまま。)


令子「じゃー犯人はまだこの中にいるってこと?」
ここでCM。



川島英夫の後に成実先生がトイレに行ったという告白シーンがありません。
疑われるかもしれないのに自分から言う人はいないという心理を逆手に取ったシーンでしたが…

犯人は男の人であるという推理もありません。
これ大事なんじゃ……



「月光の!?」
コナン君のメガネが光る!(笑)


コナン&小五郎「誰だ!?」
窓からすっ転ぶ小五郎。素早く駆け出すコナン君。アクションシーンは今よりいいかも。
ここで注目すべきは悲鳴を上げない成実先生。



バンザイで眠るコナン君。うふ。
小五郎の膝の上ではありません。


譜面はダイイングメッセージという推理なし。



壁を叩いて。
「くそ… 誰が…誰が犯人なんだ!」
ここでCM。
うーん、原作の感情をむき出しにして怒るセリフが好きなんですが…



殴られて血の譜面の上に。
「えっえっえっ!?」
めっちゃ動きの早い動揺っぷりに爆笑。



「この#や♭に解くカギがあるのかなぁ…」
あ! 分かってんじゃん!
黒い鍵盤だってことは知らなかったらしい。


公民館。蘭姉ちゃんの悲鳴でCM。
丁度4話目が終わったところですね。


カットのため第3楽章は流れずじまい。せっかくアニメなのに…


白い粉。臭いを嗅いで識別。
むやみに舐めてはいけません(笑)。


平田和明「ジュース買ってきていいですか?」
タバコはダメー。


『間違いない! 犯人はあの人だ!』
5話目終了時点にてCM。


ストーリーのおさらいが入ります。

「成実先生あなたしかいないんですよ!!」
ここで提供紹介が…萎え〜。



成実先生(折笠 愛さん)の声聞くと思い出しますねぇ。ヒロキ君。(普通は逆なんですけどね。)


コナン君の絶対音感について。音痴という設定はまぁ、後付なのでね。
この辺りはコナンドリルを読みましょう。


エンディングは今のか。
って…誤植だし。(ーー;)



作監は須藤昌明さんに高谷浩利さん。
見てて違いがはっきり分かっちゃいますね。
須藤さん絵は結構良いです。この頃はカクカクしてませんでしたし。

セル塗りは綺麗では無いかもしれませんが、目にきつくない。


構成、絵コンテはこだま監督(と風原朽さん)なので映画並みのクオリティv

テンポはいいですね。説明調の無駄なセリフは省かれてますし。ややドタバタした感もありますが。
それとキャラがややオーバーリアクションなのが気になりますが。




成実先生はコナン君が唯一自殺させてしまった犯人。
この事件はコナン君にとって心の傷であり、

16巻FILE.3。
「犯人を推理で追い詰めて、みすみす自殺させちまう探偵は… 殺人者とかわんねーよ…」

というポリシーを持たすことになりました。

当時K田一少年への宣戦布告だと言われましたね。(爆


月影島事件は初期の傑作の一つですねv



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